ビジネス実用

池上彰『考える力がつく本』|絶対身につく力

こんにちは。あさよるです。わたしは社会人学生もやっているので、今は試験前で実は結構あたふたしています。

そうやって「自分は勉強している」と思っていたけれど、池上彰さんの『考える力がつく本』を読んで、他人の話をただ聞くだけ&読むだけでは、自分で考えたことにはならないと改めて指摘され滝汗。インプットするだけではなく、インプットした情報をもとに自分の結論(アウトプット)を導き出さないといけない。小中高と学校の勉強はインプットが上手い人がペーパーテストでは高得点が取れる。もちろんインプットあってこそ、アウトプットができるんだけど、ただただ知識を仕入れて終わりにしてはいけないと、ガツンとやられた気分。

メディアに触れ、考える

池上彰さんが「考える力」を身に着けるための習慣を紹介する。池上さんは新聞記者から「どうしてそんなにニュースに詳しいのか」と尋ねられ「新聞を読んでいるからだ」と答えて苦笑いされた経験に触れられている。池上彰さんも、なんでも天才的頭脳でひらめいているのではなく、実直に新聞を読み、本を読み、勉強し、ネットで情報収集し……と、地道な習慣があってこそなのだ。

「知っている」と思っていても、実はよくわかっていないことがある。例として、「ニコニコ動画を田舎のおばあちゃんに説明できるか?」と挙げられている。よくよく知っていてわかっているハズのことも、いざ人に説明しようとすると要領を得ていないと気づくことがある。池上彰さんの場合、それがNHKの「週刊こどもニュース」だったそうだ。子どもたちにニュースを紹介しないといけない。そのためには、新聞やテレビのニュースでは割愛されている情報や経緯までしっかり説明する必要がある。「自分は知らないことばかりだ」と自覚することが、謙虚に知識を身につける近道なのかもしれない。

本書では、考える力をつけるための方法が、巧みなたとえ話を交えながら説明される。さすが池上彰さん。図解、新聞、雑誌、ネット、テレビ、人の話の聞き方、本の読み方。どれもわたしたちが身近に触れている媒体だけど、同じ情報に触れていても、そこから得る情報量は人によって違うようだ。

わかった気分……にならないように

人に何かを説明するとき、たとえ話を用いることがある。池上彰さんもたとえ話の名人だ。だけど、「たとえ話を聞いて理解した気になってはいけない」と気づいた。たとえ話はあくまで知識の入り口を提供するものだ。たとえを聞いてわかった気になっていても、本当のところをわかっていなければ意味がない。自分がたとえ話を用いる時も、あくまでそれは手段であることを忘れてはいけないと思った。

また、本を読むことが、イコールで考える力を身に着けることではないと、本書では指摘されている。本に書かれているのは、あくまでも人が考えて、人が書いた文章だ。本を読むだけでは、自分で考える力がつかない。知識を得ることは大事だけど、そこで得た知識から、自分の頭の中で自分の考えを持つ必要を知った。

コツコツいこう

池上彰さんくらいすごい人は、「絶対普通じゃないやり方」ですごい人になっていて欲しいものだけど、本書では残念ながら誰もができる、普通な方法が紹介されている。池上さんも、わたしたちと同じようにテレビでニュースを見て、ネットで情報に触れて、新聞を読んでいるのだ。

新聞の切り抜きをしなさいと、学校で先生に言われたことは何度かあったけど、長続きしたことはなかった。池上さんは今でも新聞のスクラップをしてるそうだ。切り抜いた記事をA4用紙に張り付けて、クリアファイルに入れて分類されているらしい。

「地道にやるしかないんだなぁ」とやや遠い目。あと、よくわかってない話を、わかったような気分になっている傲慢な自分に気づいて、チクチクする(;^ω^)

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『鬼速PDCA』|自信がつく・やる気が出る・趣味もはかどる

こんにちは。あさよるです。『鬼速PDCA』は書店でめっちゃ平積みされてますね。 『鬼速PDCA』は書店でめっちゃ平積みされてますね。 話題本は追いかけるっきゃない精神でやっております<(_ _)>

PDCAサイクルを猛スピードで回すという、それだけの本だけど、話がシンプルだから話題になってるんじゃなかろうか。新人や学生にも向いているし、チームを動かす側の人にも使える。かなり幅広い層に役立つ内容だ。

問題を抱え込まない

PDCAサイクルはご存知のように、PLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(検証)、ACTION(改善)の頭文字で、 P→D→C→A→P→D→C→A→P…と、グルグルと四つの手順を回してゆきながら、プロジェクトを進めてゆく。『鬼速PDCA』では、AはACTIONではなく、ADJUST(調整)が割り振られている。

「鬼速」というのは、PDCAサイクルをとても早く回してゆくことだ。著者の会社では、会議が週に1回ではなく、週に2回あるそうだ。そうすれば、社員が問題と出会っても、翌週まで持ち越さずに早く対応できる。これは、社員が問題を抱え込んだまま困り果ててしまう予防になる。だから、会議で問題を発表することがネガティブな評価に繋がってはいけない。むしろ、たくさん問題を見つけられることを評価するような環境づくりも大切だ。

『鬼速PDCA』は新人が読むことも前提とされており、初級者編から話は始まる。学生にも役立つだろう。多くの人が読んで、自分の業務や学習に当てはめられる。

自信・やる気に

PDCAのうち、PとDはやっても、C(検証)をしない人が多い。振り返りをせずに、やりっ放しで放置してしまうのだ。

検証するとき、できなかったこと、ダメだったことばかり挙げる人もいる。もちろん、マイナス点も冷静に受け止めなければならないけれども、うまくできたことや、よかったことも、同じように検証しないといけない。それは自分の自信になり、やる気につながる。

鬼速でPDCAは、問題を抱え込まず、どんどん計画→実行→検証→調整→計画…と回してゆくから、やればやるほど自信になり、やる気がでる。だから鬼速でやるのだ。

長い目で考える

PDCAサイクルが身につくと、大きなPDCA、小さなPDCAと、複数のPDCAサイクルを持てるようになる。それは中長期的な目標を持つことに繋がる。どうしても日々の業務に忙殺されていると、目の前の仕事でいっぱいになってしまって、中長期的な目標を考えられない。長い目で見ると役立つことであっても、それすら考えられなくなるのだ。例として、ブラインドタッチで高速タイプできるようになれば、一生能率が上がるのに、その訓練をする人は意外に少ないらしい。

大人も子どももPDCA

PDCAサイクルを鬼速で回したい人は、仕事人間だけではなく、趣味の多い人も同じだろう。むしろ、多趣味な人は多忙だから、タスクはさっさと終わらせて、次から次にやりたいことをやってゆく方がいい。

そう、PDCAサイクルは「仕事に使うもの」「管理職が使うもの」ではないのだ。プライベートを最大限充実させたい人にも鬼速PDCAはあてはまる。子どもも大人も関係ない。つまり、すべての人が持っていてもソンしない習慣だ。

みんなが知ってるようなことだからこそ、実直にやるかやらないかで、差が出ちゃうところなのかなぁなんて。わたしも趣味の計画を立てようかしら。

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『捨てる。』|物、人、過去…断捨離で今に集中する

こんにちは。年が明けても片づけが済んでいない あさよるです。一応、部屋はキレイにして新年を迎えたんですが、ダラダラと正月を過ごしていると、すぐに元の混沌に戻ってしまった。片づけはライフワークね。

片づけの「断捨離」という言葉はもう定着してしまってるけど、本来の意味を失って独り歩きしている感の強い言葉だ。今回読んだ『捨てる。』は「断捨離」という新しい概念を世に広めた、やましたひでこさんの著書で、改めて「断捨離」の意味が説明される。単にモノを捨てたり、部屋を片かたづける言葉ではなく、もっと大きな視点での言葉だった。

ちなみに、「断捨離」という言葉を広めた『新・片づけ術「断捨離」』という本がオリジナルのようなんだけど、これは公演の様子を書籍化したものなので、読み物としては今回の『捨てる。』の方が読みやすいし、わかりやすいと思う。

「片づけ」の話は壮大だ

ベストセラーになった「こんまりさん」こと近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』では、「これからの自分の姿」を想像することから片づけが始まる。過去の惰性の未来ではなく、理想の未来を思い描く。この一番最初のステップが、こんまり流片づけの大事なところだろう。片づけを通してセルフコーチングをしながら、あるべき状態へ近づいてゆく。だから、今の仕事にときめかないのであれば、転職のための用意を始めるし、収入を増やしたり、職場環境を変える。だから「人生がときめく」なのだ。

「片づけ」というのはどうやら、単に散らかっている物を棚や箱の中にしまうことではなく、もっと重大なものらしい。「断捨離」はすっかり「片づける」「物を処分する」という意味で日常で使う普通の言葉になってしまっているが、そもそもは片づけの哲学を表した言葉として広まった。

元々「断捨離」はヨガの哲学から着想を得て、やましたひでこさんが考案した考え方だ。

「断」とは、「決断」の「断」です。
「捨」とは、不要・不適・不快なモノを手放すこと。
「離」とは、「断」と「捨」を日々繰り返すことで至る境地、すなわち自在です。

やましたひでこ『捨てる。』(2018年)p.22

片づけができていない状態は、決断ができず、自分以外のなにかに支配されている状態だ。それは、過去に自分が買い集めてため込んだ「モノ」であったり、人間関係であったり、仕事であったり、生活習慣であったりする。だから「断捨離する」ことは、自分で決断をして、自分で選択をすることだ。だから、実は「断捨離」は家の中のことだけじゃなく、仕事や外の世界でも役に立つ。

家の中をきれいにする本だと思って本書『捨てる。』を手に取ると、内容が全然違っているだろう。

先延ばししない

断捨離の〈「断」は決断の「断」〉である以上、断捨離はとてもエネルギーが必要だ。人間の脳は決断をしたがらずに、なるべく決断をしなくて済むよう働いてしまうらしい。これは脳のクセみたいだから、意識して「決断」を選択しないと、ズルズルと過去と同じ行動をし続けてしまう。「断」「捨」「離」と3つのステップはとても大事だろう。

わたしたちは、「もったいない」とか「まだ使える」とか「気が引ける」とか、なにかと理由をつけてものを手放すことから逃れたくなってしまう。モノだけではなく、人間関係や仕事も同じだ。本当は離れた方がよいことが分かっていても、決断するのがしんどいから、先延ばしにしておきたい。

だけど、今目の前のことに集中するためには、過去のしがらみを整理しておかないと、なにもできない。わたしの経験だと、プロの仕事をする人たちの仕事場や机の上は、みな見事に片づいていた。片づけを徹底することは、仕事のための道具を大切にすることでもある。

そんなことを言いながら、わたしの机の上はいつも散らかっていて、今使わないものも出しっぱなしだ(;^ω^) ということで、わたしの片づけも今後も続くのであった。まだ、自分のあるべき状態に到達していないし、まだイメージが膨らみ切れてもいない

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『「お金に強い女」になれる本』|自分の価値は自分で決める

『「お金に強い女」になれる本』

こんにちは。あさよるです。年末はなにかと出費がかさむ時期で、「大丈夫かなぁ」とちょっぴり不安にもなる(;^ω^)

わたしはお金と縁のない人生を送ってきた。これからもずっと縁がなのかもしれない……。ずっとお金がないのは同じだけれども、面白いことに、その時々で「自分は幸せだ」「わたしは豊かだ」と思っていた頃もあったし、「わたしは貧しい」「みじめだ」と思っていた頃もあった。生活水準も、貯蓄額も、収入も大して変わらなくても、豊かにも貧しくもあった。

お金に振り回される人生…

みじめに感じていた時は、自分以外の「何か」に振り回されているときだった。それは「欲しいものが手に入らない」ことでもあったし、まともな食事を用意できる時間と余裕がなくてジャンクフードに偏っているときもそうだった。毎日、炭水化物を脂質でコーティングして化学調味料で味付けされた「やめられない食べ物」は、本当にやめられなくて泣ける。そういうときは決まって「みんなと同じようにしたいのに、できない」と思いつめてしまって、つらい。

「自分以外の価値観で、自分の価値を決める」というのは、これは本当に擦り減ってゆく。精神面や肉体的にももちろんだけれども、お金がいくらあっても足りない。Facebookに写真をアップロードするために旅行をしたり、いつもお土産をもらうお礼を買うためにテーマパークへ行くのは大変だ。誘われるがままに外食を繰り返したり、みんなが持っている流行のアイテムを手に入れたり、最新のiPhoneを買っても、本当はわたしは、持て余してしまっているのだ。自分が良いと思うものだけを選んで、自分の価値基準で生きられたら、どんな気分なんだろう。

「お金万能」に注意

「お金スゴイ」「お金万能」と信仰していると、お金に振り回される人生を送るそうだ。それは「自分よりもお金の方が価値がある」と信じることだ。お金が自分よりも価値が高いと妄信すると、お金をもらうために働かされることになる。

お金はとても大事だけれども、生きるための便利な道具だ。あくまで価値基準を決めるのは自分だし、お金よりも自分の方が価値がある。「自分が豊かに生きるために」そのために、お金が必要だ。間違っても「お金があると豊か」ではない。これは状態としては似ているけれども、因果が逆だ。

お金がなくても、好きなことをする

『「お金に強い女」になれる本』は、女性向けの自己啓発本だ。自分の価値基準を持っておらず、貯金ができない人がターゲットになっている。お金を貯められない人は、自分よりもお金の方が価値が高いと信じ、お金に振り回されている人だそうだ。

そういう人は「お金があれば好きなことができる」「お金があれば欲しいものが買える」「お金があれば幸せになれる」と信じている。だけど、そう考えている限りは、いくらお金があっても充足できない。だから、お金を全部使い切って、貯金が0でも、「まだ足りない」と感じてしまう。

お金がなくても、好きなことはできる。小さなことかもしれないけれども、自分の生活中でも、幸せな充実した時間を増やすことができる。そのためには、小さな自分の気持ちの変化を見つけて、少しでも良い時間を増やすことだ。

もっと突っ込んだ話では、「お金のために仕事をさせられている」よりも「好きな仕事をしてお金を稼ぐ」方が良い。「気の持ちよう」と言ってしまうとそれまでだけれども、正論なんだろう。

「させられる」はつらい

『「お金に強い女」になれる本』

どんなことでも「させられている」状況は退屈だ。わたしは多少苦しくても、つらくても、退屈からだけは逃れたい。といっても、別に劇的な「なにか」を必要をしているわけでもなくて、熱中できる仕事とか、自分の興味のあることを深く追求するようなことでいい。

退屈を紛らす手段は、お金を使って出かけたり、買い物をしたり、消費すること以外にもやりようがある。「お金万能」思考にハマってしまうのは、お金を使って「消費すること」が退屈を紛らすことだと信じているからなんだろう。

本書『「お金に強い女」になれる本』は、貯金がない女性向けのお金の本だけれども、書かれている内容は生き方を考えることであり、健康な状態を保つためのことだった。なにかに依存するのではなくて、自分の価値基準をもって、自分の意思で生きられると、きっといいんだろう。

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『電話応対はこわくない! 』|なんで電話応対するのか

こんにちは。電話を使わない あさよるです。一応、携帯電話を持っていますが、あまりにも使わなさすぎて、存在を忘れている(;^ω^) 充電するときにしか触ることもないし……ということで、今わたしは仕事ではパソコンで、文字でのやりとりしかしていなかったりする><

わたしは電話が苦手だ。自宅の電話も個人の携帯電話も、基本は取らない。用事がある人は留守電に録音してくれるだろうから、留守電を聞いてからかけ直す。とくに、電話帳にデータが登録されていない電話番号から電話がかかってきたときは、ネットで番号を検索してみる。検索すると、たいがい何の用件の電話がかかってきたか、他の人たちが書いてくれている。

なぜ電話に出るのか

社会人になった頃、「メールを送ったら、“今メールしました”と相手に電話しなさい」と教えられ、非常に混乱した。「今から電話していいか、メールで尋ねるんじゃなくて?」と確認を取り直していた。昭和生まれのわたしでも、電話の扱いには混乱していて、困っていたから、若い世代の人にとって「電話」はどのようなものなのだろうか。

本書内で「3コール以内に出る」とか「終話してから受話器を置く」とか書いてあって「そういえばそういうルールがあったなぁ」なんて思い出したけれども、今でも電話応対はそういうものなのだな。

本書『電話応対はこわくない!』では、「なぜ電話応対をするのか」とい話題から始まる。理由は3つ。

  • 新人が今すぐからできる仕事であること
  • 電話応対をすると会社内のことがわかること
  • ビジネスマナーが身につくこと

1つ目の「新人が今すぐできる仕事」というのは納得できるけれども、社外の人と直接接する業務だから、なんらかのガイダンスはあっても良いんじゃないかと思う。そして、『電話応対はこわくない!』はちょうどいいテキストになるだろう。

電話……やっぱり苦手だなぁ

これは超個人的な話なんだけども、わたしはFAXの使い方が未だによくわかっていなかったりする。うちにはFAXはなかったし、業務で使う機会もなかった。で、今回『電話応対はこわくない!』を読んでいて、「内線を回す」というのも、なんかよくわからないまま使っていたことに気がついた。

それに、本書は電話の本だから、電話の受け答に特化しているけれども、仕事場のLINEグループに入らないといけない職場もあるようだし、悩ましいのは電話だけじゃないだろう。そういえば、わたしもmixiで仕事をしていた頃もあった。SNSも重要な連絡ツールになっている。

それにしても、やはり「電話」というのは、他とは違う苦手意識がある。事前に電話する予定があるなら大丈夫だけど、突然かかってくるのが苦手なんだろう。ほかの音声通話ができるサービスでは、事前にメッセージでやり取りするもんね。

ということで、わたしはサッパリもう、電話とは縁がなくなってしまっていることを痛感しつつ、これから電話を扱う人、しばらく電話から遠のいていた人も、電話応対について知りたいなら『電話応対はこわくない!』は、良いんじゃないでしょうか。

ケース別で、実際に使える用例がたくさん収録されていてありがたい><

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『「早起き」の技術』|タイムスケジュールはできてるか

こんにちは。あさよるです。日が短くなる今の季節、苦手です……>< だって、時間があっと言う間に過ぎてしまうようで、夕方3時過ぎには「ああ、もう一日が終わってしまう……」としゅんとしてしまう。

学生時代は、まだあたり真っ暗で星が輝く中、家を出なくちゃいけなかったのも、なんとなく寂しかったなぁ。そう思うと、夏場の日の長さって、無敵感あるよね。なんでもできるような気持ちになる。陽の光は、思った以上に自分のコンディションやモチベーションに直結しているのかもしれない。

最近の悩みの種が「早起き」できないこと。お布団の中が気持ちよすぎて、三度寝、四度寝どころじゃない。だから、自ずと就寝時間も1時間、2時間と深夜にズレこんでゆく……今の時期、毎年これはヤバイと焦るんですが、全然対応できてない(;^ω^)

自信や自己肯定感がないなら、早起きすれば?

朝食を食べる児童は成績がいいらしい。朝食を毎日とる人は過労になりにくいとか、朝食を一緒に食べる夫婦は妻の満足度が高いとか、そんな感じの統計を見たことがある。……これは、栄養学的な話というよりは、「生活習慣」の話だと考える方が良さそうだ。毎日寝坊する人よりも、時間の余裕をもって朝起きる人の方が、成績が良く、過労になりにくく、満足度が高いという、ごもっともな話なだけじゃないかと思う。

(ちなみに、朝食は朝からガッツリ食べられる人は食べればいいけれども、お腹の弱い人とか、食欲がない人は別にヨーグルトとか、水だけでもいいんじゃない?って書いてある本が多かった。朝、消化器が動いてないと、食べられないしね。わたしは朝からトンカツでもカレーや焼き肉でもガッツリ食べられるタイプ)

「早起き」とは積極的に一日を始めること

遅刻しないための時間を逆算して、ギリギリに起床するのは、消極的な起床の動機だと『「早起き」の技術』で紹介されており、なるほど納得した。自分がその時間に起きたいわけじゃない。この本では、「自分に起きたい時間に起きる」ための習慣づくりが本題だ。だから別に、ギリギリまで寝てたい人は、この本に書いてある通りにしなくてもいい。

だけど、なんとなく早起きできないことにネガティブな感じがするなら、それを払拭する意味でも、早起き習慣に移行しちゃうのがいいのかもしれない。わたしも、一時期は早寝早起き習慣が身に付きつつあったのに、いつの間にか完全になくなった。早起きして、朝の太陽の光で掃除や勉強をするとはかどる。西日や照明の光では、色味が見えにくいから、なんとなくやる気も出ない><

だけど、早起きには利点がある。朝の時間帯は脳がまだ疲れていないから、仕事の能率もいいそうだし、なにより爽やかだ。就業時間中に集中して仕事は終わらせて、さっさと帰宅する方が私生活も充実しやすいだろう。また、朝バタバタと慌ただしく家を飛び出すと、忘れ物があったり、身だしなみが整っていなかったり、準備不足な状態で出社する割合が高まるだろうから、それが自己評価の低下を招いている人もいるそう。

「早起きをする」とは、「前の晩に明日の用意をして早く寝る」という習慣でもある。

時間に追われて生活するのか、能動的に時間を使うのか、の違いに繋がるのかも。

「なんのために早起きするのか」が大事

落ち着いて朝の時間を過ごすためには、朝早起きをしないといけない。早起きするためには、前の晩、早く寝る必要がある。そのためには、仕事は日中に片づけてしまう。もし今、寝坊さんなんだったら、「毎日早起きする」ためだけでも、仕事や生活スタイルそのものをガラッと変える必要がある。

だから朝寝坊さんが「早起き」の習慣を身につけるのは、結構大がかりなプロジェクトになってしまう。成功させるためには「なんのために早起きしたいのか」という動機が大切だ。

朝からジョギングをしたいとか、シャワーを浴びて出社したいとか(お風呂に入って12時間経つと加齢臭が出てくるそうなので、朝のシャワーは臭いの対策になる。わたしもそろそろ気を付けたい…)、ゆったり本を読んだり、髪を巻いたり、みんなそれぞれにやりたいことがあるんじゃないかと思う。

理想の一日のタイムスケジュールを書き出してみることから始めるといいらしい。潜在的な「やりたいこと」が浮かび上がってくるんじゃないだろうか。それで、あんまり頑張って、最初から「5時起き!」とか無茶なことはしないw 起床時間というよりは、就寝時間を少しずつズラしてゆくことがコツみたいだ。

理想といえば……午前中に集中して仕事や勉強は済ませて、お昼までに掃除もしておきたい。午後は、ゆったり雑務でもしてすごして、日が暮れるころにはお風呂入って寝る準備してたいなぁ。

自分メモ……夜眠りやすい習慣

  • スマホは電源オフしてかばんに入れる
  • 静かな自然音やジャズなどの音楽を聴く
  • 暗い部屋にする
  • 寝る前の儀式をつくる
  • 寝る2時間前に38度の風呂に入る
  • 寝る3時間前には食事を済ませておく

入眠のコツは「とにかく体温を下げて、暗い部屋でリラックスすること」だそうだ。

振り返りこそ大事!

『「早起き」の技術』で得た良い知識は、「スケジュールを立てることよりも、振り返りの方が大事」ということ。夏休みの宿題の計画とかさ、完璧すぎる計画を立てるくせに一日たりとも実行しなかったわたしにとっては、耳が痛いと同時に、痛いほどよくわかる話でもあったw 計画を立てっぱなしじゃなくて、振り返りをしなきゃ、学べることも学べませんわね……ハイ。

この本でも、理想の時間割をつくり、少しずつ少しずつ入眠時間をズラしてゆき、一日の活動時間を動かしてゆくんだけど、今どれくらい何がどう進んでいるのか進捗状態を把握しないと、充実感もなければ、次の計画も立てようがないのだ。

時間は、ある

「忙しい忙しい」と言いながら、ホントに一分一秒まで多忙な人って、ごくごく限られた人で、多くの人は実は「忙しい気がしている」だけだったりする。もちろん、わたしもその中の一人だ。だけどね、ほんとに時間がないの。毎日、時間切れでできないことが山のようにあって、「今日もできなかった」「今日もできなかった」って毎日落ち込んだり、「わたしは○○だからできないんだ」「▲▲じゃなければできたのに」と自己肯定感まで地に落ちてゆく……。

「時間に追われる」とは、能動的に行動できていない状態で、別の何かに支配されている状態だと言われれば、その通りだと思う。だから、自分で積極的に予定を立てて、その通りに行動できれば、かなり状況は変わるのかもしれない! と、『「早起き」の技術』は結構、元気の出る本だった。

時間がなくて、忙しくて、自分のやりたいことができない、なにかを我慢して我慢して生きているなら、それを打破する一つの考え方として『「早起き」の技術』は良いと思う。もちろんこの本は「早起き」をテーマにしているけれども、実際に語られていることは、「時間を能動的に使う意義」と「その方法」だ。

今、日没がいちばん早い時期で、あっという間に夜になる。この焦りは精神的にもジワジワっと負担になってる。状況改善するために、まずは「なにがしたいのか」「理想の一日」をノートに書いてみます……<(_ _)>

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堀江貴文『逆転の仕事論』|「成功者はと自分は同じ」は安心?

こんにちは。あさよるです。堀江貴文さんの本を読んだ。ホリエモンといえば、堀江さんが逮捕されたころだったか、裁判中だったかに、堀江さんの本を数冊読んだことがあった。そのとき、「堀江さんみたいな特別な人だからそう言えるんだ」「普通の人はそんなこととできない」と反発した記憶がある。確かあの時読んだのは、『君がオヤジになる前に』だったかな。当時わたしも学生だったから世間知らずだったし、なんだかよくわからない無力感でいっぱいだった。というか、まだ子ども時代の全能感みたいのを持っていながら、だけど社会はそれを受け入れないギャップに苛立ち続けていた頃だったかもしれない。

だから、堀江さんのいう「行動せよ」という言葉に、素直にノレなかった。「行動したくてもできない人だっているんだ」と怒りながら、今思えば、その実は「なにも行動してなかった」というのが正確なように思う。言われたくないことを言われたから、「そりゃそうだな」と思えるまで少し時間がかかった。

君がオヤジになる前に

それ以来、堀江さんん本はときどき読んでいる。最近は、書いてあることが素直に読めるようになった。以前は、もっと穿った読み方をしていたように思う。というか、書いていないことを勝手に読み取っていた気がする。それはヤバイ。今日、久々に堀江さんの本を読んで、自分の心境ん変化にも驚いた。

成功者に共通点があるならば…

社会の中で成功した人が「自分とは違う」と思って安心する人と、「自分と同じだ」と思って安心する人がいるんじゃないかと思う。それは「どうせやってもムダだろう」と諦めを肯定したい人と、「いつか上手くいくかもしれない」という期待を肯定したい人の違いかも。

そもそも、どういう状態を「成功例」とするのか、その定義によっても話が違ってくる。使い切れないほどのお金が預金口座に入ってることなのか、大アタリもないけれども大ハズレもない堅実な道を選ぶのか。生きてられたそれだけでいいのか、好きな人と一緒に入れたら幸せなのか。などなど、バリエーションはくらでもある。

ただ、どんな道を選ぶにしても、自分の意志で選択して決断し続けて生きることには変わらない。目先のことだけ考えるなら、他人に意思決定を任せることは責任逃れになりうるのかもしれないけれども、何十年と遠い未来まで自分の身の振り方を保証してくれるものはない。だからやっぱり、自分で決断し続けるしかないよね、という。そのための感度とか、反射神経みたいなものを、鈍らせずに維持し続ける心がけも必要だ。

んで『逆転の仕事論』は、自分で決断し続けた人の中で、今のところ成功している人の記録だ。著者の堀江貴文さんと親交のある方の聞き書きが中心だ。「今のところ成功している人」というのは、別にいじわるな言い方をしてるんじゃない。ここで取り上げられている人たちの経歴はてんでバラバラなんだけれども、共通点があるとすれば「失敗もしている」ということと「みんな普通の人だった」ということくらいじゃないかな。

それって「わたしと同じ」なのね。

自分のやりたいようにやるなら

この本に登場する人、武田双雲さん、佐渡島庸平さん、増田セバスチャンさん、ロンブー田村淳さん、HIKAKINさん、小田吉男さん、小橋賢児さん、岡田斗司夫さんの8人は「自分でやりたいようにやっている人」だ。だから「成功する」ということはきっと、やりたいようにやっている最中、それが社会的に認められたり、お金がもうかったり、多くの人が「ステキね」なんて思う状態のときに、使われる言葉なんだろう。

今は成功していてもこれから失敗するかもしれないし、今失敗してもこれから成功するかもしれないし、それはその時々で変化し続けるものなんだろうと思う。

そして『逆転の仕事論』で取り上げられている8人の方々は、それに自覚的で、失敗の体験も、成功の体験も、どちらの経験も語っている。ひきこもり経験をした人もおれば、一つのことに熱中するあまりそれ以外で大ミスばかり繰り返す人もいるし、社会の中で生きることに違和感を持っている人もいる。みんな何かしら「上手くいかない」ことを自覚しているのが印象的。

「やりにくい」に注目したら

で、「自分でやりたいようにやっている人」って、反対に言えば「みんなと同じことをしない」あるいは「みんなと同じことができない」とも言える。みんなと同じ道を行けないから、消極的に自分の道を行かざるを得なかった。不遇の時代があって、その中で「自分のワクワクすること」をやっているうちに、芽が出て成功につながった。

社会の中で「居心地が悪いなぁ」「うまくいかないなぁ」と感じるなら、その部分が自分が社会と折り合いのついていない部分……言い方を変えると、それが個性や特性なんだろう。

もし、自分が大アタリを狙うならば、型にはまり切らない部分を特化させてゆくことなんじゃないだろうか。それは、大失敗の可能性もある。ひょっとすると、それを実行すると法に触れてしまう人もいるんだろう。『逆転の仕事術』で紹介されている8名は、そういう意味で、失敗はしても法に触れるようなものではなかった「運」を持っていた人だ。

逆に言えば「運がいい」というのは、その程度のことなのかもしれない。

成功術はみんなちがう

『逆転の仕事術』でもうひとつ印象的なのが、成功を収めるまでのサクセスストーリーが8人が8人とも違っていることだ。諦めずに粘り強く頑張ったから成功につながった人もいれば、見切りをつけて新たなチャレンジが成功した人もいるし、そもそも人と同じことをする気がない人もおれば、社会になじめず引きこもりを経験した人もいる。

共通していることは、「失敗もしている」ことを「自分のやりたいようにやった」ということくらい。

成功者が、自分の成功までの軌跡を語る本は数多あるけれど、成功への「道筋」そのものをマネしてもしかたがない。それよりも「失敗もする」ということと、「それでもやり切った」ことに注目すべきなのかも。

どうせやるなら、どうするか

手堅く行くのも悪くないけれども、ただ何十年もの先まで誰も保証してくれるわけではないから、やっぱり自分で選択と決断はし続けなくちゃならない。それは、自分の道を行くのも同じ。

社会との折り合いのつかなさをいなしながら行くのか、かわりに自分のやりたいことをやりながら行くのか、それだけの違いと言えばそうなのかも。

ただ、成功者たちとわたしは、そんなに大きくは変わらないみたい。「成功者は特別じゃない」ということは、自分にとって良い話なんだろうか、それとも嫌な話なんだろうか。

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堀江貴文さんの本

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『一流の気くばり力』|尊敬しあえる人間関係の中で仕事をする

『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』挿絵イラスト

こんにちは。あさよるです。若いころは素直で真面目でニコッとしてるだけで済んでいましたが、年齢を家朝寝ると人から求められるものも変わるし、より高い能力を持っていて当然になってくるから大変です。「今までのままじゃいかんのだ」と思っているのですが、具体的に何をしていいのかわからない最中なのです。今回は『一流の気くばり力』という本を手に取ってみました。

あさよるは若い頃は引きが強いというか、なんかよくわかならい自信があったんですが、最近はめっきり弱気になっています(苦笑)。自信がないから、できることもできなくなっている気がして、こりゃヤバイなぁとも思っています。

『入り中の気くばり力』では、コミュニケーションを通じて人に認められ、信頼され、尊重されるために必要な力が紹介されています。どれも一朝一夕で見につくことではありませんが、「大人というのはこいういうことか……(゚A゚;)ゴクリ」と息をのんでおります。

気くばり力は、尊重される力

『一流の気くばり力』では仕事でも私生活でも役立つコミュニケーション術を指南する内容です。自分の意思を上手く伝えられなかったり、なにかと誤解されがちな人にぴったりです。一流の気くばり力とは、「相手から尊重される力」でもあります。人間関係の中で、自分という人が存在感を持ち、人格ある人間として尊重されるための方法です。

本書で語られる「気くばり力」は、独りよがりで自己満足な「気くばり」ではなく、相手に自分の好意や配慮が伝わり、双方向なコミュニケーションとしての気くばりです。コツコツとひたむきな心掛けや、地味な仕事に取り組んでいる様子だって、見ている人は見ているもので、意外と目立たないことまで気が利いていることが他人から評価されたりします。

気くばりって相手をもてなすためにするものですから、伝わってこそなんですよね。どんなに心の中で「我慢してやってるのに」「気を利かせてやったのに」と思っていても、相手が「大事にされてるな」「配慮してくれたんだな」と伝わっていないと、コミュニケーションとして成立しません。

本書では気くばりの要素を5つに分けて紹介されています。

「俯瞰する」
「共感する」
「論理を通す」
「サービス精神を持つ」
「尊重する」

p.7

俯瞰する

「俯瞰する」とは、一歩先のことまで考えて行動することです。「報連相」をするときに「○○さんに連絡しました」とあったことだけ伝えても、相手は「で?」って話です。もう一歩踏みこんで、実際にあったことプラス、どんな感じだったのか、これからどうするのかをあわせて伝えます。相手はそれが聞きたいんですから。報連相の要素として①現状、②見通し、③対処と3要素が大事です。俯瞰とは、一段高い位置から見下ろして、相手の聞きたいこと・知りたいことを把握して、それを伝えることです。

共感する

『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』挿絵イラスト

「共感する」とは、相手の主張を「受け止めましたよ」と伝えることで安心させ、信頼してもらえる力です。「礼儀正しい人」「気が利く人」「マメな人」と思われることも、共感して信頼してもらえるからこそです。人を良く観察し、相手の気持ちを汲み取る能力とでも言いましょうか。物腰の柔らかさや、話しやすさなんかも重要です。タイミングってのも大事です。ミスして落ち込んでいる人を励ましたり、次の提案をする時も、言葉やタイミングに配慮すべきです。

論理を通す

「論理を通す」とは感情に流されず冷静に物事に対応できる力です。仕事では、相手にわかりやすく説明する力や、冷静に周囲を俯瞰できると、安心して仕事を任してもらえ、信頼されます。感情にふりまわされないのは、すごい能力ですね。

サービス精神を持つ

「サービス精神を持つ」とは、その人がいるだけで場が華やぐムードメーカー的な人。誰からも好かれ、可愛がれ、どんな人とでも打ち解けられます。営業先、取引先でも気に入られる人は強いですね。話し上手で、誰に対しても(目上の人にも後輩にも)積極的に声を掛けられる人。

尊重する

「尊重する」とは、協調性が高く、相手の意思を尊重する人です。といっても、くれぐれも「我慢して合わせてやる」のではなく、自然と相手を尊重して、我慢強く聞く力があります。「あなたを大切に思っていますよ」という意思を相手に伝える力がある人。また謙虚な人です。

総合して「気くばり力」=尊重される人

これら5つの「俯瞰する」「共感する」「論理を通す」「サービス精神を持つ」「尊重する」の力の総合力が「気くばり力」です。気くばりができる人は、周囲の人から信頼され、可愛がられ、一目置かれ、結果的に「自分自身が尊重される」力とも言えますね。

気くばりの自身が持てる

正直「言うのは簡単やけどな」って感じですけどねw 本当に「気くばり」ができる人がいたら、その人は優秀で誰からも評価されていて当然だと思います。それがなかなかできないから困ったもんでして(;^ω^)

ただこうして、要素を抜き出して言語化してもらえると、多少は意識できるようになるのかもしれません。また「これは苦手だけど、これはできるかも」と得意と苦手もあるでしょう。

あさよるの場合はどうだろう……人から可愛がられることは多かったから「サービス精神を持つ」は多少あるのかもしれません。だけど「論理を通す」「尊重する」は全くないw

こう気くばりの要素で語られると、自分にも当てはめやすいから、反省もできるし、自信を持てる部分もあって良いですね。

一人よがりな気くばりは……

本書『一流の気くばり力』を読むと、独りよがりで自己満足な気配りはないということもわかります。「気が引けて言いたいことを言えないこと」や、「ただ我慢すること」は気くばりではありません。むしろそれって、逆に相手に気を使わせるタイプっすね……。

窮屈そうにしていたり、取ってつけたような行儀やマナーも、パッと見て相手に伝わると思うし、結局「普段からの心がけ」ということになるんでしょうか。ベタですけど。

あさよるはなぜか、「家でも股を閉じて座らねば」「一人で貧乏ゆすりしないように気を付けよう」と思いましたw いや、たぶんいつもの行動って、人前でも自分が思ってる以上にやっちゃってるんだろうなぁと。言葉遣いと金。ネットやLINEなんかで言葉遣い悪いと、ポロっと素が出てしまってるかもしれない……。気を付けよう><

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『読書という荒野』|いくら読んでも満たされない読書欲

こんにちは。読書の秋がはかどっていない あさよるです。バテバテだった真夏よりは読書に時間をさけるようになってるんですが、なんだか日々が慌ただしくて本が読めていません>< 食欲の秋だったり、スポーツの秋だったりと、忙しいですからね。夏の間延期していたことがどっと押し寄せてきた感じです。

さて、今日読んだのは見城徹さんの『読書という荒野』です。見城さんは幻冬舎の社長で、数々のヒット作をつくった編集者でもあられます。

この「荒野」という響き、先日図書で『オオカミと野生のイヌ』という写真集を読みまして、荒野で一匹オオカミがジロリとこちらを見ているようなイメージが湧きました(図書館ではもっぱら動植物の写真集や図鑑を見るのが好きです)。

オオカミと野生のイヌ

実際にはオオカミは家族で生活するそうで、「一匹狼」とは親離れしてまだパートナーと出会う前の若い個体だけだそうで……って、オオカミの説明はいいやw

『読書という荒野』の表紙も、見城さんがジロリとこっちを見ておられて、最初は「これは一体なんの本なんだ」とドギマギとしてしまいましたw

無我夢中に読書する

『読書という荒野』は、幻冬舎の社長・見城徹さんが本を読みまくり、編集する理由の一端に触れることができます。

見城徹さんは子どもの頃からいじめに遭い、劣等感にさいなまれていた頃から、高校に入り一転リーダー的存在になり、その後進学のため上京し、そして編集者として〈暴れまわる〉様子が綴られています。

子ども時代のいじめの経験は読んでいても胸が痛いのですが、「死んでもいい」と決心し、いじめっ子に対峙したことで運命が変わり始める様子は、大人になった あさよるにも思うところがありました。そこまで人を追い詰めちゃダメだし、そして追い詰められた人はなんとしても生き延びます。その経験が、編集者としてのスキルに繋がっておられるんですね。

高校生になって、いじめがなくなって反対に自分の言葉で自分の考えを述べられる生徒になってゆく様子も、あさよるもこうありたいと思いました。体面を気にしたり、その場の雰囲気に呑まれるのではなく、自分で考えて自分の言葉で表明する。これも編集という言葉を扱う職業に繋がっています。

そして、編集者としてのご経験は、その高揚感と熱狂が羨ましすぎると感じました。この感じ、あさよるは赤塚不二夫さんのエッセイなんかを思い出す……トキワ壮の思い出のような。とんでもなく高揚した時間を一瞬でも過ごした人の話って、いつも羨ましく思います。あさよるにはそんな時間がなかったなぁ。

赤塚不二夫120% (小学館文庫)

編集者は「言葉」で作家にアプローチし、本を作りますから、言葉はとても大切なものです。そこに説得力や力を持たせるためには、嘘を言ったり口先だけの話をしていてはいけません。「編集者」というのも、これも一つの生き方なのだなぁと知りました。

思い出、思い入れのある本がある

あさよるにはちょっぴり劣等感がありまして……それは「人生を変えた一冊」的な、思い出の本、思い入れのある本が特にないということです。もちろん、その時々にハマったり大好きだった本はありますが、あくまでマイブーム的な感じで、「今の自分を作った本」みたいなね、そんな存在がないのです。

だから実は、読書体験や、自分の特別な本について語る人というのは、憧れの存在です。

『読書という荒野』にもそういう特別な本、特別な読書体験が語られていて、しかもただ読者としてではなく著者・作者と同じ時間を過ごしながら本を作っているんですね。羨ましい&憧れのW!

見城さんは小中学校ではいじめられて、読書がある種の居場所としても機能していたよう。これもあさよるにはない経験だったり……あさよるは一体、今まで何を読んできたんだろうかと頭が痛くなってきます(;’∀’)

みなさんも、特別な本、思い入れのある本、読書が逃げ場だったり居場所だったり、ただの情報源、物語に触れる以上の働きを感じられたことがありますか?

全然足りない、満たされない読書を

心を落ち着かせるために本を読むという人もいるそうです。あさよるは逆で、本を読むと興奮するし、刺激を求めて読書がやめられません。『読書という荒野』を読んでいると、同じく「興奮」「刺激」を追い求めていると感じました。だからこそ「羨ましい」「憧れる」とも思いました。

「読書という荒野」という言葉もいいですね。豊潤で実りの多い感じよりも、「荒野」でむさぼるように読む方が、読書っぽい。そう、いくら読んでも読んでも満たされない。まだまだ欲しい、全然足りない。だから荒野の中で孤独にただ我を忘れて本を読みまくる。読書ってそんなイメージです。

『読書という荒野』の表紙の、乱雑に本を積み重ねた感じとか、わかるわかる~って感じじゃないでしょうか。もちろん、読書する人って年間千冊単位で読むそうですし、あさよるも全然足元に及ばないんですけどね(;’∀’)

本を読む高揚感、興奮、読んでも読んでも満たされない、もっともっと欲しい気分が溢れ出ている本だったし、読んでいるだけで自分の読書欲が刺激されまくる本でした。

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『奇跡のメモ術』|記憶、アイデア、モチベーションをメモで!

『奇跡のメモ術』挿絵イラスト

こんにちは。うっかり者の あさよるです。ぼんやりしているとケアレスミスを連発するタイプなので、何をするにも紙に手順を書き出してから行動しないと、ムダが多すぎて体がもちません。ということで、結構メモ魔ですから、メモ術、手帳術系の本もチェックしています。

今日読んだ『奇跡のメモ術』は、メモを使った記憶術やアイデアの出し方が簡潔に紹介されており、老若男女問わず役立ついい本だと思いました。コンパクトにまとまっているので、子どもの勉強を見ている親御さんにも良いと思います。

メモはこう使う!

「記憶力日本選手権」という大会があるそうで、本書『奇跡のメモ術』の著者の池田義博さんは5度、記憶力選手権で日本一になったそうです。検索すると大和郡山市のサイトがヒットするんだけども、この催しのことなんでしょうか。

面白そうです。著者の池田義博さんは学習塾を経営なさっている方で、塾の教材のアイデアを探していたとき、記憶術に出合ったと紹介されていました。だから本書は、子どもから大人まで幅広く、誰もが使える記憶術やアイデアの出し方が紹介されています。

本の厚さは薄めで、文体もとても読みやすく、内容も簡潔で、よい良い本だなぁと思いました。お子さんの勉強のアシスタントをしている親御さんなんかにも良いんじゃないかと思います。

本書では、大きく3つの話題が扱われています。

  • 記憶術
  • アイデア術
  • メモの効能

記憶術

メモを使った記憶術では、具体的にどのメモ帳やペンがいいかまで紹介されています。また、「記憶術」として、他のものと関連付けたり、似ている名前のものや連想するものと紐づけたり、空間の感覚を使って立体的に記憶を「収納」したりと、いろんな記憶術が紹介されています。

アイデアの出し方

アイデアの出し方は、記憶力ともつながっています。「アイデアは既存の要素と要素の組み合わせ」ですから、まずは頭の中に既存の要素が格納されていることが前提となっています。どんどん頭の中にあらゆる要素を詰め込んでいけるのが人間脳のすごいところです。

そして、ときどき「ひらめき」が起こります。それは既に頭の中に全く別の事柄としてあったものが、あるとき一つのものだと気づく瞬間です。その瞬間のために日々、記憶を詰め込み、アイデアを生むための土壌を耕しています。

また、どうしても「ひらめき」がやってこないときのための、アイデアの出し方も紹介されていました。自分メモ的にここにも書いておきます。

・Substitute(代用)……現状以外に代用できるものはないのか?
・Combine(結合)……他のものと結びつけられないか?
・Adapt(応用)……今あるものを応用できないか?
・Modify(修正)……これをどのように修正および変更できるか?
・Magnify(拡大)……規模を拡大したり、何かを加えたりできないか?
・Put to other uses(別の用途)……今のやり方を別の用途に使えないか?
・Eliminate(削除)……何かカットできるものはないか?
・Reverse(逆)……現状を逆にしたらどうなるか?
・Rearrange(再編成)……今のやり方をよくする再編の仕方はないか?

p.107-108

これらの頭文字をとって「SCAMPER」と呼びます。

メモの効能

最後は「メモの効能」です。メモは単に、その場で忘れないよう要件を控えるだけではなく、上手に使えば役に立ちます。頭の中でなんとなくモヤモヤと考えていることを書き出しましょう。

書き出すべきは「目標」です。目標を書き出したら、その目標に到達するために必要なステップも順番に書いてゆきます。漠然と「なにかしないと」と思っているだけではなく、メモすることで具体的な行動にしましょう。また、モチベーションを維持するためのツールとしてもメモを活用しましょう。目標に向けて記録を取り、自分の取り組みが数値化する方が、モチベーションになります。

例えばダイエット。なんとなく「痩せなきゃ」と思うだけではなく、ダイエットの計画を立てるのが大事ですね、ハイ……(反省)。

また、ネガティブな感情も、紙に書きだすと良いそうです。不安なことをグルグルと考え続けるよりも、書き出して視覚化した方が、不安の量が見た目でわかり、冷静になれるそう。

「かく」ことにも意味がある!

『奇跡のメモ術』挿絵イラスト

本書ではスマホやパソコンを使ったメモではなく、紙にペンというスタイルが紹介されています。それは「かく」という行為そのものにも着目されているからです。本書では「かく」「書く」「描く」「書」と4つの「かく」が取り上げられています。

まず「かく」。意志力には集中力が必要です。この集中力を鍛えるトレーニングとして、利き手と反対の手で「かく」をしてみるという方法が紹介されています。

次いで「描く」は感性を鍛えます。ここでは模写が勧められていました。ただし模写といっても、絵や写真を「上下逆さまにして模写」というもの。たしかに!見る方向を変えると、意外なほど自分が「なにも見ていなかった」と気づくものです。あさよるも絵を描くので、いつもと違った書き方をすると発見と驚きがあります。

「書く」では「プライベートライティング」が紹介されています。プライベートライティングとは、そのとき頭の中にあるものをただ紙にひたすら書いてゆくことです。決して書く手を止めず、文章の論理性なども気にせずただただ書く。この方法では、頭の中に浮かんでは消えてゆくアイデアを捕まえることと、アウトプット能力向上を期待します。

そして最後は「書」。これは書道の「書」です。言わずもがな、書は超集中して字を書きますよね。常に自分にすこし負荷がかかる程度の難易度にチャレンジしましょう。本書では4パーセントほど高い難易度と書かれていました。少し負荷がかかることでフロー状態を作りましょう。

記憶やひらめきはトレーニングできる

本書『奇跡のメモ術』を読んで改めてわかったのは、記憶力やひらめきはトレーニングすることで強化できるということです。歳を取ると「ダジャレ」を言いたくなりますが、あれは頭の中にたくさん言葉や概念がストックされていて、言葉と言葉を取り出して遊んでいるんですよね。だから、語彙の少ない子どもよりも、大人の方がダジャレ力は高い。ライターの先生も、朝から晩までダジャレのオンパレードで、こうやって頭の中で言葉をふにゃふにゃと常に扱っているんだなぁと感心したことがあります。

そのためにもまず、頭の中に知識を詰め込まれていないといけません。スカスカだと遊べないですからね。

記憶力は、大人よりも子どもの方が優れていると感じることがたくさんあります。スポンジのようとは正にそうで、目の前でグングン新しい知識を吸い込んでゆく子どもたちが羨ましく思えます。しかし、知識の量は大人の方が多くて当然ですから、いいアイデアを出せるのは大人の方が得意なんじゃないかと思います。

だから、大人と子どもの両方の特性を持っている人が最強です。子どもの記憶力と、大人のアイデア。最強!

そんで、その二つは、トレーニング次第で能力アップ&維持できるんですから、これは嬉しいことですね。

覚えられない……思い出せない……

あさよる自身、若い頃は一度見聞きしたことは全部記憶できたし、その知識をいつでも取り出せたんですが、30歳前後の頃から「覚えられない」「思い出せない」という事態に陥り、オロオロとしていました。自分にとっては「覚えられない」という事態が生まれて初めての経験ですから、ほんとにオロオロ。そして、過去に覚えていたはずのことが、サッパリ思い出せない。なんだか自分が来た道を忘れてしまって迷子になったような気持ちです。

最近はやっと「覚えられない」「思い出せない」モードに慣れ、「そういうもんだ」とあきらめの境地。

そして、10代20代の頃にやってきたことを、もう一度復習しなおして、自分の知識や歩いてきた道順を確認しなそうと思ってた矢先、出会ったのが本書『奇跡のメモ術』でした。先にも触れたとおり、簡潔で薄い本なんですが、とても励まされました。

あと、今思い出したんだけど、そもそもこのブログ自体が「10代20代の棚卸をする」という目的があって、過去に得た知識を復習し、アップデートかけるために「毎日本を読もう」と目標を置いたんだった。ものすごく初心を思い出しました(`・ω・´)b

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『脱!あがり症』|話し上手は準備と練習で

『脱!あがり症』挿絵イラスト

こんにちは。人前で話すのが苦手な あさよるです。「人前で話す」というのが、たくさんの人の前じゃなくて、家族とか友人とか近しい人との間でも疲れているときは「話したくない」と強く思ってしまいます(苦笑)。もともと言葉につっかえて喋りがちで、さらに疲れると呂律が回ってないのが自分でもわかるから「ああ、早くお布団に入りたい……」とそれで頭がいっぱいになります。……だからブログは性に合ってますねw

あがり症はトレーニングで克服できる!

本書『脱!あがり症』はそのタイトル通り、上がり症を個置く服する為のメソッドが紹介されたものです。上がり症も、トレーニングすれば大丈夫と紹介されています。人前に出るのが苦手だわぁという方も「きちんと準備すればなんとかなる」というのは藁にもすがる思いではないでしょうか。

本書『脱!あがり症』で紹介されるあがり症対策は、意外に思えました。度胸をつけたり、緊張をほぐすような訓練かと思いきや、違うんですね。話すべきことを、論理的に組み立て言語化する訓練が中心です。

つまり、「あがってしまう状況」って、頭の中で話すべき事柄が言語化されておらず、もちろんロジックとしても構築されていないので、わーっとグチャグチャになってる状態なんでしょう。だからパニックになってしまい、結果あがってしまう。

『脱!あがり症』では「話す」と「喋る」が別のこととして分けられて紹介されているのも印象的です。「喋る」は〈思いついた事柄〉に重点が置かれます。話すは〈内容〉に重点が置かれます。本書『脱!あがり症』では、「話す」ことのトレーニングです。

また、話すとは、ロジックを言語化することのみならず、表情やジェスチャーも重要な要素です。言語も非言語も含めて「話す」トレーニングをし、あがり症を克服します。

意外と「話すのが苦手」な人が多いのかも

あさよるのめっちゃ個人的な考えですが、人前で上手に話している人の中に、少なからず「話すのが苦手」な人が含まれているんじゃないかと思っています。あさよるの知人でも、人前で堂々といい声で、聞き取りやすいお話をする方がいます。だけどその方はご自身で「話すのが苦手」と仰います。話すのが苦手だから、何度も何度も話すべき内容を練り上げ、話す練習をし、その場に立っておられるのです。

話をすることを「苦手」な理由を持っている人は、それに備えて用意をするからこそ、パッと見ると「話し上手」に見えたりしていることも、意外と多いんじゃないんかなぁと思います。

もちろん、最初っから人前でも全然緊張もしなければベラベラと喋れる人もいるそうなので、羨ましい限りですが……。ただ、本書『脱!あがり症』的に言うと、人前で「喋る」ことと「話す」ことは別ですから、「話す」ためには準備と練習が必要なんでしょうね。

『脱!あがり症』挿絵イラスト

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『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』|お金の次、新しい価値

『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』挿絵イラスト

こんにちは。貯金の増えない あさよるです。毎日お小遣い帳をつけていても、気づけば予定よりお金が減っている! という繰り返しです(;´д`) ということで「お金」の話題は実はすごく気になってしまいます。『お金2.0』、読むしかないじゃないですか。

てな感じで読み始めた『お金2.0』では、「お金の次の価値」について考える内容でした。今はお金の力が絶大な、お金主義の社会です。だけど、今後到来する新しい時代は、お金以外にも、「感情」と「テクノロジー」というベクトルが強くなると予想されていました。というか、もしかしたらもう、わたしたちは「お金だけじゃない価値」を知らずに欲しているのかも。

単に「お金が欲しい」じゃなく、「価値が欲しいんだ」と再認識できたのも有意義ででした(`・ω・´)b

NEXTお金!新しい価値とは

『お金2.0』ではお金の次の価値、これまでの資本主義の次にやってくる価値基準について解説されるものです。「次にやってくる」と書きましたが、すでに我々は新しい価値に触れているのかもしれません。キーワードは「お金」「感情」「テクノロジー」。この3つの要素に引っ張られ、社会が動いてゆくというのです。

経済とは「欲望のネットワーク」と紹介されています。これまで、その経済もネットワークも中央集権型、つまり中央銀行や国が中心にありました。しかし、インターネットの普及は拡散型の社会をもたらしました。わたしたちは横につながりを持ち個々人同士が繋がり始めたのです。

また、経済のしくみを本書で自然界のしくみや、人間の脳の特徴を交えて紹介されているのが面白いと感じました。人間の脳は報酬があるときや、報酬が期待できるとき、「報酬系」という快楽物質が分泌されます。この快楽物質が分泌されることによって人間は報酬が期待できそうな事柄に偏った行動をとります。そして、その報酬系は飽きやすい。すぐに刺激に慣れてしまってより強い刺激を求めます。人間の行動にはクセがあるということですね。

3つのベクトル「お金」「感情」「テクノロジー」

本書で「未来の方向性を決める」と紹介されている「お金」「感情」「テクノロジー」の3要素の説明を少し。

現実はおおよそ3つの異なるベクトルが併存し相互に影響を及ぼしており、それらが未来の方向性も決めている(p.22)

1つの要素が未来を決定しているわけではなく、大きく3つの要素がお互いに影響力を持ちながら、未來の方向を作っているというものです。

「お金」(経済)が世界を動かしているのは言わずもがなでしょう。3つの中でもっとも強力な力だと紹介されています。

地球上のほぼすべての人は市場経済の影響力から逃れることができない(p.23)

と、改めて考えるととんでもないものですね。私たちは生きるためにお金を稼ぎ、人生の多くの時間をお金を稼ぐために使います。お金は生活に直結しています。学校で習わないのも「お金」の不思議なところ。

大学や大学院で経済や経営について教わることがあっても、「お金」の本質そのものには触れられていないような気がします。学問的な賢さが実社会での生活力に直結しないのは、バスケと野球のように、それらが別のルールで運営される競技だからである(p.23)

確かに、大学で経済や経営の専門的な勉強をしても、実際にお金持ちになるワケではありません。お金について知ることと、お金を実際に使いこなすことは「ルールが違う」というワケ(学校でお金について教えない・学ばないというのも、実際に必要な知識は「教えられない」ってこと?)。

3つのベクトルの2つ目は「感情」(共感、嫉妬、憎悪、愛情)。お金の次に影響力が強いとされています。お金の影響力を維持するためにも「感情」を無視してはいけないとされています。

3つめがテクノロジー。テクノロジーについて「99.9%の人は考えなくても問題ない」とされていますが、テクノロジーが実社会を大きく変えるきかっけになるのも事実です。

お金じゃ足りない!

本書『お金2.0』は、お金だけではない「新しい価値」について書かれたものです。わたしたちはお金の支配から逃れられない社会で生きているけれども、それと同時に「お金だけじゃ足りない」のが本当のところなんでしょう。誰もが働いてお給料をもらうだけだと不満で、激励や承認も望んでいます。

一部、自分の人気が収入と直結する職業の人を除けば、多くの人はSNSで「いいね」されても一円も儲かりません。だけど、SNSに投稿をやめられないし、「友達」の数が多ければ多いほど、なにか「価値」があるような気がします。他人から「素敵な人だ」と思われたい欲求って誰にでも多少はあるでしょう。

わたしたちを突き動かしている原動力の大きな要素はお金だけど、お金だけじゃなくて、共感や嫉妬や「素敵だと思われたい」「承認されたい」といった感情が大事。そして、現在はその感情の発露としてテクノロジーが大きく関わっています。多くの人にとって高価なスマホはなくても困らないものだろうと思いつつ、しかし一度スマホを用いて「つながり」を経験してしまえば元に戻れないのもわかります。

「価値主義」社会っていい世界なのかな

『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』挿絵イラスト

この「お金」「感情」「テクノロジー」の3つのベクトルによってもたらされる未来の方向性を「価値主義」と名付けられていました。お金主義ではなく、お金とそれ以外の要素が合わさった「価値」主義なのです。

お金主義の時代が終わり、新しい「価値主義」の時代が来るって、それっていいことなんでしょうか。本書『お金2.0』ではベーシックインカム(BI)の話題も扱われ、ベーシックインカム導入後は「お金のために働く」というベクトルが少し弱まり、相対的に「感情」「テクノロジー」の力が大きくなります。

価値主義では、「認められたい」「共感されたい」という感情を満たせられる力のある人にとってはいい世界かもしれませんが、みんながみんな上手にそれができるとも限らないでしょう。今は「生活のために働く」ことができますが、ベーシックインカム導入されると働くことに、今以上に「理由」が必要にるんじゃないのかなぁなんて考えると、今よりも面倒くさそうにも思います。だって今だって、働くことに「生活のため」以上の理由を求めている人はすでに多いのではないでしょうか。

ベーシックインカム導入後の「感情」の比重が大きくなった世界では、無料で「いいね」を集められている人はいいけれども、旅行や買い物、食事など、物やサービスをお金を払って買った結果「いいね」が集まっている人にとっては、今よりもお金が必要になるんじゃね? なんて考えると、よくわからなくなってきます(;’∀’) ただ、転んでも死なないってのは、チャレンジする人にはいいね。

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『実践・プレゼンテーションのセオリー』|虎の巻!必携!

こんにちは。あさよるです。このブログが始まってかれこれ丸3年(2015年7月スタート)です。当初から本を読んだ感想を書いているのですが、最初の頃はほんとにつらつらと思いついたまま自分メモ的に書いてただけだったのですが、なんかだんだん「本を紹介する」方へ移行しています。で、どうせなら、面白い本、良い本は「これいいいよ!」「オススメよ!」と伝えられるといいのかもなぁなんて、『プレゼンテーションのセオリー』を手に取りました。

あさよるは以前まで、プレゼン資料を頼まれて作成していたこともあったのですが、あさよる自身、人前で話したり、言葉で伝えること自体はとても苦手です>< ちょっとはマシにできるといいのになぁ~なんて思いました。

小さくて薄い本なのですが、だからこそ、ちょいちょい見返すために手元に置いておきたい本です(`・ω・´)b

必携!プレゼン虎の巻

『プレゼンテーションのセオリー』は、プレゼンのパワポ資料の作り方、話の持って言い方、立ち方、プレゼンにふさわしい振る舞いかたと、プレゼンにかかわるAtoZがコンパクトに紹介される本です。一冊持っておくと心強いでしょう。

プレゼンの失敗例と成功例がそれぞれ紹介されていて、「ああ、こういう話し方しちゃうかもな~」なんて苦笑いしてしまうようなものも(;’∀’) 「相手にどうしてほしいのか」「相手のために問題解決してあげる」「説得力を高める」と、プレゼンの基本から念押しされるので、必携しておくとよいのではないのでしょうか。

同著者の『実践・交渉のセオリー』『実践・プレッシャー管理のセオリー』に続いての第3弾だそうで、こちらもチェックしたいですね。

kindleならいつでも携帯できる

ちなみにこの本、紙の書籍版はB6サイズの薄い本なのですが、それでも常に持ち歩くにはかさばります。スマホのkindleに保存しておけばいつでも読めてよいと思われ(`・ω・́)ゝ

プレゼン攻略コンパクト版

本書のメッセージって、「プレゼンってパワポ資料をつくることじゃないよね?」って確認なんだろうと思います。パワポでカラフルな資料作って、立体的なグラフ載っけて、なんとなく「形になったような」気になってるのはただの自己満足。そうじゃなくって、相手に「伝える」そして「行動してもらう」ことが目的です。「行動してもらう」ための活動がプレゼンってことですね。

「伝える」「行動してもらう」ことに注目しながら、相手に分かりやすいように資料を作る〈目線〉。忘れがちなのかもしれません。そのための細かなコツが紹介されているので、あさよるも勉強になりました。「パワポ画面の左上に『今何の話をしているか』を明記する」というのは、ブログでも取り入れられないかな? と考え始めています。

また「もっとブログ記事も、プレゼンっぽく書いた方がいいのかな?」とか(そもそも論やなw)。

もっと言えば、別に仕事じゃなくても、ほんとは使える技術なんですよね。「伝える」「行動してもらう」って。あさよるは、家の中で「片づけて欲しい」「掃除してほしい」とイライラすることがあるのですが、単に以イライラをぶつけるだけじゃケンカになるだけだけど、有意義なプレゼンができれば解決するんかしら(苦笑)。

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『マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書』|華やかな一瞬のために

こんにちは。あさよるです。どっぷり読書の世界に浸りたいときもあれば、軽く一気に読み切れちゃう本が欲しい時もあります。今回読んだ『マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書』は後者で、軽く読めるけれども、自分の仕事(自分の取り組みを含む、広い意味の「仕事」)についてとても励まされるものでした。

仕事って、パッと気持ちいい、華やかな瞬間って一瞬で、地道にコツコツと地味な取り組みが大事なんだよな!なんて、自分の仕事を振り返って「これでよし」と確認するような感じ。

マッキンゼーでも地味で地道なことをしてる!

本書『マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書』は、「マッキンゼー」「問題解決」とタイトルに並んでいますが、中身は「入社1年目」つまり新入社員が社会人として働く上で知っておきたい心得が紹介されているものです。「マッキンゼー流」とありますが、どんな業界、どんな業種でも当てはまるような汎用性の高い内容です。つまり、具体的なノウハウや作業工程が書かれているものではなく、多くの人に広くあてはまる「働き方」ってところ。

本書『マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書』で注目すべきところは、マッキンゼーなんて華やかな職業に思えますが、とても地道に地味ぃ~なことをコツコツをしているということです。「1冊の大学ノートにノートを取ろう」とか「夜は早く寝て、早起きしよう」とか「クライアントの顧客に聞き込みをしよう」「現場で一緒に働いてみて、問題点を見つけよう」などなど、マッキンゼーでは意外にも泥臭く汗をかいて仕事をしていると紹介されています。

もし、今の自分の仕事が「なんかパッとしないなぁ」「もっと煌びやかな世界へ行きたかった……」と思っているのならば、本書を読めば「みんな仕事はあまり変わらないのかも」と感じます。華やかなイメージの仕事だって、人目に触れる部分はステキに見えても、地味ぃ~な段階があったりすものです。あさよるは元々デザイン畑出身なので、「デザイン」というと「カッコいい!」なんて言ってもらえることもありましたが、業務自体はすごく地道な作業だったりするし、繁忙期は自分もボロボロなまま出勤して仕事、なんてことも珍しくないし……(;’∀’)> あさよるの友人は花屋さんに勤めていて、「ステキな仕事だなぁ」と感じていますが、やっぱり「力仕事だし汚れるし……」という話を聞くし、あさよる的には「憧れの書店員」も結構ハードワークだと聞きます。ジュエリーを扱う仕事をしている人だって、宝石や貴金属は商売道具であって自分用ではないから…なんて話も聞いたことが……。

仕事ってどんな分野でも、華やかでカッコいい面と、地味で地道な面と、両面を持っているものなんでしょう。

読書習慣を死守せよ!ビジネス書の最初の一冊に

『マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書』は、「入社1年目」の人を読者対象にしていますから、「これからビジネス書や自己啓発本を読んでみたい」人へ向けた、最初の第一冊目と想定すると、なかなか読みやすいし、励まされるし、参考になるし、良い本だろうと思います。

学生時代、読書習慣があった人も、社会人になるとなかなか読書時間を取れなくて、読書から遠のく人も多いでしょう(あさよるも、社会人になってから30代に差し掛かるまでなかなか本が読めない時期が続きました)。そういうとき、フィクションの小説を読んで気分転換もいいですが、軽いビジネス書や自己啓発本の類をザッと読んで冊数を稼ぐのもアリだともいます。なにせ、読書って習慣のものですから、じっくり本を読む時間がなくても「本を手に取ってページをめくる」って習慣さえなくさず継続していれば、そのうち仕事も慣れてきたときに読書習慣に復帰できます(逆に、ブランクができると習慣を復活させるのはムズカシイ……あさよるの経験です(;’∀’)>)。

入社1年目の教科書から転職の話へ

本書『マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書』のおもしろいなぁと感じたところは、入社1年目の新入社員向けの本なのに、そこここで転職の話題が飛び出すことです。別に「転職の準備しなさいよ」とか「転職せよ」なんて言ってるわけじゃないんですが、ナチュラルに転職の話題が紛れ込んでるんですね~。

そもそも、本書の冒頭は、「マッキンゼーの社員は3~5年で会社を辞めて次のキャリアに進むらしい」という話題から始まるんだからw 別に「転職のススメ」ってワケじゃないけど、たぶん新卒採用された会社に定年まで務めると考えている人も少ないだろうし、いずれ「転職」というターンもやってくるだろうから、頭の隅にあればいいのかもね。

もちろん、本書で紹介されている問題解決法やフレームワークの考え方など、業務だけじゃなく、転職にも当てはまるだけど、婚活にも使えるよ、なんてガイドラインもあったりして、仕事に留まらずホント広く使える考え方、やり方なんですね。

3~5年で巣立っていくってスゴイね

本書の1ページ目はこんな風に始まります。

 平均3~5年。
これはなんの数字かというと、世界最強のコンサルティングファームと称されるマッキンゼー社員について、まことしやかにささやかれている平均的な在籍年数です。私もそうですが、多くのマッキンゼー卒業生の実感値としては、そう外れていないでしょう。
「え、そんなに短いの?」と驚かれるかもしれません。けれど、現実に入社3~5年もすれば、マッキンゼーを卒業して起業する人、さまざまな事業会社で経営やマネジメントに携わる人は珍しくありません。
一般的な感覚では、入社3~5年と言えば、一応、組織の中で自分の役割を与えられて、新入社員にとっての良い先輩として日々の業務を遂行している立場でしょう。
そのタイミングで起業や経営、マネジメント層にキャリアを進めるというのは、かなり優秀な人なければ現実的ではないのかもしれません。

p.1-2

普通、やっと業務を任され後輩ができた頃合いなのに、マッキンゼーの社員は独立して次のキャリアを始められるのは、マッキンゼーの(特に日本支社が)独自に持っている「新人研修プログラム」にある、と話が展開されていきます。そして、その「新人研修プログラム」のエッセンスが紹介されているのが本書というワケ。

……なんですが、この話のすごいのは「3~5年で独立する」ってとこ。3~5年で会社に貢献できるということです。つまり、企業は新人を採用すると、まずは新人を育てるためにコストがかかります。ですから、新人は雇っているだけで赤字の存在です。しかし、新人を育て、その後、会社のために働いてもらうことで、赤字を回収し、そして会社にとって収益を上げて欲しいと期待されてるんですね。で、マッキンゼー社員は3~5年で卒業しちゃうというのは、それだけの短期間で会社に貢献して卒業していくってことです。すげーと思いました。

入社ン年目でも、モチベーションアップに

本書『マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書』は、「入社1年目の」とあり新卒採用された新入社員向けの内容ではありますが、入社ン年経っていても「初心忘るべからず」というように、新人の頃の気持ちを思い出しモチベーションアップになる読み物です。

内容は多くの人に当てはまるもので、華々しい経歴を持っているように見える人でさえ、汗を流して地道にコツコツと仕事に取り組んでいるんだと知ると、励まされる思いです。また、現在では「根性」とか「精神論」は倦厭されていますが、それでもやっぱ「ガッツ」とか「情熱」とか「モーレツ」としか言えないようなパワフルさを、仕事に向けられたらすごくいいだろうなぁと思いました。なんでも嫌々やるのは嫌ですからね(苦笑)。

仕事って、やっぱ自分のアイデンティティの一部になりうるものだし、人間は社会の中で成長していくものですから、社会人になってからこそ「自分」という人間を肉付けし、形作ってゆく本番じゃないのかなぁなんて思います。自分で、納得できるよう微調整しながら経歴と年齢を重ねていけたらいいのにな。

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『デキない人のお金の使い方×デキる人のお金の使い方』|誰かが喜ぶお金の使い方

『デキない人のお金の使い方×デキる人のお金の使い方』挿絵イラスト

こんにちは。お金が貯まらない あさよるです。なのですが『デキな人のお金の使い方×デキる人のお金の使い方』では、貯金思考がお金を遠ざけていると紹介されていて「ああ、じゃあお金が貯まらないのは悪いことじゃなかったのか!」なんて元気になりました(多分そういう意味じゃない)。

お金を自分のために寝かしておくよりも、誰かが喜ぶことに使いましょう、というのが本書の趣旨。そして、それが「投資をする」ということであると紹介されています。

「交換する」から価値がある

本書はまず「お金とは」という話から始まります。お金とは、価値と価値を交換するために存在します。お金のなかった時代は物々交換をしただろうし、物がない時は「あとで渡す」と約束をしたでしょう。その時の信頼の形が「お金」と言えます。

だから、お金は交換するからお金であって、交換しなければ価値がない! ……と言ったら言い過ぎでしょうか。ただ、稼いだお金をただ貯金しているだけでは、交換をしませんから、お金の価値が生まれません。働いても働いても、一所懸命お金を貯めても、「満たされない」理由の一つは、お金の価値のある使い方ができていないからかもしれませんね。

また、ただ「お金が欲しい」と思うのではなく、「お金をどう使いたいのか」を自分で考えないといけません。他人の価値基準で、他人が喜ぶこと、他人が羨むことにお金を使っても、結局自分が満足できないとお金がいくらあっても不満はなくならないでしょうからね。ちなみに著者の柴田博人さんは、子育てをするために仕事をセミリタイアされたそうです。自分のやりたいこと、価値を置いていることのために行動しているいい例ですね。お子さんが大きくなって、つきっきりの子育ては不要になったことで、現職に復帰なさっています。

誰もが、自分にとって価値のあることにお金を使って、自分にとって意味のある時間が過ごせると(・∀・)イイネ!

消費体質から投資志向へ

本書『デキない人のお金の使い方×デキる人のお金の使い方』では、「投資」という言葉にページが割かれています。浪費じゃなく、投資をしましょう、という当たり前の話なんですが、あまり誰もやらないことですね。ここでいう「投資」とは何も株を買ったり土地を買うことだけじゃなく、子育てにお金や時間を使ったり、勉強に時間を使うことも投資になりえます。

投資について、とってもわかりやすい表現がなされていました。

 投資とは、「だれかを喜ばせるという活動にリスクをとってお金を投じた結果、リターンを得ること」(p.100)

すごくいい表現ですよね。投資して「リターンがある」状況とは、それをお金を払ってでも欲しいと思う人がいうるということ。そして、なぜお金を払ってでも欲しいかというと、それがその人にとってなにか「イイコト」だからです。反対に、誰も喜ばない物や事は誰もお金を払いません。例えばボロボロの物件は誰も欲しがらないけれども、みんなが住みたがる物件にはお金を出す人がたくさんいます。

投資というのは、あなたの周りにものすごく当たり前にありふれているのです。あなたが賃貸マンションに住んでいるなら、それはだれかがリスクをとって建設してくれたからです。高いお金を出して買わなくてもそこに住めるのは、だれかが貸してくれるからなのです。つまり、不動産投資の一部にあなたも参加しているのです。

そして「どうせ参加するなら提供側になろう」と考えるのは、不動産投資家になることです。どういう場所で、どういうマンションだったら自分が住みやすいだろう、と考えてみれば、それまでと違った世界が見えてきます。

p.101-102

「投資」ってアコギな商売なイメージがありますがw、こうやって「誰かが喜ぶことをする」と「誰かがお金を出してくれる」と考えるととてもシンプルでわかりやすいですね。そして、投資も悪いもんじゃないなあとも思えます。

今自分が便利に使っているものや、気に入ってること、利用してありがたいことは、誰かがリスクをとって準備してくれたことであると考えると、これまでにも増して有難みを感じますねぇ。そんで、自分は誰かのために何か、誰かが喜んでくれることをやってるのかなあ? 特に思い当たらないから、そりゃお金が集まらないわなぁと妙に納得(苦笑)。

『デキない人のお金の使い方×デキる人のお金の使い方』挿絵イラスト

お金を使うのがうまい人

本書を読むと、「お金持ち」というより「お金を使うのがうまい人」と「そうでない人」がいるって感じがしますね。お金の量は限られていても、自分が満たされていればそれで満足だろうし、いくらお金があっても不満を持て余すなら、つらいんでしょうね。

お金の量を目指すだけじゃなく「どう使うか」を考えておくのが大事ですね。あさよるならどうしようかなぁ~と考えると、自立して一人でご飯食べていけるだけあれば十分かなぁ~なんて思ってしまって、それ以上先の欲求に行き当たらない! こりゃお金が集まらないわけだわ……(;´д`)トホホ

そういえば、地元にとっても可愛くて素敵な雑貨屋さんがありまして、ショッピングに行くだけでなくSNSでも在庫や新商品情報をチェックしています。そのお店はまさに「誰かが喜ぶ仕事」をなさっているお店です。もちろん商売だからお金儲けでなさってるんだけども、そこで買い物をする客としても、そのお店が町にあることがとてもありがたいし嬉しいです。流行ってくれたらいいのになぁと思うし、ずっと続けて欲しいなぁと思います。それが、客である あさよる の生活が華やぐことに繋がりますからね。「誰かに喜ばれる」っていい表現ですね。

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