入門

『パブロフの犬:実験でたどる心理学の歴史』|アヤシイ雰囲気にワクワクしちゃう

こんにちは。ナゾなもの、フシギなものに気が取られちゃう あさよるです。本書『パブロフの犬』もタイトルだけ見て「読んでみたい」と思いました。なぜかというと、あさよるは完全に〈シュレーディンガーの猫〉と勘違いしていたからでしたw 読み始めてしばらくするまで気づいていなかったw

パブロフの犬とは、ベルを鳴らしてからエサを犬に与えていると、ベルの音を聞くだけで犬はヨダレをたらすようになるアレ。梅干を見たら唾なアレ。心理学のお話です。人間の心理学だけでなく、動物に知能があるのか? 動物に心があるのか? 誰もがソボクに気になっちゃうことも、ちゃんと過去に実験がなされているんです。

……ちなみに、本書のシリーズで〈シュレーディンガーの猫〉もあるそうですw こっちもまた読みたいデス。

心理学の50の実験:心ってなんだ?

本書『パブロフの犬』は心理学の重要な50の実験を歴史順に並べたもので、心理学入門編であり、心理学の歴史がわかるという仕掛けになっています。

一番最初に紹介されるのはダーウィンの研究で、ミミズに知能があることが実験により発見されました。ミミズは自分で掘った穴に木の葉を引っぱり込んで蓋をします。しかも、穴に刺さっているのは先がとがった葉っぱが多いのです。ミミズは葉っぱの形が分かっているの?と、ダーウィンは子どもたちと一緒に観察を始めました。反対に言うと、この時代までミミズに知能があるとは思われてなかったってこと?

ネズミは道を覚えられるのか?や、タイトルにもなっているパブロフの犬の実験(犬にベルを鳴らしてからエサを与え続けると、ベルの音を聞いただけでヨダレを出す)。被験者を囚人と監視員に振り分けると、監視員たちが囚人を虐待し始めた実験。吊り橋効果やなど、有名な心理実験のあらましも紹介されています。

我々は〈自由な心〉を持っているように思えますが、それも環境や学習により書き換えられ、行動に変化をもたらします。それは無意識にも。つい「他の〈みんなの意見〉が正しい」と思い込み、目の前の一目瞭然の事実すら見えなくなってしまいます。どうやら、周りの人の考えに流されてしまうのは、勇気や根性の話ではなく、心理的に「自分がおかしい」「自分が間違っている」と思ってしまうからみたいなのです。

自分の心ってなんだろう。自分の意志ってなんだろう。みんながこう言ってる。みんなそうしている。これって、いったい何だろう?

オールカラーでイラストも賑やかに

本書は心理学の入門的一冊ですので、多くのトピックスは見開き2ページで収まる程度の長さがほとんどです。しかも、ポップなイラストが散りばめていて、なにやら禍々しい雰囲気がたまりません。

見開きページ例をご覧ください。

『パブロフの犬:実験でたどる心理学の歴史』見開きイメージ

パブロフの犬:実験でたどる心理学の歴史 (創元ビジュアル科学シリーズ1) | アダム・ハート=デイヴィス, 山崎 正浩 |本 | 通販 | Amazon

古い書物をひも解き、魔法の本を読んでいるかのような演出。見ているだけでワクワクしちゃいます。あさよるも、ヴィジュアルイメージがカッコよくて本書を手に取りました。

あさよる的には〈読みやすさ〉という点では白い紙に挿絵ナシの方が読みやすいと思います。しかしこの〈特別感〉は魅力的。知らない世界を誘ってくれるに相応しい雰囲気です。

中高生にオススメ!

本書『パブロフの犬』は好奇心と探究心にあふれる中高生に贈りたい一冊です。もちろん大人も読んでも面白いけれども、なんかこのアヤシイ空気感は、絶対年頃の人に合うと思うんですよ! というか、あさよるもその頃に本書を読みたかった!!

アヤシイ雰囲気も、考えるとコワイ実験やもっとコワイ結果の数々や、禍々しいイラストも、世界観がワクワクしちゃいます。

続きを読む

『ドラえもんの国語おもしろ攻略 読書感想文が書ける』|これで名人!

読書感想文、これって得意な人いるの??あさよるも毎日読書感想ブログを書いているくせに、幼い頃から苦手だった読書感想文。いや、今だって「どうやって書くのか」と聞かれると困ります。ブログはあくまでほら、趣味で書きたいように書いてるだけだし…(;´・ω・)>

『ドラえもんの国語面白攻略 読書感想文が書ける』は小学生向けの読書感想文の指南書です。ページの半分くらいはマンガで構成されていて、読み物として楽しい!

のび太くんと一緒に読書感想文を書こう!

どうしよう!読書感想文を書かないと!

コンクールに出す読書感想文を宿題に出されたのび太くん。いつものようにドラえもんに泣きついて虎の巻を手に入れるも、タイムリミットはすぐそこ!そこへ家へ訪ねてきた〈のび朗おじさん〉に、感想文の書き方を相談します。のび朗おじさんは「自由に書くように」と教えてくれました。

それでも宿題が難航しているのび太くんに、物語の中のシャーロックホームズと直接話ができるひみつ道具を貸し出すドラえもん。ホームズから感想文を書く三つの柱を教わりました。さらに、マンガ家のフニャコフニャ夫先生に、人の心をつかむ方法を伝授されました。次はのび太くんが桃太郎に扮し、物語の世界に入り込み、実際にキャラクターに聞き込みをしてみたり、未来の道具で出木杉君にのび太くんの分の読書感想文を書いてもらおうと画策します。最後はやっぱり作戦失敗ですが、出木杉くんが読書感想文のコツをレクチャーしてくれました。そして最後は、タイムマシンで夏目漱石に会いに行こう!

ドラえもんの未来の道具を駆使し、あの手この手で〈読書感想文〉にアプローチします。それは〈本の読みかた〉〈考えかた〉〈自分の気持ちを発見する方法〉を手に入れる物語なのです。

物語のマンガ半分、感想文の書き方半分

本の構成は、マンガと文章が交互に挟まれています。ストーリ部分はマンガ、先生たちが教えてくれる〈読書感想文の書きかた〉についてはテキストです。イラストも散りばめられていて、楽しい雰囲気。マンガもお馴染みのキャラクターたちが登場しますから、とっつきやすいものです。のび太くんは粘り強くがんばり屋さんで、ジャイアンたちもそれを褒めてくれます。そして最後はのび太くんも読書感想文のコンクールで見事優勝!ハッピーエンドが待っています。

一辺倒な〈書き方〉だけじゃない

読書感想文の書き方を紹介する本て、いくつかタイプがありますよね。本書は、読書感想文へのアプローチの方法を多数紹介するものです。あの手この手と「読書感想文の書き方は一つじゃないんだよ」と子どもたちに語りかけるようです。それは冒頭で「読書感想文は自由に書くものだ」と宣言したのですから、「だけど自分勝手に書いていいわけじゃない」「人に伝わるように」「あなたの切り口で」と、じっくりと語りかけているのです。

読書感想文の切り口について、かなりたくさん紹介されています。ですから、もしかしたら選択肢が多すぎて混乱する子どもさんもいるかもしれません。適度に大人がサポートしながら使いこなしてゆくと良いと思います。

読書感想文はこう書く!

まず本を選ぶ。どうやって?好きなものでいいよ。だけど……本を読むのが大っきらいだったら、どうすればいい?それは、読んでみて、面白くなかったら途中でやめちゃっていい。「本は最後まで読まなないといけない」って思わなくていいんだ。最後まで自分の気に入ったものが見つかるまで、いろいろ読んでみよう。

正しい感想文の書き方が知りたい!という人は、まず「正しい読書感想文」って考え方をやめましょう。千差万別、みんな違った感想文を書いていいんです。良い子ぶったこと書かなくてもいいし、感動しなかったならその通り書けばいい。批判したり、これは違うって思ったならそう書けばいい。

どうしても書くことが見つからない!って人へのアドバイスもありました。

1 もう一度、本を読み直す。
2 目をつむって考える。
3 気分てんかんをする。
4 登場人物について考える。
5 とにかく何か書きだす。

p.40

それでもどう書いていいかわからない!ってときのコツを、「術」として楽しく教えます。

絶体絶命のピンチ! どうしても書くことが見つからない!

①「いいとこさがし」の術
②「へんなとこさがし」の術
③「なるほどさがし」の術
④「面白いとこさがし」の術
⑤「気になるとこさがし」の術
⑥「にたとこさがし」の術
⑦「きにいらないとこさがし」の術

p.41

そして、本を読んでも感動できないって人へのメッセージは、あさよるも支持します。

本を読んでも感動できないという人は
「こんな話で感動するほど、ぼくは単純じゃない」って書いたらいいんだよ。

p.42

感想文を書くときは、三つの柱を意識しましょう。

1 どんな本だった?
2 何について書かれていた?
3 読んでどう思った?

これを、順番に書くだけで、基本は読書感想文が完成します。大人も覚えておきたいコツですね。

理論や作戦、術を駆使せよ!

本書『読書感想文が書ける』の面白いところは、文章を書くテクニックを「○○理論」とか「△△作戦」「※※の術」と子どもでも楽しめる、親しみやすい名前で紹介されていること。これは、読書感想文が行き詰っちゃたときや、前回とは違った方法で書きたいなってときに使えます。使いこなせるようになれば、本のテイストに合わせてテクニックも変えていけると絶対楽しいですね。

組み立て理論

1 本との出会いを書く。具体的なエピソードを入れる。
2 ざっと読んだ感想をひとことで印象的に書く。
3 本のテーマについて書く。
4 そのテーマだと思った理由を書く。
5 大づかみしたストーリーや大切だと思うことを、文中から引き出して書く。
6 ストーリーや大切だと思うことについての、きみの意見を書く。
7 「もしも」の文を書く。
8 「もしも」の文の理由、きみの意見のモトを書く。
9 「だから」の文で、意見をまとめる。
10 感じたことをつけ加えて書く。
11 最後のまとめを書く。

p.79-80

こちら、フニャコフニャ夫先生から教わったもの。この構成のまま、中身を当てはめれば一つ読書感想文が完成しますね。本書ではもっとスラスラ感想文を書くための作戦も紹介されています。日頃から使えそうです。

読書感想文が難しいのは、書き出し。どんな風に感想文が始まるといいだろう?これは個人の美意識が働く部分でもあろうから、ぜひ吟味されたし。しかし、書き出しパターンを羅列されているのは役立つ~(当ブログでも参考にさせていただきますw)。

書き出しが決まれば、感想文もキマる!

1 「出会いがから入る」の術
2 「もしも」の術
3 「場面ぬき書き」の術
4 「体験から入る」の術
5 「感想ワード」の術
6 「お手紙」の術
7 「きっと・たぶん」の術
8 「やはり」の術
9 「セリフぬきし」の術
10 「ヤマ場から入る」の術
11 「反省から入る」の術
12 「ほらね!」の術
13 「コピーライター」の術
14 「べたぼめ」の術
15 「なりきり」の術
16 「まわりからせめる」の術
17 「基本にちゅうじつ」の術
18 「だれかの意見と対決」の術
19 「正直にぼやく」の術

p.104-109

書き出しはよくても、テーマが不明瞭だと読んでいる方もツライ。ぜがひでも何かしらかの「言いたいこと」や「考えたいこと」を設定しておきたい。そのためのテーマの見つけ方。子どもがここまでやれば大したものじゃないっすか?あさよるは「テーマ」なんて概念も持ってなかった子ども時代だった気がする……。

忘れちゃいけない、大事なテーマ探し。

1 「主人公のセリフに注目」の術
2 「主語に注目」の術
3 「本の説明に注目」の術
4 「キーワードをさがせ」の術
5 「登場人物に注目」の術
6 「結末に注目」の術
7 「なぜ? どうして? で押しとおす」の術
8 「マイテーマがあればOK」の術
9 「作者の気持ちを感じよう」の術
10 「感動がテーマだ」の術
11 「要約力でせまれ」の術

p.110-114

他にもたくさん、読書感想文の必殺技が紹介されています!これだけ種類を使いこなせれば……手練の読書感想文名人になること間違いなし!

  • 意見おし出し方程
  • 感想が中心方式
  • 問題発見方程式
  • 自分にこだわる方程式
  • 反対意見方程式
  • 「な・た・も・だ」作戦
  • 「5つの感想」作戦

そして、読書感想文の考え方も、まずは大人が知っておきたいなと思います。

  • 材料は多いほどいい
  • ストーリーを変えてみよう!
  • テーマはとちゅうでかわっていい
  • 書き手の立場で読む
  • 場面を読む
  • 批判しよう
  • 本は「置きかえられたもの」と考えよう。
  • 感想文は意見力だ!

いつかはオリジナルを

そしてそして、やっぱりいつかは〈自分のオリジナルの方程式〉を見つけましょう。その時に気配りする点は以下3つ。

1 相手に意味がきちんと伝わること。
2 書くべき要素(三つの柱)をちゃんと入れること。
3 読み手を納得させられること。

ここまで気配りと熟考をし、文章を書けるなら、人生素晴らしくね!?と羨ましくなりました。文章力って、大人になってももう悲しいくらい必要です……。SNSやLINEも文章だしね……。

健闘を祈る!

ブログで紹介した読書感想文の書き方に関する本

『読むことは生きること―読書感想文の書き方 中学生向き』を読んだよ

『読書かんそう文のかき方 中学年向き』を読んだよ

続きを読む

『理系の料理』|フローチャートで料理をしたい人へ!

始めに断言しておく。あさよるは巷にいう「主婦の料理」という言葉が嫌いであり、理解できぬ!ww

あさよる母は“計量する主婦”だった。スケールや計量カップで量を計るし、適当に調理しているように見えても「目分量で“計っている”」と言う。具体的に「このお玉のこのへんまで」「このスプーンのここまで」と、手持ちのツールで“計っている”のだ。

あさよるも、この感覚はわかる。「このカップはギリギリまで入れて180cc」とか、小学校でコーヒーフレッシュが10ccだと教わってから、“フレッシュ基準”で10cc・10gより多いか少ないか考える。10kgの米の重さと比べたりね。何かしら“基準”があり、正確さはともかく、必ず基準と比べながら“計っている”感覚だ。

だから、「主婦の料理はいちいち計ってられないのよ」とか、「どれくらい?」という質問に「適当に」と返されると怒りを感じてしまう。その指示は、わからん!

全国の“主婦の料理”が理解できない人へ

前置きが長くてすみませぬ。もし、ちょっとでも共感や「せやな」と思ってくださったなら、『理系の料理』読んでみてください。ちょっと感動しました。

反対に、「なんでも計るって、病気じゃないの?」と思われた方は、今日はこのへんで、さようならw (いや、この手の話題になると、必ず あさよるを病気扱いする人が少なからず現れるのです。失礼な話です٩(๑`^´๑)۶)

『理系の料理』の著者・五藤隆介さんも感覚的な料理が理解出来ず、長年調理の一切と無縁の生活を送ってこられた方です。それが、妊娠中の奥様のつわりが酷く、急遽炊事を任されることになったからさぁ大変!奥様は料理好きの料理上手な方でセンスで調理をする人です。奥様から有益なアドバイスは得られません。背水の陣の中、家族が生き抜くために、不慣れな料理をし始めたのでした。切羽詰まってます(゚A゚;)

大雑把な計量が理解できない!

著者が戸惑っていたのは、レシピにある分量が超大雑把なこと。「卵一個」とか「タマネギ一個」とか、いやいや、卵の大きさは?タマネギってもいろいろあるぞ!?ってね。「トマト一個」って……大きやさ熟し具合とかいろいろあるやん……。

そこで著者は、恐ろしいほどに何もかもを計量しはじめるのだった。牛肉の大きさを定規で測り、塩“一摘み”を計量します。そしてトライ・アンド・エラーで、データを集め、そのデータから次回の調理に生かします。

終いにはEvernoteに記録し、PDCAサイクルを回し始めるのです。

そして実験を繰り返した結論として、材料の分量は20%~30%変わっても、味に大きな変化はないってこと。へぇ!…φ(..)

これだけ“幅”があるから、感覚的な調理が可能であることに気づきました。多少失敗しても復旧できるし、材料が変わっても料理として成立する。いや、当然の結果なんだろうけども、こうやって実地で実験を繰り返して結論を導き出している人を目の当たりにし、感動します。

レベル高杉・ついてけない

ヨチヨチ歩きの料理長初心者から始まる本書ですが、終盤にはかなりレベルの高い「主夫の料理」に成長しています。

献立の立て方や材料の保存の仕方等も、最適解を導き出し、怖いものなし!ここまでくると、感覚でやっていると到達できない域になるんじゃないだろうか。何といっても“再現性”です。そして、最小限の手間で最大限の効果を上げること。

感覚でやってるとムダがあっても気付きませんし、故に改善もできないので、データ取るのって大事だな、と。一見ね、データを取るのは面倒に思えますが、最終的にはそれによって改善がなされ手間が減ってゆくだろうと想像します。

でもね、ここまでできる人、そんなに多くないと思うのです(苦笑)。レベル高ぇなぁww

本書『理系の料理』は大いにオススメしたい料理本なのですが、他人に実践をオススメはできない料理本でもありますw ちなみに、あさよるも実践は……しないですw

“料理”をハックせよ

〈牛丼制作の手順書〉から始まる本書。ページをめくると牛丼制作のフローチャート。そして材料は事細かに“かゆいところに手が届く”說明がズラズラと。調理器具まで細かく設定されています。そして料理手順も、通常「たまねぎ一口大に切る」で終わることを、4ページも使って説明されるw

笑えるんですが、どこか感動してしまう自分がいたりして……。

料理ってこうやって、分解して考えれば良かったんだな……。尊敬。

ちなみに、あさよるの料理事情に手を差し伸べてくれたのも、やはり1冊の本でした。それは、『料理の教科書ビギナーズ』。この本も、冷奴とかほうれん草の茹で方から始まる良書。手順が簡単なフローチャートで教えてくれるので非常にわかりやすい。

そして木下あおいさんの『一瞬でお料理上手になる ごはんの魔法』。料理をしないorできない単身世帯の女性向けの本で、まず最低限必要は調理器具がズラッと紹介されていて感動しました。

道具ってね、大事なんですが、まず何を揃えていいのかわからないんですよね……。『理系の料理』でも道具選びの指南がなされています。

『一瞬でお料理上手になる ごはんの魔法』を読んだよ

理系ってか、工学っぽいね

『理系の料理』のレビューでチラホラと見かけるのが、「理系っていうか、工学系の料理だね」って話w

実験の報告書は、見慣れない人には読みにくいものかも。

ネタ的に楽しんでもいいし、あさよるの様に内心感動してリスペクトしちゃっても……(*´ω`*)

料理って面白いんだなぁと、改めて感じる本でした^^

追記

著者の五藤隆介さんからTwitterでメッセージを頂きました!光栄です^^

続きを読む

『文章力の基本』簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック

こんにちは、自分が書いた文章を読み返して、ブサイクっぷりに我ながら唖然としている あさよるです。

当ブログ・あさよるネットの過去記事を読み返すと、体裁は整っていないわ、まどろっこしくて読みにくいわ……あぁあ…( ´Д`)=3

ため息付いている間もなく、今日はレポートの作成に追われており、冷や汗(^_^;) 我ながら何書いてるのかワカラン~!

文章の書き方系の指南書はちょくちょく手が伸びますね。

自分の文章……自信ある?

メールの文面、会議の議事録、一言の連絡メモ……文章を書く場面は多々あります。

しかも、書いている最中は文章の「おかしさ」が分からなかったりするんですよね。しばらく時間が経って客観して読み返すと、あれれ?ぐちゃぐちゃで読みにくい……orz

まだ読み返して修正できるときはいいんですよね。既に送信したメールとか、投稿しちゃったツイートとか、すでに印刷しちゃった書類とか。

手元には残っていないけれども、きっと悲惨に違いない、文書やレポートや手紙や……(゚A゚;)ゴクリ

自分の書く文章、自信ありますか?

分かりやすい・読みやすい・見やすい文章を書く

今回手に取った『文章力の基本』は、ズバリ「普段使いの文章力」です。

普段使いの文章とは、文学やアートの文章じゃないってこと。日誌をまとめたり、報告書を書いたり、レポートを提出したり、お知らせの紙を作ったり。そういう「いつもの文章」です。

ですから、もし仮に、小説を書きたい、美しい文章を書きたいって人には向きません。

また、『文章力の基本』で扱われる「文章」は、事務的な文章に向いた文面です。学校で習った「国語的な」意味での文章や、アカデミックな場での文章とは違うんじゃないかなぁと思います。

あくまで、見やすい、分かりやすい、頭に入りやすい文章の書き方指南書です。

よくあるやつ:ダラダラ長い

あさよるの印象ですが、「文章を書くのが苦手」という人ほど、やたらと長い文章を書く傾向がある気がします(あさよるの周りだけ?)。そんなに長い文章角の難しいわ!そりゃ嫌になるわ!とビックリ&納得します。

長い文章って読むのも大変ですが、書く方も相当な体力が必要ではないかと思います。そして、長いセンテンスを貫くロジックがないといけませんから、やけにハードルが上がっている気がします。

『文章力の基本』では、文を短く書くよう指導しています。

あさよるは面倒くさがり屋なので、文章をブツギリにしすぎて、まとまりが分かりにくく困りものですが……(^_^;)

よくあるやつ:文章が不自然

文章の最初と最後で別の話になっていることもあります。多々あります(-_-;)

能動的な出だしなのに受動的な終わりだったり、「てにをは」がおかしかったり。5W1Hがわからなかったり。

超初歩的な文の書き方です。ですが、迷いませんか?「てにをは」の使い方、よくわかりません。明確な正解があることでもありません。

「無難」「当たり障りのない」と言うとネガティブな印象になってしまいますが、「ベター」な「座りのいい」文章の書き方、大事です。

よくあるやつ:なにが言いたいのかわからない

これもあるあるですね。書いている途中で「なんだったっけ?」。

他人が読んでわかるわけがありません。しかも恐ろしいのは「勘違い」されてしまうこと!

意味不明だと思われればまだ良い方で、全然違う意味に解釈されたときにああ困った。「自慢してる」「力を誇示したいんだ」とか、そんな風に思われると人間関係にも影響が出てしまいます。

言いたいことを明確にする!じゃないと誤解されてしまう!

『文章力の基本』でも、コンセプトが重要だと説かれています。具体的な例題も多く、ダメな例に共感を禁じえませんw ああ、それ、あさよるがいつも書いてるやつです…

よくあるやつ:「あれ」「これ」「それ」って……どれ!?

なに書いてあるのかわからーん!!

ダメッダメな文章、ありますよね(^_^;)

何度読んでも読んでも頭に入ってこない文章とか、これはアートか!?と、やけにハマってしまいますw

いやいや、そうじゃない。人に伝えるために書いた文章なのに、人に伝わらないのはつらい!

で、よくあるのが「あれ」「これ」「それ」が、どれなのかわからないとか、ぼやかして書いてあって、なにが言いたいのが分からなくなったり。

あと、ムダなひと言がいっぱいついていて、ムダにややこしいやつね。

「~することで」連発文章をよく見ます&よく書きます(^_^;)

よくあるやつ:話の本題が始まらない

焦らして焦らして読者を惹きつけるのも良いですが、TPOってもんがあります。

多くの場合、長い文章は最後まで読んでもらえないことが多いのではないでしょうか……。

話は完結に、核心から書き始めます。そして削ぎ落とす!ストイックに文章力を付けましょう。

よくあるやつ:くどい

自分の熱意や悔しさ、思いを伝えるべく、感情の表現をたっぷり書くと……思いが伝わるどころか、「くどい!」「しつこい!」と思われてしまう。

確かにそうかも……。

『文章力の基本』では、共感を呼ぶ文章の書き方の指南もなされます。

感情表現は淡白にしておいた方が、共感してもらいやすいらしい。読者にに「委ねる」って感覚が必要なんですね。

読者を意識するなら、謎解きもきちんとしなければなりません。謎が謎のまま終わったり、思わせぶりな表現だけ書いてあったり、期待を裏切られては読む方もツライ…。

読者目線で書くってワザが必要みたいです。

よくあるやつ:見づらい……

文章の良し悪しではなく、そもそも読みにくい、見づらいレイアウトの文書、ありますよね。

ええ、あさよるも、自分で作った書式ながら、非常に読みにくく嫌んなっちゃうこと多々。いけませんね(-_-;)

余白やスペース部分まで配慮し、表も見やすく。

そして、感じとひらがな・カタカナの割合とか、見た目のキレイさも大切です。

「あるある」の悪い例を、よい例に

『文章力の基本』は、普段使いの文章力の基本のテクニック集です。

小説や美しい文章を書くためのものではありません。そして、学校の国語の授業で習ったものとも違います。

普段使いのものだからです。

仕事でもプライベートでも、文章はたくさん書きます。LINEやSNSの普及で、以前にも増して文章を書くようになりました。

普通の文章を普通に書くスキルって、想像以上に重要なのかもしれません。

『文章の基本』はそのタイトルの通り、文章の基本を見直す内容です。

「正しい文章」というよりは「読みやすい文章」「わかり易い文章」に重きが置かれています。

たくさんの具体的な例文により、ダメな例と良い例が示されています。「自分もやってるなぁ~」という例がたくさんあります。

自分の文章力の確認しつつ、例文だけでも見てみると、得るものがあると思います。

続きを読む

『哲学用語図鑑』|ド忘れ&知ったかぶりから卒業!

こんにちは。先日『ハーバードの人生が変わる東洋哲学』を読んで、自分の無知さを知ったあさよるです。

( ゚д゚)ハッ! これが無知の知……。

東洋人なのに東洋哲学をなんにも知らないんだな……と謎のショックを受けました。そして次に手に取ったのは『哲学用語図鑑』。帯には「21世紀を生き抜くための必修科目」とまで書いてあります。

そうなのか……哲学って、「ビジネスにも交渉にも役立つ」のか……。

哲学用語が飛び交いまくり!(;’∀’)

「哲学」ってなんだかよくわからなくても、意外と哲学ちっくなキーワードは普段の会話で飛び交っています。「フロイト的には~」とか「アドラー先生はねぇ」とかね。

なんとなく「そっすねww」とかヘラッと笑って相づちを打っているけれども、実は内心大焦り。「あれ……それなんだっけ???(;’∀’)(;’∀’)(;’∀’)」

わかってるんですよ、知ってるんです。前に本で調べたのに……wikiで読んだことあるのに……ただ“思い出せない”だけなんです!

これ、あるあるじゃないですか?

かわいいイラストがやたら分かりやすい

『哲学用語図鑑』はその名の通り、(西洋)哲学の用語図鑑。

哲学者簡単なプロフィールと、哲学用語の説明が、ほのぼのかわいいイラストで紹介されます。そう、この『哲学用語図鑑』は、文字よりイラストの面積の方が多い!

昆虫図鑑や植物図鑑を眺めるように、哲学を俯瞰する図鑑。(・∀・)イイネ!!

まさに昆虫図鑑よろしく、索引も充実していることと、イラストがユーモアたっぷりに、その哲学者や哲学用語の特徴や性質が一目瞭然なんです。

tetsugakuyougozukan-1

tetsugakuyougozukan-2

出典:哲学用語図鑑 | 田中正人, 斎藤哲也 |本 | 通販 | Amazon

ね、かわいいでしょ!そして、特徴やポイントがパット見てわかる。なんとなくキャラクターたちの服装や出で立ちも時代に合わせて変わってゆくのが面白いんです。

「図鑑」ですからね、種類がパッと見分けられて、その特徴がザッとつかめる。これは良いなぁ(・∀・)

知ったかぶりからの卒業

『哲学用語図鑑』。A5版で厚さ2.5cmくらい。

表紙も中身も全体的に白が基調の、古代ギリシアの大理石彫刻のようなデザイン。表紙は何気にローマン体で哲学者の名前もズラリと並び、雰囲気出てますw

そう、なんかこの『哲学用語図鑑』、装丁もオシャレなんです。そこも気に入りました。そこそこボリュームがあって値段もそこそこ(1,800円+税)なので、デザインがオシャレってのも大事な事実v

常に携帯するにはちょっと重い&大きいので、据え置き用として。気になったときサッと手に取れる場所に配置して起きたい。

文章量は少なめですから、一から哲学について知りたい方は他の書籍を。『哲学用語図鑑』は、知ってるけど思い出せない時、大まかな流れを掴みたい時なんかに、役立ちます。

続きを読む

『一瞬でお料理上手になる ごはんの魔法』を読んだよ

料理をするとついてくる後片付けに必要な洗剤やたわしのイメージをコピ描いたイラスト

料理をするとついてくる後片付けに必要な洗剤やたわしのイメージをコピ描いたイラスト

料理が好きです。
凝ったことはできませんが、気分転換にはちょうど良いし、食べることは大好きなので、その準備ですからワクワクしないわけありません。

ですが反面、時間のかかることはしたくないし、後片付けはとても嫌です。
掃除も面倒くさく、そうして放置しているとますます汚れてますます掃除が億劫になります。

料理は楽しいですが、とてつもない面倒臭さも抱えています。

毎日の炊事、やりたくないけどやらなきゃダメ?

後片付けは面倒……でもやるしかない

生きるというのは朝昼晩と次から次へ面倒なことが押し寄せ続けるものなのでしょうか。
料理の楽しい部分だけ楽しんで、後の面倒事は誰かに丸投げしてしまいたい気分です。
しかし、そういうわけにもいかないので、今日も憂うつな気分でお皿を洗います。

どうせ毎日するなら…面倒を楽しさに変えられたら

「ものは考えよう」と言うように、嫌なこと面倒なことを楽しく変えてしまうことはできないものでしょうか。
いつも楽しいことをしていれば、自然と顔も明るく、心も前向きになれるでしょう。

いっそ料理をしない生活もアリ?

いっそ自炊することはやめて、出来合いのものや外食にシフトする手もあります。
特に、一人暮らしなら「料理をしない」という手段も悪手ではないでしょう。

貴重な時間と出費との兼ね合いで、自炊をしない選択をしている人も多いかと思います。

料理は命がけ!だから楽しみたい

なんのために料理をするの?

料理というのは、そもそも食事を摂るためにするものです。
そして、なぜ食事を摂るのかと言うと、生きるためです。

食事ってダイレクトに、生きるための生命活動なんですよね。
あまりにも当然すぎて、うっかり忘れてしまっていました。

そして、生きる限りは、なるべく健康体を維持したいと願います……。
料理は生きるため、健康のために必要なんですね。

道具一つで気分が変わるなら……

健康のためにも、そしてそれを長く続けるためにも、嫌々取り組んでいても良いことはありません。
ポジティブで、ウキウキと楽しい気持ちで取り組む必要もこれまたありそうです。

『一瞬でお料理上手になる ごはんの魔法』では、可愛いカラーやデザインのキッチン用品や、お気に入りの食器を用意すると良いとありました。
見た目にも可愛く、選りすぐりのキッチン用品たちを大切に扱えっていれば、自ずと道具の手入れも楽しくなるものなのかもしれません。

「料理ができない」は卒業したい

いっそ料理をしない選択肢はアリだとは思いますが、「料理をしない」ことと「料理ができない」ことは別です。
だって食はダイレクトに命に関わることですから、「料理ができない」というのは一大事です。
更に、『一瞬でお料理上手になる ごはんの魔法』では、健康のためだけでなく、美容やダイエットのためと書かれていました。
食材や調味料は、美容液や化粧水と同じなのですね……。

続きを読む

『はじめて学ぶ生命倫理: 「いのち」は誰が決めるのか』を読んだよ

飼猫を通して知った命から人の生命倫理について考えるイメージをコピックで描いたイラスト

飼猫を通して知った命から人の生命倫理について考えるイメージをコピックで描いたイラスト

昔、10年以上飼っていたネコが死んでしまいました。
成猫になってから我が家に迷い込んできたネコで、もう高齢でした。
急に、食欲がなくなり、水も飲めなくなり、見る見る間に衰弱して死んでしまいました。

その時「ネコを病院へ連れてゆくのはやめよう」と家族で考えて決めました。
理由は、病院へ行って良くなるような状態ではなさそうなこと。
ネコは病院へ行くことをいつもとても嫌がりいつも大暴れしていたこと。
病院では他のイヌやネコを見てとても怖がり、治療台の上で恐怖でおしこっを漏らしてしまうこともありました。

ネコの身からすると、無理やり押さえつけられ、乗り慣れない車に乗せられ、ここがどこだかも分からず病院へ連れてゆかれ、病院では注射や手術をされ痛い思いをしたでしょう。
とても怖いをしたでしょう。
衰弱しているネコを、あんなに嫌がって怖がる病院へ連れてゆくのは可哀想だと思いました。

ネコは既に高齢でその時点でも十分長生きをしており、今死んでしまうのは寿命だろうと思いました。

「動物は死ぬ前に姿をくらます」と言いますが、うちのネコも死期を悟ってか、しきりと外へ出たがりました。
ずっと室内飼いにしていたのですが、思うように動かない半身を引きずりながら外へ出ようとする姿を見ていると、「もういっそ、望むように外へ出してやりたい」と思いました。
しかし、死ぬことが分かっているペットを外に出すわけにもいかず、「ごめんなさい」と涙ながらに謝りました。

あの時、どうすればよかったのか

子猫から飼ったわけでもない、ただ縁あって家に居着いたネコです。
そのネコが一匹死んでしまうまでの数日間、家族はみなそれぞれに、それぞれの葛藤をしながら彼の最期を見届けたでしょう。

人によっては、ネコを病院へ連れてゆくべきだと言う人もいますし、どんなにお金がかかっても最後まで延命治療をすると言う人もいます。
私達が決断した判断が正しいとも思いませんし、他の方法を選ぶ人も居るでしょう。
しかし、私達の考えが間違っていたとも思えません。

以上はネコの話です。
もし、これが人間だったら、話はどうなるのでしょうか。

刻々と近づく「死」をどう迎えるか

『はじめて学ぶ生命倫理』を読んで、これまで考えたことのない観点からの物の見方を知りました。
この世に生きる全ての人から「死」は切り離せません。
いつか、遠い未来なのかもしれませんが、必ず「死」はやってきます。
自分の命は自分で好きに扱って良いわけでもなさそうです。
それは「尊厳ある死」や「安楽死」など、最期の瞬間を自分で選ぶ方法の問題に繋がっています。

医師は人の命を救うのが仕事です。
人の寿命を縮めることは、医師の仕事ではありません。
医療技術が発達し、これまで救えなかった人たちを救えるようになりました。
それはとても喜ばしいことです。
しかしそれに伴い、これまでになかったジレンマが生まれているようです。
どこまで治療や延命をすべきなのか。
どこでそれをやめるのか。
答えのない問を突きつけられています。

人の命は誰のもの?

「命」とは、一体誰のものなのでしょうか。
また、「子どもの命」はどうでしょう。
あるいは、「生まれる前の子どもの命」はどうでしょう。

『はじめて学ぶ生命倫理』では、さまざまな実際にあった例を交えながら答えのない問題を提示されています。
もちろんこの本の中にも答えは乗っておらず、様々な考えの切り口があることのみを教えてくれます。

「人は死ぬ」という、シンプルなことです。
ですが、思想や信仰、信念、文化や歴史が交じり合い、私も悩み込んでしまいます。

続きを読む

『新しいヘアケアの基本 ~人気ヘアサロン「twiggy」が教える~』を読んだよ

ヘアケア用品のイメージをコピックで描いたイラスト

ヘアケア用品のイメージをコピックで描いたイラスト

たっぷりとした美しい髪はとても魅力的です。
長髪にする機会の多い女性にとっては、髪は「女性らしさ」をも感じさせる部位です。
ただし、現在は男性も女性も美容や身だしなみに気を使っている方が多いように思います。

美しい髪の魅力と、それを手に入れる難しさ

美しい髪は魅力的

髪は常に露出していて、体の中でもとても目立つ存在です。
他人から見た自分の印象に大きな影響を与えているでしょう。
美しい髪であることは、自分の印象も良くするのではないでしょうか。

ヘアケアには時間も予算も必要

「美しい髪」が良いというのは分かりますが、それを実現するためには手間も時間もかかります。
慌ただしい毎日の中で、ヘアケアに割ける時間は多くありません。
美容院でトリートメントやスパなどのケアを受けることができますが、そうそう月に何度も施術を受けるには予算的に難しいでしょう。
ヘアケアは大切だと言われても、実践するのは現実的ではないのでしょうか。

ヘアケアの前に必要なこと

健康的な美しさを目指す

「美しい髪」というのは、自分で作るものらしいのです。
『新しいヘアケアの基本』では、髪を作るための食生活や生活習慣、運動、メンタル、そしてヘアケアの方法が紹介されていました。
端的に言うと、「健康的な肉体」を作り出すことが、「美しい髪」を作る土台となるようです

どうしても何かアイテムを手に入れることで手軽に「健康」や「美しさ」を実現したいと思ってしまうのですが、地道に日々の心がけしかなさそうです。
反対に言えば、心がけ次第では誰でも「美しい髪」を手に入れるチャンスはあるということです。

毎日の手間が不可欠

ヘアケアに不可欠なシャンプーやコンディショナーを取ってみても、かなりの数の商品が市販されており、価格帯も安価なものから高価のものまで様々です。
『美しいヘアケアの基本』でも、髪質や髪の長さに合ったヘアケアアイテムが紹介されていました。

ですが、それらアイテムの使い方にこそ工夫や手間が必要なようです。
どんなに高価なシャンプーを買っても、使い方が悪ければトラブルのもとになるようです。

今すぐ高額なアイテムを揃えられないからと言って、ヘアケア自体を諦めてしまう必要もなさそうです。
また、値段の高い商品を買ったからと言って良いわけでもありません。

結局のところ「美しい髪」を維持するためには、それなりの金額と、それなりの時間の投資が不可欠のようです。

続きを読む

『神さまがくれた漢字たち』を読んだよ

朝夜ネットにちなんだ「日」と「月」という象形文字の画像

朝夜ネットにちなんだ「日」と「月」という象形文字の画像

漢字や熟語、言葉の成り立ちについてしたり顔で説明されることがあります。
例えば「“学ぶ”とは元々“真似ぶ”が語源だから~」という話も、聞き飽きるほど様々な人から聞きました。
ありがたい先輩から後輩へのアドバイスなのでしょうが、私はこの手の「語源」「由来」の話があまり好きではありません。
だって、それが本当なのか、一般的にそう言われているだけなのか分からないんですから、「眉唾じゃないのかなぁ」と思ってしまいます。

先の例ですと、普通に「まずは人の真似をしてみることから始めなさい」と言うだけで良い気がします。

神様と対話するために生まれた「漢字」

『神様がくれた漢字たち』を読みました。
漢字が生まれた伝説では「蒼頡(そうけつ)」という、目が4つもある人物が鳥や獣の足跡の法則性を見出し、漢字を生んだとされているそうです。
そのとき「天は粟を降らし、鬼は鳴き叫んだ」と、『淮南子(えなんじ)』という漢の時代に編纂された政治、祭事、逸話、故事などあらゆる分野について記された書物にあります。
蒼頡が漢字を生み出したとき、天変地異が起こるような、とても大変で重大な出来事だったとされているんですね。
もちろんそれは伝説の話でしょう。

漢字は「甲骨文字」として、亀の甲羅や動物の骨、時には人間の骨に彫られ、王が収穫や天候などを神様に尋ねたり、願いを告げたりするために使われました。
文字を書いた甲羅を焼き、ヒビの入り方で神様は返事をします。
占いの一種です。
そうやって、人が神様とやりとりするために使われた神聖で特別なものとして、漢字は生まれたんですね。

漢字が生まれた頃と、現在使われる漢字や言葉は違う

漢字の成り立ちについて語るなら、その漢字が生まれた頃までずっと遡る必要があります。
イラストのような「象形文字」で書かれた古い漢字と、現在私達が使っている漢字では、同じ文字でも意味がすっかり変わってしまったものもたくさんあります。

中国で生まれた漢字が日本に渡ってきてから、日本国内でも独自の発展をし続けてきました。
明治以降、近代に入ってからも、日本での漢字や文字の表記について議論され続けてきました。
常用漢字が定められ、現在かなづかいに改められ、更に現在の私たちはワープロソフトによって書かれる明朝体やゴシック体の文字たちに慣れ親しんでいます。

漢字の生まれたはるか昔から、長い時間の中、文字や言葉たちは形を変え、意味を変え、現在に連なっています。
今、自分が普段使っている漢字や単語の形や要素を引き合いに出して、言葉の語源や文字のルーツを語ることは難しいように感じます。
「なんとなくいい話風」「なんとなく尤もらしい雰囲気」にまとめられたお説教には、いつも警戒してしまいます。

 

※今日のイラストは、「朝夜ネット」にちなんで「日」と「月」「夕」の象形文字を書きました。
「朝」の字の書き方は分からなかったので、代わりに「日」を書きました。真ん中の横線が太陽を、その周りの囲いは太陽のエネルギーのようなものを表すのでしょうか。
二文字目は「月」または「夕」です。この二文字は現在では全く違う意味の文字ですが、元は同じように使われていたそうです。「夕」すなわち「夜」の意味で「月」が使われることもあれば、年月を表すときに「夕」が使われていることもあるそうです。

続きを読む

『ファッション・ライフのはじめ方』を読んだよ

かばん、ハット、ネックレスなどオシャレアイテムのイメージをコピックで描いたイラスト

かばん、ハット、ネックレスなどオシャレアイテムのイメージをコピックで描いたイラスト

私は自分の服装や見た目にとっても無頓着でした。
今でもよく分かっていません。

オシャレなんて自分に縁のないことだと思っていたし、ファッションなんてお金がかかるだけで、流行を追いかけてもなんにもいいことがなくて、馬鹿げているとさえ思っていました。

しかし、若いころはそれで良かったのかもしれませんが、年齢とともにその場に「相応しい」「適切な」服装が必要なんだと気づき始めました。
10代の頃や、20代のはじめの内は、「若いから」「未熟だから」不相応な服装や言動も、周りの人たちが大目に見てくれているだけだったんだと気付いたのです。

服を着るって「人間らしい」とこかもしれない

考えてみると、「服」というのは、人間にとってとても特別で大切なことなのかもしれません。
だって、服を着ているのは人間だけだから。

服を着て生きている動物なんて、飼い主に服を着せられて散歩している小型犬くらいしか思い浮かびません。
その犬たちも、自分で服を着たわけではなく、飼い主が着せているだけです。

もしかしたら、服を着ることって、とっても「人間らしい」特別な行為なのかもしれません。

場所や立場に「相応しい」服装がある

服はただただ着れば良いものではありません。
その場や自分の立場に「相応しい」服装というものもありますし、例えば同じ制服を着ている相手は「仲間」だと分かります。
また、例えば「看護師さんは清潔な服装をしていて欲しい」など、他者へ求める服装もあります。

では、私は一体どんな服を着ていれば良いのでしょうか。

ファッションとは「流行」のこと

『ファッション・ライフのはじめ方』を読みました。
岩波ジュニア新書のもので、中高生のこれから服装やファッションやオシャレにて知りたい!という人向けの内容です。
特に、オシャレにこれまで興味のなかった男性へ向けて書かれています。
私は中高生ではありませんし、女性なのですが、それでも「初心者」にとっては知らないことばかりでした。

「ファッション」とは「流行」のことです。
流行の中でも、季節ごとにどんどん新しいトレンドが生まれる衣服ほど、流行がめまぐるしいものはありません。
ですので、服装のことをファッションと呼ぶことも多いですよね。

まずは「自分を知ること」から

とにもかくにも、オシャレ初心者には「自分にあった服」を知ることが大切だと書かれていました。
自分にあう服を知るには、自分のことをよく知らないといけません。

自分の身体的な「良いところ」「カッコいい・素敵なところ」も、「イマイチなところ」「隠したいところ」もよく知ることが、オシャレの道だそうです。
そして、服装は自分の考えや趣味、所属、立場をも表します。
ですから、自分自身の考えや趣味、所属、立場をよく知らなければなりません。

まずはその、最低限の服選びが出来るようになってから、オシャレや自分らしさ、ファッション=流行を取り入れてゆくと良さそうです。

続きを読む

イラスト作成に使う画材を紹介します!コピック編

イラストを描くのに必要なコピックチャオ、ボールペン、スケッチブックなどの写真

イラストを描くのに必要なコピックチャオ、ボールペン、スケッチブックなどの写真

このブログを更新するにあたり、文章とともに自作のイラストとともに日々記事を投稿しています。
イラスト作成の際に使っている道具や、イラストの描き方など、数回に分けて不定期に紹介させていただきます。
絵を描く楽しさや面白さが伝われば嬉しく思います。

続きを読む