『ためない習慣』|生きやすくするための習慣

  • LINEで送る

誰だって、何かを始めたものの三日坊主で終わってしまった経験ってあるんじゃないだろうか。その度に自己嫌悪っちゃってる人もいるだろう。何かを長続きさせるには習慣になるまで続ける必要がある。一度習慣になっちゃえば、あとは日常の一部としてなかば自動的にタスクをこなせるようになるものだ。

本書『ためない習慣』では、習慣を「積み上げる習慣」と「ためない習慣」の二種類に分けている。「積み上げる習慣」とは例えば、

・勉強・研究・執筆(入試、資格取得、発表、出版など)
・エクササイズ・練習(スポーツ、音楽など)
・貯金・投資
 このほか、実現したい夢に向かって準備し、一つひとつ必要なパーツを集めていくような習慣

p.33

と紹介されている。それが習慣化されて自分の力になれば、華やかで派手な習慣だ。一方で、「ためない習慣」とは地味な習慣だ。本書では、

生きることをスムーズにするための習慣(p.33)

としている。例えば「早寝早起き」とか、「スキンケアで美肌を保つ」とか、「衣類を洗濯する」とか、「部屋を片付ける」とか、「支払いを管理する」とか。一つ一つの習慣は地味ぃ~だけれども、生活の基盤を支えるとても重要な習慣だ。

ついわたしたちは、華やかな「積み上げる習慣」に注目しがちだし、こだわってしまいがちだ。だけど、まずは「ためない習慣」が滞りなくやれていて、生活の基礎がしっかりあるからこそ、その上に「積み上げる習慣」を積み上げていけるのだ。

当たり前の生活習慣こそ、生活を支える基盤であり、そこに注目すべきであることを本書では改めて指摘されている。今一度、自分の生活を見直すきっかけに良い本だろう。ぐう聖。

ためない習慣 毎日がどんどんラクになる暮らしの魔法

  • 金子由紀子
  • 2014/9/5
  • 青春出版社

目次情報

はじめに

第1章 「ためない」と、人生が好転する

よい習慣を創りたいのに…
私の無習慣な青春時代
「時間」と「食」の習慣が人生を変えた!
今度は、家が片づかなくなった
「ためない習慣」で人生が好転
習慣には2種類ある
「ためない習慣」とは?
習慣は自由をもたらす

第2章 習慣作りの基本ルール

「ためない習慣」を身につけるには?
一度にひとつだけ
ブレイクダウンする
2週間かける
モチベーション喚起のヒント
準備することの大切さ
「やめる」習慣の作り方

第3章 暮らしの悩み別 習慣作りのコツ

どんな習慣を身につけるか

片づけ・掃除モノをつい出しっぱなしにしてしまう
役立ちそうなチラシ類がたまってしまう
レシートがいつの間にかたまる
バッグの中がいつもゴチャゴチャ
家族に片づけさせたい
会社の机がグチャグチャになりがち
掃除機をかけるのが面倒

洗濯・炊事

洗濯物をすぐに処理できない
ちゃんとした料理が作りたい
食材を腐らせてしまう

時間の使い方

忙しくなると、家事が後回しになってしまう
仕事が大変で、家族や友人関係がおろそかになる
ネットサーフィンをしてしまう
遅刻グセをなくしたい
休日なのに休んだ気がしない
落ち込む時間をなくしたい
朝活したい

心の問題

ムダづかいをやめたい
食べすぎてしまう・飲み過ぎてしまう
きちんとしたお風呂に入りたい
困った人との付き合い方

ためない暮らしを作る 100の習慣

第4章 挫折グセを繰り返さないために

「三日坊主」をどう切り抜けるか
スケジュール帳を活用する
スマホ・携帯で機動力を上げる
一日の予定を守れる、スケジュール作りのタイミング
「記録」と「交流」でモチベーションを維持
小さなゴールを設定する

第5章 習慣の力で人生を楽しもう

よい習慣が定着するほど、生きるのがラクになる
自分は変わっていくし、習慣も変わっていく
山の上で出会った一人の老人
「なんとなく」を「なぜ?」に変えていこう

おわりに

金子 由紀子(かねこ・ゆきこ)

1965年生まれ。出版社勤務を経てフリーランスに。「シンプルで質の高い暮らし」を軸に、幅広い分野で執筆を行っている。総合情報サイトAll About「シンプルライフ」のガイドとしても活躍中。
10年に及ぶひとり暮らしと、主婦・母親としての実体験をもとに、心地よい生活術を提案。継続性を重視した、リアルな暮らしの知恵が、共感を呼んでいる。
『持たない暮らし』『時間上手の暮らし方』(共にアスペクト)、『片づけのコツ』(大和書房)、『暮らしが変わる40の習慣』(祥伝社)など、著書多数。

SNSでもご購読できます。

スポンサードリンク


コメントを残す

*