【書評】X、テスラ、Twitter。公式伝記『イーロン・マスク』を読もう

やる気の出る本

昨年2023年に出版された話題本『イーロン・マスク』はもう読まれましたか?

まだなら今すぐ書店へどうぞ。

今すぐヤル気を出したいなら、今すぐにページをめくりましょう。

彼のモーレツな生涯に圧倒されながらも、「成功」するとはどういうことかわかるはず。

恵まれない子ども時代から世界一の富豪へ

世界一の成功者は、生まれた時から「特別」に恵まれていたのでしょうか?

それは違います。

イーロン・マスクはとてもラッキーな子ども時代だったとは言えません。

お父さんには虐待されるし、シングルマザーになったお母さんは子どもを育てるために働きづめ(つまりほったらかし)。

そして彼が生まれた南アフリカは治安も悪かったよう。

そこからお母さんの親戚を頼ってカナダへ行き、お金を貯めてアメリカの大学へ進みます。

彼の生まれ育ちはとてもラッキーだとは言い難い。

だけど、ヤル気でそこから抜け出してゆくのです。

ロケット! 電気自動車! 子どもの夢! それを実現する!

彼はモーレツに働きまくる。

その原動力は、子ども時代の夢じゃないかと思う。

他の星へ行きたい。

新しい電気自動車の走る世界を見たい。

かつてSFの小説で読んだ世界を実現させるため、今日も働くのです。

意外とプライベートも悪くない?

イーロン・マスクほど業の深い人なら、さぞやプライベートはむちゃくちゃなんじゃないかと思いませんか。

だけど、この本を読む限り、プライベートの家族との時間はそんなに悪くない。

十数人いる子どもたちも、おおむね上手くいっているような感じ。

ひとりだけ跳ね返りがいるんだけども、あんなに圧倒的なお父さんがいるのに、むしろ反抗するのが一人だけってのがすごいと思った。

いや、彼のなにもかものスケールも違うし、感情の振れ幅も人一倍だから、なんか感覚が麻痺してるんだけど。

大金持ち、ノリでTwitterを買う

そしてやっぱり一番気になるのはTwitterのことでしょう。

Twitterね、なんか「ノリで買っちゃった」って感じなのだな(笑)。

今のSNSは彼が思う理想じゃなかったんじゃないかな。

だからそれを変えてやる! と、思わずTwitterを買っちゃった、と。

さすがスケールが違います。

一章ずつはとても短いから、すきま時間に読みましょう!

話題の『イーロン・マスク』は自己啓発本の側面も持っています。

今すぐヤル気を出したい! 燃えたい!

そんな時は、サクッとちょっとだけこの本を読んでみましょう。

一章ずつはとても短いので、すきま時間にササっと呼んでヤル気チャージ!

世界一の働き方のかけらでもいただいちゃいましょうよ。

おすすめです。

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