わたしは『忍たま乱太郎』をふつうに子ども時代に見ていただけで、いや、学生時代録画して見ていたけれども……しかし、その程度で、特に強い思い入れがあるタイプではないんだけれども……。
2024年12月公開の『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』の予告を見まして、これは一大事だと。
土井先生が闇落ちですと!?
映画の前に原作小説で予習すべし!
YouTubeで予告動画を見ていたけれども、「これは一大事だな」と思い始めたのは、書店で原作小説の復刻版が並んでいるのを見てからだった。
なんでも、かつて小説版が出版されたが、ファンの間で話題になり、希少本になっていたそうだ。
映画化されるにあたって、晴れて復刻版として出版されたらしい。
ふむ。
じゃあ、それは読まなければならないよね?
児童文学ですが、わりとシリアスでもあり、でもギャグなんですよね
「忍たま乱太郎」は室町時代が舞台ということもあり、キャラクターの設定だったり、世界観がわりと物騒なんですよ。
そもそもみんな忍者で、今回の本も、忍術学園の六年生が戦闘の場に出てますしね。
有名どころでは、メインキャラのキリ丸は、戦争孤児で、親兄弟を戦争でなくしています。
土井先生も同じ境遇であることから、彼の保護者的な役割もしてるんですよね。
ギャグで展開されていく中に、ふとシリアスが差し込まれるのがたまりません。
土井先生が記憶をなくし、闇落ち……
今回の映画とその原作小説は、土井先生が主役。
戦闘の末、行方不明になった土井先生を皆で捜索していると、「天鬼」と名乗る人物が登場し……という内容。
ネタバレですが、もちろんその天鬼が土井先生なのですが、どうやら記憶を失くして、新たな記憶が上書きされてしまっている様子。
天才軍師としてドクタケ城で働いているのです。
そこから、他の城との戦争が始まらんとしてしまたり、ちゃんと読むとややこしい話。
が、子ども向けの児童文学ですから、さらっと読み流してもOKという、優しい作り。
どなた様にも読んでいただきたい。
特に大きなお姉さま方、映画館に行く際は、今のうちに一冊お手元に置いておくのがよかろうと思います。
(`・ω・´)b
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