人生論・教訓

『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』

少しの意識で、コミュニケーションが変わる!

「えー」「あのー」連呼、体をゆらゆら揺すってませんか?

Σ(・∀・;)ドキッ

こんにちは、あさよるです。

「話し方」……なかなか上手くなりません。人とお話をするのは好きですが、上手く自分の考えや気持ちを表現できないとき、ヤキモキしちゃいます。

「声を出す」っていうのも、なかなか難しい。もっといい声で、通る声で話せるといいのになぁ。

そこで、「話し方」の本を読んでは、話し方を意識してみます。

みなさんも、「話し方」自信ありますか?

時短・省エネ・節約で「話し方」を変えたい!

「話し方」って、ビジネスの場で語られることが多いですが、家庭や友人関係、趣味やプライベートの時間にも大きく影響します。

劇的に、自分の話し方が変わればいいなぁなんて、誰もが願うことじゃないでしょうか。

しかも、あまりお金はかけたくない。最短の時間で、最小の手間や努力で成果があれば……(・∀・)イイネ!!

実際に、話し方の先生にレッスンしてもらうのも一つですが、まずはテキストでチャレンジしてみてからでも遅くありません。

今すぐ変われる「話し方」の本

あさよるネットでもこれまで、複数の「話し方」本を紹介してきました。

マナーを主軸に置いたものや、何気ない世間話・雑談をテーマとしたもの、またどんな相手とでも分け隔てなく会話ができる話し方。

「話し方」と一口に言っても、話し方改善のための方法はさまざまです。

アナウンサーによるいい声の話し方

『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』では、「声」を変えることで「話し方」を変えようというアプローチがなされています。

著者はアナウンサー。数々の人気テレビ番組でナレーションも務めておられます。

アナウンサーと言えば「話し方」の達人ですよね。その“コツ”は案外とシンプル。

腹式呼吸を手に入れるための腹筋法や、身体を使って声を共鳴させる方法。また、滑舌を良くするためのトレーニングなど、テクニックも紹介されています。

しかし、大部分は「声の印象」に絞られています。

高い声・低い声、口角を上げて明るく話すか、落ち着いて話すのか。ゆっくりと落ち着いて話すことの意味。

また、話し方にクセがある人もたくさんいます。「あー」とか「えー」とか余計な音を発するのを控える。話しながら身体を揺するのをやめる。

少し意識をするだけで、話し方はガラリと変わるんです。

さすが「たった1日で」とタイトルにあるように、読んでるそばから実践できるものばかり……というか、良くない話し方が見に覚えがありすぎて、今すぐにでも改善したい……!

たった1日で、すぐ変わる!

「話し方」は、他者とのコミュニケーションを変えてしまいます。コミュニケーションが変わるということは、ビジネスやプライベート、プレゼンやスピーチも、質が変わるということです。

また、緊張しないで話すことや、相手から話を聞き出す「相づち」など、ちょっとした意識の変化が、大きな変化をもたらすということなんですね。

相手にどう聞こえるのか、どう見えるのかを確認しつつ、ゆっくりと落ち着いて話す。話し始めは高い声で、本題は落ち着いた低い声で。聴衆の集中力が落ちてくる頃に高い声を使う。

共鳴や腹式呼吸など、練習に少し時間のかかるものもありますが、これは追々。

今すぐ実践できる「話し方」で、コミュニケーションの幅を生み出しましょう。

たくさんある「話し方」の本から

「話し方」の本って、巷に沢山あります。

『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』は、著者がアナウンサーであること。また、話し方セミナーやレッスンを行っている講師であることが特徴です。

数ある「話し方」の本の中からどれを選ぶのか。著者のプロフィールや、実際のレッスンの充実度をチェックしてみてもよいかもしれませんね。

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『LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲』

FacebookのCOOでも、「女性である」ことにぶち当たるの!?

男の子は男の子の、女の子は女の子の

こんにちは、あさよるです。

あさよるネットで以前、『会社のルール』という本を紹介しました。

女性の社会進出にあたり、男性のルールを知り、それを利用してゆこうという指南書です。

小さい頃、男の子は男の子の遊びを、女の子は女の子の遊びを通し、社会の勉強をしました。子どもの遊びとは、大人の社会を反映していて、大人の真似事をすることで、社会を学びます。

あさよるは、この『会社のルール』を読んで、これまでにない視点を知りました。

女性が社会で働くことについて、もっと知りたいと思いました。

あれ?性差と社会的立場の差がごちゃごちゃに…

女性の社会進出。どんどん進んでいますが、あちこちで問題は転がっているようです。

幼いころ伝統的な「女の子らしく」なるよう育てられたのに、成人する頃にはすっかり社会が変わり、男女同じように就活に挑む。だけど、結婚を機に就業時間を短くしたり、出産と同時に専業主婦にジョブチェンジする女性もいる。

そして、それが良いモデルとして扱われている場面って、意外と多いような気もするのです。

あれ?そういえばなんで、結婚や出産に伴って仕事をセーブするのは女性なんだろう?男性だって、働き方に幅があっていいはずだし、女性の方が所得が多かったり、多忙な仕事もあるだろう。

一方で、出産や、出産直後の授乳など、女性にしかできないこともある。

社会の中で、性差ではなく「人」として振る舞うということはあたり前のことのはずなのに、なんで男女で違うんだろう?一方で、身体的特徴として存在する男性と女性の差。

社会の中の「人」として、生物としての「ヒト」として生きるために、「女性」というどうしていいか分からない壁が立ちはだかっています。

女性が気づかない女性のモンダイ

本書『LEAN IN』は、女性が直面している問題……いいえ、正確に言うと、女性が直面していることにに気付かない問題を取り上げています。

著者のシェリル・サンドバーグさんは、マッキンゼーや財務省補佐官、その後Google社を歴任し、現在はfacebookのCOOを務めます。

『LEAN IN』を読んで驚くべきは、アメリカで、シェリル・サンドバーグさんほど立場のある有能な人物でさえ「女性」であることに打ちのめされている!

彼女はハイスクールでももちろん成績はトップ。ですが、女性が男性より優秀であると、パーティーに誘ってもらえない。要は「モテない」と周りから心配され、サンドバーグさんも悩みます。

また、女性は男性よりも自信が持てないと統計結果に出ています。男性は自分の実力以上の仕事にトライすること厭いません。実力を過信することを恐れず、他者から高い評価を望みます。一方、女性は自信がないので、確実に実績を積み上げてゆかねばなりません。さらに、自分から売り込みをせず、ただ上司が自分を抜擢すまで待ち続けます。だけど、待っているとどんどん、自分から手を上げる男性にチャンスを奪われてゆく。

男性は夢見がち、女性は現実的なんて言いますが、こういうことを言ってるのかな?と思いました。

強い女性は、お好きでない?

周囲からの視線も、性差によって変わります。

自らチャンスをもぎ取り、人の上に立ちリーダーシップを発揮する男性は、頼もしい男性だと感じます。

しかし、これが女性なら、勝ち気で強欲で、気の強い女性だとみなされます。

結婚したら、出産したら、「どうやって両立する気?」

周囲からの揶揄は、結婚・出産とプライベートな事柄にまで飛んできます。

男性が結婚し子供を持っても誰も何も言わないのに、女性が結婚し子供を持つと「仕事と家庭の両立はどうするの?」「いつまで仕事を続けるの?」と質問が降り注ぎます。彼らに悪意はなく、純粋に心配や心遣いをしているだろうことが、問題をますますやっかいにさせます。

サンドバーグさんも同様に、結婚や子育てに関して、たくさんの質問を受け続けたそうです。

肉体的な違いもある

また、肉体的に「女性であること」の問題も起こります。

サンドバーグさんは妊娠中、悪阻がひどく大変な思いをなさったそうです。出産後は3か月間の産休を取りましたが、出産後次の日にはノートパソコンを開き仕事をしていたそうです。

しかし、産休を終え、職場へ向かおうとガレージを出るときには、子供と離れ離れになるのが寂しく感じもしたそう。その後、第二子も誕生し、二人の子育ては事前の想像を超えて大変なものだったそうで、思ってもみないトラブルも勃発します。

ただ、サンドバーグさんの夫デイブ・ゴールドバーグさんは子育てに積極的に参加し、サンドバーグさんを支えました。

医学や技術革新が、どう変える?

出産や子育ての問題は、医学や技術の進歩によって変わってゆく要素が大きいのではないかと気づきました。

例えば、「産休・育休 or 職場復帰」の二択ではなく、もっと他の選択肢があってもいいんじゃないか、例えば自宅で仕事をするとか。

年々進化してゆく紙オムツとか、すごい便利なアイテムも、従来の「お母さん」の仕事を変化させているでしょう。

かつてない社会の形?

性差による社会的差があるのは当然だという人もいます。

生物的に、男性と女性は違うのだと考える人もいるでしょう。

“女性”リーダーがリーダーになる日まで

世界を代表するリーダーであるシェリル・サンドバーグさんでさえ、自らの思い込みや、「女性だから」という理由で悩んでいました。

シェリル・サンドバーグさんは、決して「フェミニスト」になりたくてなった人ではなく、優秀なのに、優秀な男性と同じように振る舞えず、キャリアを詰めない女性たちを見てきました。

サンドバーグさん自身も、女性特有の自信のなさに苛まれていたと告白しています。

女性のリーダーになったことで、女性へ向けてのメッセージを発するべき立場になったのです。

これからの未来の女性のあるべき姿は、サンドバーグさんはじめ、女性のリーダーが牽引し、「発見」してゆくものなのかもしれません。

少なくとも、過去に存在した価値観とは違う、新たな社会の形を探しているのではないでしょうか。

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『「正しさ」にふりまわされないコツ』|「正しさ」の反対は「正しさ」?

自分の「正義」が、自分を追い詰めてない?

和田秀樹先生の新刊!

当あさよるネットでも以前、和田秀樹さんの書籍を紹介しました。

↑この本もですし、昔読んだ和田秀樹さんの本も面白かったので、新刊を見つけて手に取りました。

「正しい」と「正しい」のぶつかり合い

本書では、自分のもっている正義感や正しさが、自分自身をがんじがらめにし、自分を追い詰めてゆくと紹介されています。「自分自身を苦しめる正しさ」とはこれいかに。

例えば「鬱なんて怠けだ!」と仕事を休む同僚を揶揄している人は、いざ自分が鬱になったとき、仕事を休めません。確かに、気力でなんとか乗り切れる時もあるでしょうが、どうにもならない時もあるのに。

要は「詰み」になっちゃうんですね、過去の自分の発言のせいで。自分で自分の選択肢を消してしまう。本来なら、たくさん選択肢のある場面なのに、にっちもさっちもいかなくなってしまう。

そして、「正しさ」は他人が持ってる「正しさ」とぶつかり合います。例えば、「ずっと子供の側にいてあげたい」と辞職する母親も、「子供のために働きたい」と仕事に出る母親も、どちらにも正義があり、どちらも間違っていません。なのに、時にイガミあってしまいます。

「~すべき」「~であるべき」に振り回されていませんか?

「正しさ」への対処法

『「正しさ」にふりまわされないコツ』では、「正しさ」への対処法が紹介されています。

そもそも、自分の「正しさ」に振り回されてしまう人は、それだけ正義感が強い人です。だからっちょっとだけ、自分に甘くなりましょう。そして、同じように他人にもちょっとだけ甘くしましょう。「開き直り」も大切です。

「○○ならば△△しかない」と思い込むのはやめ、自分にも別の生き方、別の人生があることを大切にします。案外、間違ったって大丈夫だったりするのかもしれません。自分で勝手に「決めつけ」を行うのはやめましょう。

そして、相反する正しさと出会ったとき「どちらが正しい」と考えるだけでなく、「どちらも正しい」場合も考えます。

やっかいな「正しさ」もあります。例えば「可哀想な人に親切にする」というのは、一見素晴らしいことのように見えます。しかし、特定の誰かを「可哀想」と自分が決めていることを忘れてはなりません。

「正しい」を決めているのは自分。

そう、「正しい」「正しくない」を決めているのは、他の誰ならぬ「自分」なんですね。その決めつけ、思い込みを、時に「偏見」と呼ぶこともあるでしょう。もしかしたら正義の名のもとに「差別」と呼ばれることをしているのかもしれません(;’∀’)

そして「こうしたらあの人はこう思うだろう」「こんなことをしたら○○だって思われる」と、他人の行動や思考にまで決めつけをしちゃってます。実際問題、相手がどう出るかは相手次第です。他人は自分とはまた別の「正しさ」で動いているのです。

『「正しさ」にふりまわされないコツ』感想

本書『「正しさ」にふりまわされないコツ』は、「ほんとマジ共感」と頷いてばかりの読書体験でした。

ああ!あさよるも10代、20代の頃の自分に読ませてやりたいぜ!まったくもって、自分の正義を心から信じ、その正義に刃向かうヤツは「間違っている!」と鼻息荒く突っかかっていました。いやぁ、思い出すと恥ずかしや~。

自分の「正しさ」以外の行動基準を見つけられず、自らの「正義」を振りかざし、その「正義」に自分が苦しめられていました。いやぁ、我が青春は苦しみしかなかったぜ!(^_-)-☆

八方ふさがりで、本当に「詰んだ」と悟り、「もう生きられない…」と思ったけれども、覚悟も決められず(-_-;) だらっと未だに生きていますよ。だけどそれ以降、だらっと生きながら、自分の正しさに折り合いをつけたり、他人の正しさにも正義があることを受け入れられるようになりつつあります。

( ゚д゚)ハッ! 自分語りしてしまった!

今すぐ変われるものでもない…?

とまぁ、『「正しさ」にふりまわされないコツ』に書かれている内容、「んだんだ!」と大いに納得なのですが……。じゃあ、この本を読めば、書いてある通りに行動できるのかっ!ってとこですね。

正直……自分の「正しさ」にがんじがらめになっているモードのときに、和田先生のお言葉が胸に入ってくるだろうか……(遠い目)。

あさよるの過去を振り返ると、今思えば適切なアドバイスをしてくださる人生の諸先輩方もたくさんおりましたが、全然耳に入りませんでしたっ!で、『「正しさ」にふりまわされないコツ』も、響いてなかったんじゃないのかな?と思ってしまう……。

イチバン届いてほしい人には届かないジレンマがあるのかもしれません…。

誰もが「正義」をふりかざしている?

『「正しさ」にふりまわされないコツ』で改めて認識したのは、「誰もが『正義』を持っている」ということです。

もうちょっと強く言うと、誰もが正義を振りかざしている。正義の名のもとに、誰かが誰かをバッシングする。不正を許すまじと、弱者を追い詰める。ズルをした、悪いことをした人を正義という名の「私刑」に処す。

みんな、誰もが正義を持っている。自分は「正しい」と信じ行動している。これって、時に厄介で、時に恐ろしくもある。

自分とは違う「正義」を持っている人と、譲ったり、認めたり、尊重することで、何か変わるのかなぁなんて思う。その、譲るものは、自分には理解しがたい「正義」であっても。なんだか、とても矛盾しているようにも思うけど、それしかないのかなぁ。

あなたを追い詰めるのは、誰?

もし今、息苦しさや、行き場がないように感じているなら、もしかしたら自分の「正義」感が、自分を追い詰めているのかもしれません。

他者が何か阻んでいるのかもしれません。自分が、自分の「正しさ」にがんじがらめになっていないでしょうか。

『「正しさ」にふりまわされないコツ』は、自分の「正しさ」にも、他者の「正しさ」とも、そして社会の「正しさ」とも、上手く折り合いをつけるコツがたくさん紹介されています。

読みながら納得するものばかりでした。

「ちょっと肩の荷が重く感じるなぁ」「ギスギスしてるなぁ」という時にどうぞ。

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速さは全てを解決する—『ゼロ秒思考』の仕事術

だらだら時間つぶしてない?

スピードアップをしてみませんか。

著者・赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考』がきかっけ

赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考』を読み、シンプルで力強く心強い「ゼロ秒思考」法に触れました。

「ゼロ秒思考」の核にあるのは、頭の中のものをどんどん書き出すことで考えを“見える化”し管理しようというものです。

ゼロ秒思考の方法自体はシンプルで簡単なものなのですが、これを続けることで確実に思考の変化があるはずだと感じ、ワクワクとともに、面白く思いました。

そこで、同著者のほかの本も読んでみたいと思い、『速さは全てを解決する』を手に取りました。

スピードが、「質」も「やる気」も連れてくる

↑このキャッチコピーは『速さは全てを解決する』のカバーの袖の部分に書かれていました。この一言で、この本の内容が詰まっているなぁと思います(^^)

まず、スピード感が大事です!……と言われても、実際にはだらだらと時間を浪費していることも多いんですよね……。

例えば、

  • 会議が多い、長い
  • 会議に参加しても発言もせず居るだけの人も多い
  • 打ち合わせが多い
  • 目標が不明瞭で、目標達成ポイントがわからず時間がかかる
  • 仕事を定時に終わらせる感覚が弱く、それまでに仕事を終わらせる意識が貧しい

……などなど(;’∀’)(;’∀’)

以上が日本の企業でよくある「仕事の遅い理由」だそうです。結構、ドキッとする項目もあるんではないでしょうか。時間をだらだらと消費し始めると、緊張感も薄れ、やる気までなくなってしまう……。負の連鎖が待っているんですね…(;’∀’)(;’∀’)

反対に言っちゃえば、緊張感を保ちつつスピーディーに仕事に取り組めば、テンションもハイなままでやる気も持続し続ける!

自己啓発系の本を読んだり、イベントに参加したり、自分なりに「やるぞ!」ってガッツがわいても持続しないってときは「スピード感」に注意してみましょう。

ビジネス書をこれから読みはじめる方に!

『速さは全てを解決する』で紹介される知識は、基礎的な初歩の初歩の部分からかなり細かく紹介されています。

ベーシックなだけに、ある程度ビジネス書を読んでこられた方にとっては既知の知識が多いかも?

と言っても、デキるライフハック“全部盛り”みたいな内容で、面白いんです。

そして、これからビジネス書を読みたいって人には、全部盛りだからこそピッタリじゃないかと思います(^^)v

本来ならば、書籍を何冊にも分けて語られるような内容が、ギュギュギューっと詰め込まれているので、かなり駆け足で目まぐるしくも感じるかも!?

「速さ」のための準備をしよう

『速さは全てを解決する』では「速さ」を手に入れるためのノウハウもたくさん紹介されています。

そのうちの一つは最初にも紹介した「ゼロ秒思考」です。A4用紙に頭の中をそのまま書き出し、自分の考えを「見える化」するメソッド。さらにそれを並べ、俯瞰し、組み合わせ、管理し、熟成させることもできます。

(『速さは全てを解決する』でも「ゼロ秒思考」は詳しく紹介されていますが、それを丸々一冊扱った『ゼロ秒思考』の方が詳しいデス)

さらに、時短のためのライフハックもたくさん。

一例として、パソコンの変換機能を最大限に利用する。単語登録を駆使し、自分の名前や住所、メールアドレスなど、よく使う文字列をひらがな一文字+スペースキーで表示しちゃうというもの。

facebookやTwitterなどSNSも積極的に利用しつくします。特にfacebookは小体制のクローズドなグループも作れて便利ですね。

あるいは通勤時間中にすべきこと。思わずスマホやタブレットでメールチェックやニュースのちぇっくなどしたくなっちゃいますが、読書か語学学習に時間を使うことが提案されています。

情報収集に当てる時間は、自宅にて。落ち着いて誰にも邪魔されない環境だからです。そして、朝晩30分…と、あらかじめ制限時間を決めて行います。時間を決めることで集中力も上がるので、効率もよくなります。

展示会や勉強会・セミナーも積極的に足を延ばします。また、懇親会まで参加することで、どのような人材が集まっているのかチェックすることで、その集まりの質もわかります。

また、自分自身もすすんで人の前で話す。発表や講演ををすることで、自分のもとに情報が集まるようになるんです。

などなどなどなど!全部挙げるとキリがないのでこの辺で(;´∀`)>

スピードアップは誰でもできる!?

『速さは全てを解決する』で紹介されているスピードアップのための秘訣。これら、誰でも今からでもできることばっかりなんです。

選ばれし職業や立場に就いた人だけが成就できるようなノウハウではなくって、特別な道具も、特別な環境も不要のノウハウです。

しかも、ちょっとした小さなチャレンジで変化することもたくさん!大きな行動の変化を起こすのって、勇気がいるし、無理って思ってしまいます(-_-;) ですが、『速さは全てを解決する』で紹介されている“やり方”は、今の生活のままで少しだけチャレンジできる。

とりあえず、単語登録からしてみます!(^^)/

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『失敗を活かせば人生はうまくいく』|成功はどこにある?

どんなに慎重でも、失敗することがある。

そのとき、へこたれる?諦める?それっきりにしますか?

『思考の整理学』に引き続き

外山滋比古さんの著書『思考の整理学』を以前に読みました。あさよるネットでも紹介しました。

『思考の整理学』は定番本のようで、あちこちで紹介されているのを見かけます。が、正直、あさよるにはどう読みこなせばいいのかわからない部分がありました。

それがずっと引っかかっていて、外山滋比古さんの本を、もっと読んでみて、考えてみようと思いました。

失敗の中にこそ、成功への道がある

人は、諦めずにチャレンジし続ける限り、失敗をします。失敗から逃れられないでしょう。

だからと言って、失敗を避け続けることは、何もチャレンジし続けること。失敗から逃れることは、成功をも手放すことです。

失敗の中にこそ、成功への道が潜んでいます。

誰しも失敗すればその中でもがき、努力します。失敗の中で「学ぶ」ことで、経験値が増え、次へ進む推進力も生まれてくるんです。

現在、「結果」が重視されるがあまりに、その課程で起こるはずの「失敗」を許さない/許せない空気感があるんじゃないかなぁと思います。その風潮へ一石を投じる存在です。

数々の「失敗談集」という成功体験

『失敗を活かせば人生はうまくいく』では、さまざまな成功体験が紹介されています。

成功体験とは、すなわり失敗談でもあります。どんな失敗をし、その中で何を学んだのか。

ですから、『失敗を活かせば人生はうまくいく』は、成功譚集でもあり、失敗談集でもあるという、面白い構成です。

もっと元気を出したい時に

『失敗を活かせば人生はうまくいく』は、今からチャレンジを始めよう!と意気込んでいるとき、もっと気合を入れたい時に手に取ると良い本です。

反対に、今まさに失敗の中で打ちひしがれたり、落ち込んでいる時に読むと、もっとシュンとなっちゃうと思います(あさよるの場合)。

また、節が細く設定されていますが、少しずつ読むより一気に読んじゃったほうがいいかも!?駆け抜けて読むことで、なんか「よし!やろう!」とガッツ入り直しました。

時代がね…羨ましいなぁとも

外山滋比古さんご自身や、ご友人の経験談もたくさん紹介されています。また、著名な経営陣のお話まで。

「みんな失敗して苦労したんだなぁ」と、共感や、仲間意識みたいなものを感じつつも、なんだか……羨ましいなぁとも思ってしまいます。

現在とは違う時代の話もたくさんあるので、そのまま自分に置き換えるのは難しい…(´ε`;)ウーン…

だからこそ、「失敗の中に成功がある」って普遍の事柄が際立っているとも言えます。

「大らかな気持ち」をインストールして

社会生活を送っていると、間違ってはいけない、失敗してはいけない場面の連続です。

反面、ゆる~く継続することや、細々と途切れつつも続けることが大事なものもあるでしょう。

「失敗してもいい」わけないけど、それでも失敗しちゃったとき、そこで終わり?潰れちゃう? タイトルの通り、『失敗を活かせば人生はうまくいく』の精神って、忘れてしまいがちだけれども、その通りだなぁと思いました。

ピリッと緊張しなきゃいけない場面もあるけれど、それでも失敗するときもある。失敗してもそのままじゃなくって、失敗の中で力をしっかりつけたいと思いました。

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