メイク直しの正解、知ってる?|『あなたの美を引き出す 正しいヘア&メイク事典』

こんにちは。毎日お化粧してるのに、未だに化粧に迷うあさよるです。朝の時間のないときに失敗したときなんて……つらみの極み(-_-;)

メイクアップアーティストの先生からメイクレッスンを受けたこともあるんですよ。だけど、忘れちゃうし(-_-;)、なにより「流行」「気分」ってあるじゃない。

お洋服によってお化粧も変わるし、そのお洋服はお天気によって変わるし。その時々で、いつも「したいメイク」って違うんですよね。

だから、毎朝迷ってしまう…(;´Д`)

雑誌ではなかなか知れない、マジメな話

『正しいヘア&メイク事典』は、幅広い女性へ向けたヘアメイクの指南書です。というのも、ここで紹介される内容は、とてもとても基礎的なものばかり。

女性向けファッション誌なんかで、メイク特集を参考にすることもありますが、基本的に流行のメイク法だったりします。言うなれば、ファッション誌は「応用編」が紹介されていることが多いんじゃないかと思います。

ファッション誌で紹介されている“今”の流行を上手に取り入れるためにも、まずは基本の考え方を押せたいところ。

……と言っても、『正しいヘア&メイク事典』で紹介されるメイク、そのままでも清潔感あって通用するものです。むしろ、ベーシックなのが一番透明感があり正統派っぽいのかも!?

スキンケアから、それぞれの悩み別のメイク法まで

例えば、ファンデーション一つ選ぶにしても、パウダー、リキッド、クリームなど、種類が多数ありますが、それぞれ特徴が異なります。使い分けできると嬉しいですよね。

ちなみに、パウダーファンデーションは皮脂が多めの肌ほどキレイにのる。リキッドタイプは少量でよく伸びるから、薄肌っぽく仕上がる。クリームタイプは保湿力が強く、カバー力も強い。

こんな感じで、各化粧品の特徴や、それを「なぜ必要なのか?」が紹介されています。しかも、図解や写真での説明も多く、ビジュアルで理解できるのも助かります。

スキンケアや、下地クリームの選び方など、他で読んだことなかったから、腑に落ちた!

ヘアはページ数少ないのに充実しすぎ!

『正しいヘア&メイク事典』では、半分以上のページがメイクに割かれています。ヘア知識については1/4もないかも?

ですが、情報量は十分!

シャンプーをする理由や、寝癖は水で濡らしてからブローして治す理由もわかった!髪の一部は水素結合しているから、水で濡らしてやると結合がゆるむ。だから、シャンプーもしっかり髪を濡らしたり、ブロー前にも湿らすんですね。で、ブロー後にドライヤーの冷風でしっかり冷やすと、また髪の水素結合が戻ってセットされます。

そして「似合う髪型とは」という話や、ひとつ結びの位置についてなどなど。コテの使い方とかね。この辺は、本で読むよりYouTubeの動画で見た方が分かりやすいでしょう。ですから、大事なのは「理屈」の部分。これは本で読む方が分かりやすい。

パーマがかかる理由や、カラーが浸透するしくみを知ると、パーマやカラーを長持ちさせる方法も理解しやすく感じました。なにより、ヘアケアの必要性を強く認識しました><;

電子書籍版が欲しい!のに、ない!

この『正しいヘア&メイク事典』、電書で欲しいんですよ。じゃあ、スマホでいつでも読めるから、メイク直しのときもポイントをチェックしながらできるしね。

なのに!とりあず2016年11月の時点では、電子書籍版がない!><

『正しいヘア&メイク事典』に対して、不満と言うか、残念ポイントがあるならここだけです。

あさよるも何度も読み返している内容なのですが、その時々のトラブルや悩みによって、その都度注目するポイントは違います。だから、何度読んでも新しい知識に出会うんです。

なので、いつでも手元に置いておきたいっ!

「メイク直し」の正解、知ってる?

本書『正しいヘア&メイク事典』では、メイク直しの方法も紹介されています。みなさん、メイク直しってどうやってるんでしょ?あさよるは見よう見真似です。自分オリジナル。出来栄えは……(´;ω;`)ウッ…

メイク直しは基本、Tゾーンだけ直します。というか、崩れてくるorテカッてくるのはここです。

崩れが大きいときは、乳液を使ってファンデーションを落とし、もう一度ベースを作り直ります。どんどん塗り重ねてドツボにハマるより、サクッと思い切ってやりなおすべし!…φ(..) そのためにポーチに乳液を入れておこうと思います( ̄ー ̄)bグッ!

ね、メイク直しの部分だけでも、ポーチと一緒に持って歩きたい!(電書化を切望します!)

こんな感じで、『正しいヘア&メイク事典』では、誰も教えてくれないメイクの「正解」、ヘアケアの「正解」が知るれるのです。

明日のメイクが楽しみで仕方ない!

ここに書かれているヘア&メイクの知識って、年齢問わず使えるものです。ですから、本書『正しいヘア&メイク事典』も、あらゆる年代の方におすすめします。

また、メイクやヘアのテイストも、ベーシックなもの。清潔感、透明感ある仕上がりで、これも人を選びません。ここに、自分らしさや流行を加えるのも楽しみです。

ここから先は「自分次第」ってことで、まずはそのスタートラインに立ちたいと思います。あ、メイクに必要な道具も、最小限で紹介されています。明日から始められるヘア&メイクの手順です。

なにより大事な道具は、自分の手。しっかり手を使って、自分の手入れをしたいなぁと、ワクワクします。スキンケア、ヘアケアってずっと面倒くさいものだったのに、ワクワクするって新鮮☆彡

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「本なんか読んでも腹の足しにもならない」へのアンサー|『読書をお金に換える技術』

こんにちは。週末は図書館へ足を運び、ご満悦の あさよるです。

図書館、書店、古本屋……場所によって並んでいる本の雰囲気も違いますし、自分の本の選び方も変わるような気がします。シチュエーションが変われば気分も変わるのかな?

そんな、読書へのこだわりがあるのやらないのやら…の、あさよるですが、他人の「本の読み方」の本が好きだったりします。今日読んだのは千田琢哉さんの『読書をお金に換える技術』。タイトルがズバリ気になりますねw

本なんて読んでどうするの?

本を読んでいると、「なんのために本を読んでいるの?」と質問されることがあります。あさよるは読書にさほど目的がないので、その場その場で適当に答えてしまいます(;’∀’)> 本音を言うと、「暇つぶし」とか「ブログのネタに」とか、あんまり面白くない話になってしまいますw

これはとても稀ですが「本なんか読まなくてもいい」という人にもたまに出会います。その方は「困ったことがあれば、それから、それを解決するための本を読めばいい」と仰っていました。「問題を解決するために」というのも、本を読む強力な理由ですね。

「暇つぶし」も読書が得意とすることです。また「問題解決のため」も、本が持っている重要な役割ですね。

はてさて、みなさんはなんのために本を読みますか?答えは一つではないでしょう。たくさんの側面を持っているはずです。

「儲かる読書」いいじゃない!

本書『読書をお金に換える技術』は、タイトルだけで見ても、一体何の本なのかわかりませんでした。しかし、ページを開いて納得。

「本を読むと、収入が上がるぞ!」「本を読むと儲かるぞ!」ってプレゼン本ですね。誰に?って、普段本を読まない人向けです。

あるいは、読書週間がある人の中にも、“閉じた読書”をしているしている人にも良いやも。“閉じた読書”とは、自己完結した、「本を読む」ことが目的で目的達成する読書です。あさよるの本の読み方もこれに近い…。

これまでただ「本を読む」という行為で完結していたものの、その向こう側を考えてみる。しかもこの本では「お金に換える」ことを目的としています。将来、出世して肩書が変わったときのために読書をする。経営者の視点を読書によって身につける。

今の自分とは違う視点から物を見れる、これも、本が持っている力です。

マンガ、自己啓発本……バカにしなくてイイ!

お金に換わる読書って、なにも難しい本を読むことではありません。

外国の名著を原書で読んだりしなくていい。翻訳されてていいし、コンパクト版でいい。マンガで書かれたエッセンシャル版でも十分です。「難しいから読まない」よりも、マンガで読んだ方がずっといい。

物語だってたくさん読みましょう。「どうせ作り話じゃん」って思わなくてもいい。マンガだって、名作はたくさんありますから、どんどん読んでおきましょう。

自分とは別の人物が、一喜一憂を知ることで、自分の現実世界での問題への取り組み方が変わるでしょう。また、たとえ話や慣用句のように使われることもしばしばあります。ボキャブラリーが増えることでコミュニケーションの幅も広がります。

さらに、読書を積み重ねることで、アイデアもぽんぽん飛び出すようになるかもしれません。アイデアが湧きやすい状態を作るための準備も紹介されます。

そう、この『読書をお金に換える技術』は、読書を啓蒙する多読のススメ。乱読の指南書なんです。

読まず嫌いは横へ置いといて、とにかく一冊、目の前の本を読んでみましょう^^

「オレの読書」を語りたくなる^^

読書を啓蒙する本にありがちですが、この手の本を読んでいると、自分の「読書論」みたいなのを語りたくなっちゃうんですよね。

「○○歳までにこれは読んでおくべき」とか「△△と※※あたりは押さえておきたいよね~」とか、言いたくないですか?w

中でも『読書をお金に換える技術』は、収入アップをキーワードに読書を推進する面白い切り口。だけど、スキルアップや、能力の向上は本が持っている重要な要素です。収入にだって影響していて当然ですね。

「本なんか読んでも腹の足しにならない」へのアンサー。みなさんだったら、なにを語るでしょうか。

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【急募】集中力 Σ(・∀・;)|『精神科医が教える「集中力」のレッスン』

集中力があれば、時間ができる!

時間があれば、なにをしよう?

【急募】 集中力

集中力……常に募集中です。

昨日のブログ記事書くの、1時間もあれば余裕かなぁと予定してたのに、作業終了までダラダラと11時間くらいかかった……いや、だってテレビでミュージックステーションスペシャルとかやってたんだもん。宇多田ヒカルが出るって言うしさぁ~(9月19日敬老の日に書いていました)。

ちなみにこの記事も、昼間に書き始めたのに、もう深夜だし。

……集中力。ナニソレオイシイノ?

「集中力」は作られる!?

『「集中力」のレッスン』。はい、あさよるが読むべき本ですね。今まで読んでいなかったことが不思議です。ちなみにこの本も、平易な文章で、細く読みやすく章立てされているので、一気読み出来ちゃう本なんです。なのにね、これ読むのも丸々1日かかったような……。

内容はだいたいこんな感じ。

脳のクセ

集中力を高めるには、まず脳のクセを知りましょう。脳の特性を活かし、脳の不得意なことをやめるのです。

まず、マルチタスクはやめる!これはちょっと意外でした。脳はマルチタスクに対応していないんだそうです。また、脳内のドーパミンやアドレナリンも活用しちゃいます。ご褒美を用意したり、自分の欲望を味方につけちゃおう。また、反対に「休憩」も大切。オンとオフの使い分けで集中力を上げてゆくのです。

ケアレスミスには4つのパターンがあります。

①反復エラー (コーヒーに砂糖を入れたことを忘れて、また入れてしまう)
②目標の切り替わり (コンビニに寄ろうとしていたのに、そのまま帰宅した)
③脱落・逆転 (風呂の栓をしただけで、湯をためなかった)
④混同・混合 (花を切るのに、缶切りを持って庭に出た)

西多昌規『「集中力」のレッスン』p.38

自分のミスの特徴を知ることで、ケアレスミスを減らしてゆきましょう。それが結果的に集中力の向上につながる…!

体内時計

体内時計は、実際の時刻とズレていませんか?

人間の体内時計は、放っておくとどんどんズレてゆくようにできています。ズレを修正するため、毎日、日光を浴びる必要が有ることはよく語れます。通勤時も、なるべく太陽にあたるルートを選ぶ!

夜間は、明かりを灯せばいつでも明るいですから、やはり体内時計はズレてしまいがち。明かりの管理をしましょう。そして、問題のブルーライトこと、パソコンやスマホ画面のライトですね……コンピュータ機器を手放す勇気が必要です。

さらに、食事の管理も大切です。朝昼晩の食事が、体内のリズムを作ります。

食事、睡眠、運動。この三つで体内時計をピッタリと合わせておくことが、集中力に繋がります。体内時計がズレて、万年寝不足、万年無気力では集中力もなにもあったものじゃないですもんね。

ライフハック

集中力のためのライフハックもあります。

ちょっとだけ難しい課題を用意するとか、目標を細分化するとか。5W1Hを割り出しTODOリストに吐き出します。

些細なTODOでも、きちんと最後まで終わらせて達成感を味わいましょう。達成感という快感が「ご褒美」になるんです。また、予めタイムリミットを設けるのも大事。「あとちょっと!」って自分を鼓舞するのも有効です。

スマホが邪魔をする!

これ、あさよるもめっちゃ分かります。この記事を書いている間も、横においてあるiPod touchがポーンと鳴り、メール着信を知らせます(あさよるはiPod touchをwifiで繋いでタブレット端末として使用している)。

ポーンと鳴る度、画面を覗き込む。しかし、メルマガばっかりで、今読む必要のないものばかり……。そうか、Gmailの通知切っちゃえばいいのか……。

で、メールチェックすると、ついでにTwitterやInstagram、Faceboo等々SNSチェックまで始まるんだよね……(遠い目)。あさよるの場合は、作業BGMとしてYouTubeを再生しちゃうのがキケンw自覚しているのに再生しているから困ったw

映画館やコンサートなど、スマホの電源を半強制的に切っちゃう場に身をおいてみるのもGOOD。

コツコツ生活習慣の改善を

集中力のための生活改善は、コツコツと小さなことを積み上げるしかありません。朝食をしっかり食べて、カロリーを摂取し、体内時計を動かします。

運動を習慣化します。体を動かすことはメンタルにも良い影響があり、さらに生活にメリハリが生まれます。

疲れたときはしっかりと休む。急いでいるとき、焦っているときほど敢えて「休憩」を取れる心の余裕が欲しいですね。

他人との関わりも大事です。会話を楽しみ、しっかりと笑う。コミュニケーションが脳への大きな刺激になるんだそうです。反対に、孤独も時には必要です。周りをシャットアウトして、一人っきりになることが集中に必要だったりもします。

ダラダラ作業は非効率

ダラダラと作業をするより、休憩をはさみながらグッと集中して作業をする方が効率的です。Σ(・∀・;)ビクッ

そもそも、集中力は無限に続くものではありません。ですから、事前に集中力の限界を設定しておくべきです。『「集中力」レッスン』では集中力の限界を60分に設定しています。

もちろん、集中力の続く長さはその対象によっても変わります。目安としては「飽きてきたら」が休憩の合図です。案外、自分の感覚を信じてやればいいってこと?無理に頑張ろうとすることが非効率を産んでいるのですね……(・・;)

さらに、『「集中力」レッスン』では、どうしても徹夜をしないといけないときの対処法まで紹介されている……!そう、生きていればね、そういう日もありますよね。さらに、カフェインの上手な使い方まで。

メンタルの問題?ADHD?

集中を妨げる要因には、ADHD(注意欠陥・多動性障害)が原因の場合もありえます。ネットでもチェックリストがたくさん公開していますから、自分が当てはまるか見てみてもいかも。しかし、本書でも、ADHDの過剰な診断と言いますか。軽い症状でも障害だと診断されることも多々あるようで、警鐘を鳴らしています。

集中力は精神状態が影響します。これ、経験則でわかりますよね。気がかりなことがあって、クヨクヨしていると、集中ができません。過度のストレスも集中力を阻害します。

また、事前にできなかった言い訳を用意するのもご用心。試験前に掃除を始めたり、ゲームを徹夜でやっちゃったり、「出来なくても仕方がない」と言い訳するための行動を無意識にしちゃうことを、「セルフ・ハンディキャップ」と言うそうです。言い訳をせず、自分の行動の責任を自分が取ることを心がけましょう。

依然、集中力が不在なままの感想

記事をここまで書いて、いかに自分が集中力を書いているのかがよくわかりました。本を一回読んで、ブログを書くためにザッと読み返して、さらに本を読みながら文章を書きました。ここまで繰り返し読んでハッと気づいた。

Σ(@_@;) 「全然集中できてない!」

すごく、勉強になる本でした。

一方で、まぁ内心「知ってる」ことも多し……というか、ほとんどが知ってる、わかってることです(-_-;) わかってるけどもできない、やっていないことを再確認する本でもあると思います。

しかし生活習慣やストレルの軽減、休憩のタイミングなんかが「集中力」と関係してるって、言われるとごもっともだけど、言われないと気づいていませんでした。だからこそ、いつもゾンザイに扱ってしまってた……。

余った時間、何に使おう!

集中力って、仕事の能率を上げるものです。それは、遊びや楽しいことに集中する力でもあります。

デートやショッピングや、映画や音楽や、駄弁りや食事や……誰かと一緒に過ごす一時も、集中力が上がればもっと楽しく過ごせる時間になります。仕事を早々に切り上げて、集中して遊べば、まだ時間が余ってしまう!という展開もあり得るんじゃなかと思います。

さて、余った分の時間、何に使いましょうか。習い事?スキルアップ?本を読む?人に会う?

先走って夢が膨らんじゃいます。この手のライフハック本の中では、あれこれと機会があれば人にオススメするであろう本でした(勉強とか健康とかダイエットとか、なにかにつけて)。

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『仁義なき宅配: ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン』

Amazon……ポチッちゃった(・∀・)

ダジャレっすか!w

『仁義なき宅配』……ダジャレっすか!「仁義なき戦い」っすかwww と、タイトルがとても気になっていた一冊。

ずっと読みたい本リスト入りしておりました。すみませぬwあさよるの“読みたい本”って、こんな理由で選ばれておりますw

宅配便って、お世話になっていない人はいないんじゃないでしょうか。ネットが普及して、通販の利用が日常になりましたね……。

『仁義なき宅配』すごいところ!

ヤマト、佐川にバイト潜入!

『仁義なき宅配』は二つの要素からなっています。一つは宅配業界の体質や問題を整理すること。そのために創業者の横顔にも触れる。

そして、なんといっても著者・横田増生さん自身がヤマト運輸の巨大仕分けセンターにアルバイトとして雇用され、潜入取材!また、佐川の下請け配送業者に密着。家庭へ宅配業務や、東京=大阪間の長距離業務に横乗り!

それぞれ業務によって“大変さ”の質は違うみたい。

体当たりのルポルタージュ要素もあって、読み応えありました。

創業者はやっぱスゴイ

ヤマト運輸と佐川急便。同じような業務のようにも見えますが、企業の体質、業務の体系は全く異なります。その“違い”は、創業者の性格の違いにも現れています。

「人たらし」で人を動かし法の目をかいくぐりのし上がった佐川清。ヤマト運輸の創業者・小倉昌男は、父から受け継いだ会社の立て直しを図り宅急便のコンセプトに至ります。

一代でのし上がった佐川清と、後継ぎの小倉昌男ってところでしょうか。

しかし、いずれにしても大企業の創業者。やっぱすごい人でした……。もちろん、表の顔だけでなく、裏の……というか、シビアで冷酷な面もある人です。その“冷酷な面”というのも、凡人には持ち合わせていない資質でしょう。そう意味でも、「やっぱスゴイ」。

小倉昌男さんの著書も読んでみたくなりました。

なくてはならない宅配業。うれしい「送料無料」の話

宅配便はなくてはならない存在です。インターネットの普及で通販を利用することも、以前にも増して増えました。

そう「通販」が現在の宅配業の語る上で欠かせない存在です。

まず、ネット通販の普及で物流そのものが増えたこと。また、Amazonを始めとする通販企業が、「送料無料」を謳ったことです。

もちろん、無料で発送できるなんてことはありません。一つ一つの荷物は人の手から手へ運ばれるのですから。ですから、コストカットとして、宅配料金が安く買い叩かれ、結果的に宅配企業を圧迫することになりました。

記憶にあたらしいのは、Amazonの宅配業者が佐川急便からヤマト運輸へ変更になったことでしょう。Amazonの送料の値引きは商売にならないんですね……あさよるもAmazonで買い物すると、送料無料を血眼になって探していたので、冷や汗(^_^;)

「送料無料」がもたらすこと

送料が通販企業によって値引かれ、価格破壊が起こっているんですね。

すると、企業の業績も伸び悩み、そのしわ寄せは社員、とくに現場に向かいます。また下請けも“しんどい”条件を飲まざるを得ません。

現代の日本社会になくてはならない業務でありながら、その雇用形態は「悪い」と言って良いでしょう。実際にアルバイトとして業務の現場に潜入したルポルタージュを読む限り、かなり雇用状態は悪い。

現在のままでは、高額な物品や、希少なものは「送ってはいけない」としか言わざるをえない(^_^;) これって、社会全体にとっても良い状態ではありません。

『仁義なき宅配』はこんな内容

バイトとして潜入ルポ!

『仁義なき宅配』のポイントは著者・横田増生さんの潜入ルポルタージュでしょう。

ヤマト運輸の下請けの軽トラに横乗りし、都内の住宅地を回った話。佐川急便の下請け業者に横乗りし関東=関西の往復便に横乗り。宅配業務の大変さと、下請け業務の状況を知れました。

また、大変な仕事だけに、新人を雇ってもすぐに辞めてしまうそう。

そして、ヤマトの広報も労組もインタビューが不可だったため、「羽田クロノゲート」という、ヤマト運輸の大規模な仕分けセンターには1ヶ月間のアルバイトとして潜入取材。読んでるだけで大変な業務です…。

さらに、本書ではページは割かれていませんが、佐川急便のセンターでもアルバイト潜入をなさったそう。

カリスマ創業者たち

佐川急便とヤマト運輸の創業者、佐川清と小倉昌男の横顔にも迫ります。生い立ちや創業に至るまでの経緯。

なぜ宅配業に参入したのか。それに際し、どのような妨げがあり、どうやってクリアしてきたのか。

創業者の考えや経緯は、現在の二社の企業のシステムにも大きな影響を与えています。

アマゾン、オイシックス、ケンコーコム、ロハコ

通販企業についてあまりページ数は割かれていませんが、我々の生活はもはや「NO 通販,NO LIFE!」と言えるでしょう。

あさよるは、衝動買いを防止するためにも、通販の利用は控えめに~~!と気をつけていますが、それでも月に何度も通販を利用しています。

ネット普及に伴い、通信販売の物量も激増。宅配の量も大きく変わりました。

現在の宅配を語るに、通販の存在は切っても切れません。

現在の宅配業界の雇用状態

潜入ルポで顕著ですが、宅配業の雇用状態は悪い。著者が潜入取材したセンターでは、全体を束ねるようなマニュアルもなく、みながそれぞれ勝手に業務をしている様子。

また、業務内容もその日出勤してみないとわからない。また、雇用形態も不明瞭で、給与明細を請求してやっと「日雇い」契約だったことが判明していた。

そして一方で、著者が本書内で繰り返しているのが、同じルートは二つとない、同じ業務はないということ。宅配はその地域によって何もかもが違うんだそう。

ですから、あくまで著者が潜入取材したセンターの雇用形態です。が、中にはいってみないとわからないこともあります。

『仁義なき宅配』を読んだ感想

宅配業はすごい!

『仁義なき宅配』の内容は問題提議なのでしょうが、一方で宅配ってスゴイ!と大興奮。

当たり前ですが、人の手で集められ仕分けされ運ばれているんですよね。マンパワーとはこのこと。しかも、ギリギリの人員でパンク寸前でありながら、持ちこたえているというのも……(と、パンクしてしまった例も紹介されています)。

あさよるも、宅配にはお世話になっていますから、興味深く読みました。

やっぱり「送料無料」を選んじゃう

消費者としては、やっぱり「送料無料」が好きです。お金はなるべく使わず置いておきたい。

そんな消費者の心を知っている企業は「送料無料」を謳います。そのために、宅配業者には熾烈な値切り交渉が行われる。

うーん。

誰が買い叩いた?どうすればいい?

宅配料金が適正価格にならないのは、一体誰が「悪い」のか……と考えると、根が深い話だなぁと思います。

消費者も企業も通販会社も、自分たちの得のために宅配料を値切りますが、また、宅配業者の体質にも、原因はあるみたい(?)。

『仁義なき宅配』オススメです!

『仁義なき宅配』。タイトルがダジャレであるように、決して堅苦しいだけの内容ではありません。

著者・横田増生さんの体験を交えつつ、前作の『潜入ルポ アマゾン・ドット・コム』に引き続き、我々の生活になくてはならない流通の光と闇。どちらにも目を配った内容です。

読み物として読みやすいですし、内容も興味深いもので、オススメです。

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『森下えみこの 私の敬語、正しいと思っていたけれど。』

こんにちは。いい歳して敬語を雰囲気で使い続けている あさよるです。

あってるのか間違ってるのか分からないので、内心ドッキドキであります。もう、目上の人と喋ると嫌んなっちゃうNE☆彡

勉強しなきゃなぁと思いつつ、なんか礼儀とかマナー、敬語の本って、堅苦しいし、古臭い感じがしちゃって手が伸びないんですよねー(すごい「やらない言い訳」感…)

敬語に自信のある人……っているの?

街中で耳にする、店員さんの喋り方。テレビでタレントさんが話す言葉。YouTubeの動画の、言葉遣いが変で気になる……。

他人が使っている言葉、中でも敬語って、すごく気になります。それが間違った使い方だった場合、めちゃくちゃ気持ち悪くって、話が耳に入らない!

そう、自分のことは棚に上げて!

恐ろしいことに、他人が間違った言葉遣いをしているときすごく気になりますが、自分が間違っても絶対に気付けない。

「その言葉は誤用ですよ」とか「なんて口の利き方だ!」と注意&叱ってくれる人は親切な人なんですよね~(;’∀’) ほとんどの人はスルーです。

さて、自分の使っている敬語って、自信ありますか?

コミカルなマンガで送る、敬語の「あるある」失敗談

『私の敬語正しいと思っていたけれど』は、デパートに勤める主人公が先輩や上司、お客様に注意されながら敬語を学んでゆくというストーリー。

間に、監修者である人材育成トレーナーの美月あきこさんの解説やコラムも充実しています。マンガで語れない「かゆい所に手が届く」感じ。

小中高で習った「敬語」、だからこそ

本書『私の敬語正しいと思っていたけれど。』で紹介される、間違った敬語の例は、とっても基本的なもの。あさよるは、中学高校の授業で習った遠い記憶があります……。

そう、学校で習うような基礎的な「敬語」だからこそ、間違えられないんです。だって、間違いに気づいてないのは自分だけで、みんな知っているんですから。

二重敬語…上品な言葉遣い…同じ言葉の繰り返し

あさよるが、他人の話を聞いていて、よく気になるのが「思います」の大連発。「これからニンジンを切ろうと思います」「だしを入れようと思います」「試食してみたいと思います」ってな具合で。

つくづくと、他人の口調は気になるもんですよねぇ(自分のことを棚上げ)。

『私の敬語正しいと思っていたけれど。』でも、あるある口調のオンパレード。

ああ、これ自分もやっちゃってるなぁと胸が痛いのは「二重敬語」。「ご利用になる」「ご利用になられる」で既に敬語なのに、「~れる」をつけたくなる!

「ご利用になられる」と言いたくなってしまう!これは二重敬語ですから要注意です!

余計な事言いたくなっちゃうのって、語彙の少なさなのかな…

敬語の間違いって、大間違いというよりは、敬語と敬語を重ねたり、言わなくてもいい一言を付け加えておかしくなっていることが多いのだと気づきました。

例えば一時期話題になった、スーパーのレジで「○○円になります」「△△円からお預かりします」なんていうのも、「○○円です」「△△円お預かりします」でいいのに、間に余計な言葉が挟まってるんですね。

丁寧に、言葉を重ねたい!

敬語って、言葉を重ねることで、相手との距離を大きく置くことで、相手への敬意を示す働きがあります。「お近づきになるなんて恐れ多い」!

だから、丁寧に話そうとすればするほど、我々はやたらと言葉を重ねたくなります。「しようと思います」大連発とか、二重敬語とか、「なります」「~の方から」とか、言葉を重ねた結果なのかなぁと考えています。

さて、これを解決するには、「言葉をいくつ持っているか」が鍵でしょう。

いつもの敬語ではまだ敬意が足りないと思うなら、他に敬意を示す言葉がないか検討すべきです。ですから、ボキャブラリーの数がモノを言うんじゃないかと!思いました。

楽しく読んで、ドキッとしたい方!

『私の敬語正しいと思っていたけれど。』にも、コラム・解説として、お礼や謝罪の言葉のバリエーションや、敬語の種類の一覧表など、充実しています。

もっとガッツリと敬語を勉強したいなら、他の書籍がおススメです。なにせ『私の敬語正しいと思っていたけれど。』はメインはマンガで、そちらに多くページ数が割かれていますから。

『私の敬語正しいと思っていたけれど。』は、可愛らしいマンガを楽しく読みながら、自分の敬語を間違えに気付いてドキッとする、刺激の多い読み物です。

休憩室なんかに設置したいなぁと思いました。話のネタにもね。

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