こんにちは。子どもの心が忘れられないあさよるです。
当あさよるネットでも、ちょくちょく動物や植物の本を紹介している気がします。子どもの頃から動植物や、宇宙や自然の本を読んでいました。
あと、まぁね~なんて言ったらいいんでしょうか。トイレの話、好きよねw
『うんこがへんないきもの』。見つけちゃったら、読むよねw
へんないきものがいるもんだ
『うんこがへんないきもの』は、糞を上手に利用しつくす生きものや、糞を巡る変な習性を持っている生きものが紹介されています。
名前もそのままのフンコロガシの話は熱かった。彼らは砂漠で糞を見つけると、丸く加工しコロコロと転がし運び去ります。動物の糞が砂漠での貴重な食料なのです。卵も、丸く固めた糞の中に産み付けます。生まれた幼虫は糞の中で育ち、サナギになり、成虫になると、雨に濡れて柔らかくなった糞から出てきて、再び糞を探すのです。
熱い!壮大!
一番最初に紹介される「ハイラックス」という哺乳類は、あさよるは知りませんでした。ハイラックスの群れは岩山に住んでいて、崖っぷちで糞をします。人間で想像すると、背筋がソワッとします。
洞窟の中のコウモリの糞に群がる動物たちの〈地獄〉の話は背筋が凍ります。どんなものなのかはここでは自粛します(苦笑)。が、家の軒にコウモリが巣を作って、虫が湧くという話を聞いたことがありますから、あのコウモリがン百万匹もいるとなると……(以下自粛)
誰が読む本?
『うんこがへんないきもの』は、扱われている内容は、是が非でも子どもに読んでほしいものなのですが、本の構成自体は大人向けです。しかも、こういう動物や生物の本を日ごろから読んでいる人向けというのではないように思います。
生物や動物を専門に学んでいるわけではないけど、面白いとっかかりを探している人向け?
特別、専門的な内容でもなく、面白おかしく楽しめる本ですね。
ネタ本的に楽しむべし
先に述べた通り、専門的な内容ではないので、楽しく読むのに適しています。
あまり深いことは考えず、「ほー」とか「へー」とか、ニヤニヤしながら読むのがお勧めかな。
“我々生物”が生きるということは「食べる」ことであり、「排泄」することです。生物の営みは面白い!という真理は、変わらないと思いました。
うんこがへんないきもの
目次情報
タワーリング公衆便所・・・ハイラックス
ウンコラム① クソの役にも立たないもの
華麗すぎて笑う変身・・・カメノコハムシ
うんこプロフェッショナル・・・ムシクソハムシウンコラム② 肛門で防御シールド展開
暁のうんこ特攻隊・・・ノハラツグミ
究極のメニューに載せたいうんこ・・・ジャコウネコウンコラム③ 遠い夏の白い記憶
あふりかゾウが好きっ!・・・ゾウ
ウンコラム④ 食べたら出す、出したら食べる
だますつもりはなかったが・・・トリノフンダマシ
もうひとつの太平洋戦争・・・ペルーカツオドリウンコラム⑤ 戦争とうんこ
中に人が入っている鳥たち・・・ペンギン
ウンコラム⑥ アンハッピー・フィート!
セレブに聞かせたいこの事実・・・カンムリブダイ
美しいうんこのトライアングル・・・タテガミオオカミ
エコロジカルな地獄・・・コウモリウンコラム⑦ 時空を超えるうんこ
近くて遠きは親子の仲・・・カバ
うんこといえばこの人・・・フンコロガシウンコラム⑧ 悪魔のうんこ
軍隊の存在を断固肯定・・・アリドリ
働かざるものを愛して・・・ナマケモノ
救ううんこに滅ぼすうんこ・・・クラゲとクジラウンコラム⑨ 米軍でも阻止不能
ほのぼの凶悪一家・・・オオカワウソ
深海のスーパースター候補生・・・ギボシムシあとがき
参考文献
早川 いくを(はやかわ・いくお)
一九六五年東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。広告制作会社、出版社勤務を経てフリーに。「へんないきもの」シリーズが累計55万部のベストセラーとなり本格的な作家活動に入る。他に『カッコいいほとけ』『取るに足らない事件』『ウツ妻さん』など著者がある。
寺西 晃(てらにし・あきら)
イラストレーター。一九六四年生まれ。現在大阪府在住。繊細かつ多様な表現で、広告からエディトリアルまで幅広く活躍する平成の挿絵師。
コメント
[…] 『うんこがへんないきもの』|生きることは食べること。食べることは… […]
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