2019年4月18日(木)に大阪市立美術館で開催中の「フェルメール展」へ。
過去の記録です。
先日、奈良国の「藤田美術館展」の経験から、見たいものを絞って回ることに。目当てはもちろんフェルメール。大混雑を予想していたけど、平日の午後で中混雑くらいだった。少し待てば最前列で見たいものが見れる感じ。土日は大変なのかも。
以下覚書を羅列するだけの感想
- フェルメールの絵はガラスが張ってあって、照明の反射で見にくかったのがやや残念。
- 第2章のパウルス・モレールセ「ヴィーナスと鳩」。ヴィーナスの肌がピンク色で、あどけなくてかわいい。そしてぽろりしている。
- レンブラント周辺の画家による「洗礼者ヨハネの斬首」は、斬首された身体が残酷過ぎるから切り取られているらしいが、それでも生々しくてこわい。切り取られているからこそ、そこが強調されているような。一体、元々はなにが描かれていたんだ。
- 第4章のヤン・ウェーニクス「野ウサギと狩の獲物」。野ウサギのモフモフ感が超細密に完全再現されている。ここまで描くか! 釘付け。細かく見ると毛の一本一本まで描いてあるのよね。フワフワで触れそうだ。横にウズラもあって、本物みたい(語彙力)。名人。
- フェルメール「マルタとマリアの家のキリスト」「取り持ち女」は大きな絵。タッチもみんながよく知っているフェルメールとはちょっと違う。
- 「手紙を書く女」が好きだった。
- 「手紙を書く女」「リュートを調弦する女」「恋文」は小さい。これは最前列でまじまじ見たい。平日に行けて良かった(ちょっと待てば見れた)。
- 事前に「芸術新潮」の特集を読んでいて、より面白く見れた。ただ美しい絵ではなく、当時の流行の世俗的な画題が使われている。展示内容もそれに沿っていた。静物画のコーナーが楽しい。
以上。混んでいたし、次の予定が詰まっていたのでかなりの駆け足の駆け足で。チャンスがあればもう一度見て回りたい。土日はどんな感じなんだろう……。
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フェルメール展
- 会期:2018年4月17日(火)~6月10日(日)/月曜休館(4月30日/月、5月1日/火は開館)
- 時間:9:30~17:00
- ところ:大阪市立美術館
- URL:フェルメール展 │ 大阪市立美術館
展示内容
- 第1章 オランダ人との出会い:肖像画
- 第2章 遠い昔の物語:神話画と宗教画
- 第3章 戸貝の画家たち:風景が
- 第4章 命なきものの美:静物画
- 第5章 日々の生活:風俗画
- 第6章 光と影:フェルメール
大阪市立美術館
- 住所:大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1−82
- URL:大阪市立美術館 | 大阪市立美術館
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