『書くことが思いつかない人のための文章教室』

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いい文章ってどんな文章?

問と答えの形式で、実践しながら文章術を!

書くことが思いつかない人のための文章術…あさよるにぴったり!?

いつもブログを書いていますが、やっぱり「書く」というコトはムズカシイ(-_-;)

ついでに、TwitterやFacebookなどSNSも登録しておりますが、「何を書いていいかわからない」に陥りがちデス。

なので、文章術の本などついつい手が伸びてしまいます。

今回、『書くことが思いつかない人のための文章術』の著者、近藤勝重さんの著書を以前読みました。『「ウケる」話力』です。こちらが、最後まで楽しく読めた本でしたので、同著者の文章術にも期待しました。

じっくり取り組めば誰でも書ける文章術

まず、やさしい言葉遣いで、スラスラと読める文章が嬉しかったです。文章術の本ですから、「読みやすい」って重要ですよね。内容もわかりやすくて、小中学校の時、これ読んどけば作文や感想文がラクチンだったかもなぁ~なんて。

すでに文章が書ける人、得意な人にとっては、すでに知っていることが書かれているのかもしれません。それくらい、基礎的なことが網羅されていると感じました。

なにせ、まずに「文章とはなにか」「いい文章とはなにか」という、基本中の基本から押さえてくれています。

良い文章ってなんだろう?

良い文章について、こんなふうに紹介されてました。

  • 中身、内容があること
  • その内容が的確に表現されていること
  • オリジナリティがあること

この三つはどれも重要ですね。この三つの要素をつくり出すためには、パーソナリティのはぐくみが必要です。体験や経験の蓄積がモノを言うのです。

じっくり取り組めば、誰でも書ける!

しかし、ただ経験値が高ければ良い文章が書けるわけではないのが、ムズカシイところ…。だけども、体験や経験は、きちんと自分の脳の中に保管されています。じっくり取り組めば文章は書けます。とても励まされました。

自分の経験を、自分の言葉で自分らしく書いても、人には伝わりません。読み手にに向けて、読む人が理解できるように配慮して書くのが文章術の基本。

そのためのコツやヒントがたくさん紹介されています。

タイトルと内容がビミョーに違うような…

「書くことが思いつかない人のための~」とタイトルにありますが、このタイトルから想像する内容とは、少し違うのかもしれません。

あさよるは、ネタの探し方、話題の見つけ方などを連想していたので、思っていたものと違っていました(^_^;)>

書くネタではなく、技術的なものがほとんど。ですから、ネタ探しで手にした人は見当違いになってしまいます。

文章術の問題ドリル付き

しかし、思っていた内容とは違ったのですが、面白い内容でした。

「文章教室」とあるように、まるで学校の“ドリル”のような作りなんです。本書の問に答えてゆく形式で、文章術が学べる。

そのための例題と、著者による解答例の数々。やっぱり、実際に手を動かしてみないと、身につかないのかもしれませんね。

結構、あさよるは、何事も「やってみないとわからない」と思う方なので、こういう内容は好きです(*^^*)

好奇心旺盛な読書好きさんへ

文章教室とある通り、先生の講義を聞きつつ時々、問題に回答して…と擬似的な講義を受けているような内容です。

例文などに引用も多いので、これ一冊を読んでるだけで、教養が高まった気分!

…もちろん、気分だけではいけないので、やっぱり普段から、勉強や体験を通じて、経験値を上げていくのが大切だと、改めて思います。

文章が苦手って人にはもちろん、好奇心旺盛な人とか、読書好きさんにもオススメしたいです。

書くことが思いつかない人のための文章教室

目次情報

まえがき

第1章 記憶を描写してみよう

①―いい文章とは
そもそも文章とは
伝わらないと意味がない
独自の内容プラス伝わる表現

②―何を書けばいいのか
「思う」ことより「思い出す」こと
状況の再現

③―描写力をどうつけるか
人に報告するつもりで見る
事物との関係性の確認

④―観察力をどう養うか
全体から部分、部分から細部を
寺田寅彦のぬかりない人間観察
G・オーウェルがとらえた「死刑囚」
岸部一徳をどう描くか

⑤―描写と説明との違い
説明は必要最小限に
説明だけで済ますな

⑥―独自の視点で書くには
納得/共感/驚き・不思議
屁理屈でけっこう
「不思議」発見
人間って? 生きるって?

第2章 伝わる文章の秘密

⑦―「人プラス物」
「人プラス物」で書こう
事物に託そう

⑧―情景描写の効果
ひとコマの生活情景
そこに見えてくる心づかい

⑨―共感を呼ぶには
第一に場面提示
人、物、自然との関係を描こう

⑩―五感の活用法
におい一つにも敏感に
五分間、目を閉じてみよう
目で聴き耳で視る文章

⑪―感動体験を生かす
感動したことは忘れない
作文は「あ」のもの

⑫―ありふれた表現を避けるには
紋切り型と過剰表現
「子ども性」を取り戻そう

⑬―比喩を生かすには
ナゾナゾでつける比喩力
豆腐を人にたとえれば
ただただ舌を巻く比喩

⑭―擬音語と擬態語
思い切って発想を転換
「さやさや」というオノマトペ

第3章 そもそも書く手順とは?

⑮―箇条書きから始める
メモの取り方
起・承・転・結の組み立て方
文章に行き詰まったときの手立て
アイデアはすぐに書き留める

⑯現在・過去・未来の順に書く
何事も現在から
時の流れがわかるように

⑰―書き出しで興味を引くワザ
ズバッと書いて興味を引こう
気のきいた一文でさっと終わろう

第4章 文章はこう直す

⑱―「思う」「考える」「感じる」を減らそう
「思う」と「考える」の違い
「思う」「考える」「感じる」を使わない文章

⑲―オチでどう変わるか
オチは内容次第
書きたい話の中にオチはある

⑳―テンの打ち方
新聞社の『用語集』では
「美しい水車小屋の娘」
「……」「?」「!」

㉑―推敲の手順
もう一人の自分の目で
重複表現と同じ言葉の多用
役目終了の接続詞、副詞の削除
見た目の推敲
説明文を間引く
文末も要チェック
「は」「が」「も」の使い分け

あとがきに代えて 〈特別編〉文章に手を入れる

近藤 勝重(こんどう・かつしげ)

毎日新聞専門編集委員。コラムニスト。早稲田大学大学院政治学研究科のジャーナリズムコースに出講、「文章表現」を教えている。毎日新聞では論説委員、『サンデー毎日』編集長、夕刊編集長を歴任。夕刊に連載の「しあわせのトンボ」は大人気コラム。
『なぜあの人は人望を集めるのか』(幻冬舎新書)、『早大院生と考えた文章がうまくなる13の秘訣』(幻冬舎)、『大丈夫、なんとかなるさ』(毎日新聞社)など著書多数。
TBS、MBSラジオの情報番組にレギュラー出演。『毎日新聞』(大阪)の人気企画「近藤流・健康川柳」の選者も勤め、多彩な能力をさまざまなシーンで発揮している。

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