『PLANNING HACKS!』|企画アイデア出しをハックする

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こんにちは。こまこましたハック集が結構好きなあさよるです。ライフハックとかさ、見ちゃうよね~。で「それはないw」とか「どんな状況ww」とかヘラヘラとツッコむのが好きですw その割に、真に受けて実際に試してみちゃったりもして、ムキになって検証し始めちゃったりとかね。

と、ですので、この原尻淳一さんのHACKS!シリーズも好きです。装丁もおしゃれなのも、好きなポイントです。そばに置いておきたくなりますよね。

10年前の本だけど……今でも使える!

本書『PLANNING HACKS!』は2007年に発刊された本ですので、もう10年前の本なんですね。本書は10年経った2017年に読んでも、使える!本書は「企画ハック」を扱う本なのですが、中にはテクノロジーの進歩により古くなっているものも少なからずあります。10年前って、まだスマホが普及する前ですからね。今より回線が遅くて、動画をスイスイ見れなかった頃じゃない?ですが、本書は10年経っても大丈夫な内容でした。

手書きでメモしたり、書類を紙面で管理する習慣は、かなり減っているとはいえ、まだまだ残っています。便利なツールも登場していますが、それらと併用して「使える」ハック集です。

質と量!今あるヒントを集めよう

企画を作るための発想法が本書の内容です。

 気になる情報というのは、わたしの感覚だといきなり「無」から「有」になるというよりは、今ある気になるヒントのような情報をまず出して、その情報から掛け合わせる感覚なのです。つまり、「アイデアの二段階抽出法」。初めはアイデアの元となる情報を引き出し、その情報をみたうえで、組み合わせてアイデアを出していくというプロセスを踏みます。

p.63

アイデアの元になる情報がまずあり、それがプールされている状態から、その情報を組み合わせてアイデアにしてゆく。その一連の工程のハック集です。

メモを取りながら、メモとメモにハイパーリンクを貼ってゆく。まずは、黒と赤のボールペンで、グループインタビューのメモを取ってゆく。このとき、誰かの発言は黒のボールペンで書き、言葉同士に、赤色のボールペンで意味を与えていく。神の平面の上でも、ペンの色に意味を持たせ立体的にしてゆくんですね。

また、脳に刺激を与える場所として、ヴィレッジヴァンガードやタワーレコードはもちろん、トイザらスが挙がっていて、驚きました。確かに!すごく刺激的かもしれない!

会議の方法も、どんどん話を広げてゆく会議と、どんどん絞り込んでゆく会議があること。また、一人で閉ざされた会議をすることなど、バリエーションがあります。

過去に出した仮のアイデアも、どんどんストックしてゆくと、それもアイデアのプールになります。

もちろん、失敗もあります。失敗を人のせいにせずに、自分で引き受けることも、一つのハックです。また、うるさい上司を封じ込めるハックも紹介されているのがオモシロイw

企画書の書き方、パワポ資料のつくり方も実際に画像付きで紹介されているので、こういうのは面白いですね。

仕事を進める小さなハック

HACKS!シリーズはみんなそうでしたが、一つのでっかいハックじゃなくって、小さなハックが細々と紹介されているのが面白いんですよね。もちろん、ふだんからバリバリ企画作ってる方は、またそれぞれの“やり方”があるでしょうし、身近な人がやってることも知りたいなぁとも思いました。

本書、どう使うかは、みなさんの業務内容によると思うのですが、結構、読んでるだけで面白く「あさよるだったら こうするな」「今はそれはないでしょ」なんてツッコみながら読むのも楽しい。んで、読みながら「自分だったらこうだな」なんて考えているから、結構頭の中がイイ感じに回転し始めるんですよねw

元気ないときとか、エンジンを徐々にかけていきたいときに好し( ´∀`)bグッ!

あさよるネットで紹介したHACK!シリーズ

『READING HACKS!』

『READING HACKS!』|いつでもアウトプットできる読書

『STUDY HACKS!』

『STUDY HACKS!』

『IDEA HACKS!』

『IDEA HACKS!』|楽しく働けないのは、なぜ?

『LIFE HACKS 勉強法』

HACKS!シリーズとは違いますが、名前も似ているし、中身も良かったので。

『LIFE HACKS 勉強法』|独学?通学?資格?理解?目標達成?好奇心?

PLANNING HACKS!

PLANNING HACKS!

PLANNING HACKS!

  • 作者:原尻 淳一
  • 出版社:東洋経済新報社
  • 発売日: 2007-04-27

目次情報

はじめに

企画づくりの秘密
企画づくりのハックは、みんなをハッピーにする技術

Chapter1
企画システム・ハック

変数と代入式

01 マイプランニング・システムのつくり方
02 データベースは2種類ある
03 なんでも集めればいいってもんじゃない
04 勝ちパターンを過去の遺産にしない「名作ファイル」
05 本や雑誌のレイアウトやチャートを集めて見本帳を作る
06 企画の典型は体にインストールする
column PLANNING HACKS!のつくり方(本書を企画書にしてみよう)
07 他人の企画書を参考にするときの注意
08 ケータイ片手に街へ出よう!
09 電車でアイデア・メモを溜めていく(1DAY・1HACKのルール)
10 ブックマック・ハックでスピード選択する
11 システム発想の結果として、自然に周りが整理整頓される
12 集中力は持続しない システムが集中力を生み出す
13 グーグルを「秘書」とする
14 変数と代入式

Chapter2
アイデア発想ハック
量と質

15 発想術の極意はブルース・リーにある(Don’t Think! Feel!)
16 コネクティング・メモ術
17 発想に刺激をくれる場所を持つ
18 ウィンドウ・ショッピングで発想力を鍛える
19 発想しない会議の原因
20 2つの会議(発想会議と決定会議)
21 アイデア発想には罰ゲームを用意する
22 仮説出しハック
23 発想のヒントは現場にある
24 量質転化を促す
25 発想DAY、発想TIMEを設ける
26 量と質

Chapter3
プランニング・ハック
失敗と本質

27 小さな失敗から、たくさんのハックを紡げ!
28 上司の思いつきを封じ込めるチェックポイント
29 いきなりパワポで書くのは禁止
30 名作ファイルを検索して、企画の流れをイメージする
31 企画書は一気に書く
32 テーマソングで集中モードに入る
33 ミーシーとミッフィー(企画書作成のマイ・ルール)
34 情報間のケミストリーを引き起こす方法
35 マトリックスの掛け算とネッティングで化学反応を起こす
36 キラー・インフォメーションを自覚する
37 プライオリティ検討の視覚
38 1シート・1オブジェクティブの原則
39 おいしいカレーライスがつくれる人は、企画書づくりもうまい
40 優れたプランナーはオリジナル・レシピをつくる
41 早朝シフトせよ
42 たった2本の線で企画書をかっこよくする
43 企画書のフォントは3種類が限界
44 失敗と本質

Chapter4
プロジェクト・ハック
コミュニケーションとモチベーション

45 周りを弾ませるコツ
46 秘密の暗号を走らせる
47 共通の話題はリサーチから生まれる
48 共通アイテムを持つ(「四葉のクローバー」のお守り効果)
49 ジェダイの教育システムが部下を育てる
50 部下に与える仕事は2種類用意する
51 知識は教えない、ハックを教える
52 プロフェッショナル・アウトサイダーと定期的に語り合う
LIVE! プロフェッショナル・アウトサイダーと語り合う
53 空っぽこそ、最先端である
54 リーダーは楽しくって狂っているのがちょうどいい
55 スケマティクス・ダイヤグラムで作業を構造化しておく
56 社内散歩をする
57 チーム・コミュニケーションはダブルスタンバイが常識
58 急な要件、需要案件は筆ペンにおまかせ
59 みんなでランチ・ミシュランをつくる
60 プロジェクト・ディクショナリーをつくる
61 ミニ・ライブラリーをつくる
62 コミュニケーションとモチベーション

Chapter5
プレゼン・ハック
離見と保険

63 プレゼンでの不安を消し去る保険ハック
64 公開スパークリングをする
65 外国人のプレゼンと日本人のプレゼン
66 ちょっとしたサプライズを用意する
67 プレゼンの奥義は「離見の見」
68 プレゼン企画書におけるパレードの法則
69 沈黙する――間の効用
70 USBで会話のきっかけをつくる
71 離見と保険

Chapter6
コンセプト・ハック
文脈と応用

72 ハックを並べて、さらに効果・効率を増す
73 ワークショップをデザインする
74 二段階抽出法で、まずは「宿題」で情報出し
75 ワークショップのルール設定と環境整備
76 宿題情報をジャンプ台にして新しいアイデアを生み出す
77 写真やイラストから、無意識を意識化する
78 イマジネーションとアダプテーション
79 要約は5W1Hを意識して
80 コンセプトはイディオムで考える
81 型にはまってはいけない
82 ワークショップでチームワークと業務内容を高める
83 文脈と応用

おわりに

経験の弟子

主要参考文献

原尻 淳一(はらじり・じゅんいち)

1972年,埼玉県生まれ.龍谷大学大学院経済学研究科修士課程修了.大手広告代理店勤務後,入社後,入社から一貫して飲料や食品のブランド戦略立案を行う.現在,エイベックス・エンタテインメント株式会社ブランドマネジメント部マーケティングルーム課長.アーティストのブランド戦略サポート及びマーケティングリサーチやプランニングを行っている.ISIS編集学校師範代.主な著書として『IDEA HACKS!』(東洋経済新報社)がある。

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