『情報は「整理」しないで捨てなさい』

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ベストセラー『情報は1冊のノートにまとめなさい』の内容をさらに掘り下げる。どのようにノートに書き残す情報を取捨選択するのかが重要。すべての情報を記録することはできないからね。

情報は触れたそばから見抜いてゆく

情報は「整理」しないのだ。整理っちゅうと、いったん情報をたくさん取り込んで、それらの情報を整理整頓してゆくイメージ。だけど、本書のメソッドは、情報に触れたそばから残しておくかどうかをパパパッと決める。それを1冊のノートの頭から順番に埋めてゆくのだ。

わたしもやってます

わたしも 『情報は1冊のノートにまとめなさい』 を読んで以来なのかどうなのか、基本は一冊のノートの頭から順番にどんどんなんでも書いていく方だ。わたしの場合は、あちこちにメモ書きしてもどこに何を書いたのか忘れてしまうからそのやり方になっているだけなんだけど。最近は、Evernoteに突っ込んでるメモも多いから、時系列に並んでないから頭の中がゴッチャゴチャになってる。やっぱ「時系列順」ってルールがあった方が、思い出しやすいのだ。

わたしの場合は、マンスリーのスケジュール帳に未来の予定と、過去の行動を控えておいて、そこから時系列順の日記を引いてゆく感じだ。

「捨てる情報」を見抜く力

その、ノートの取り方自体はやってるうちに自分オリジナルのやり方になってゆくんだろうけど、本書の本題である「情報」は触れたそばから取捨選択して、残す情報と捨てる情報をより分けるというのは、多くの人にとって有効なんじゃないだろうか。

大事なのは捨てる情報を一瞬で見抜く力だ。一次情報と二次情報があるなら、二次情報は捨てる。また手に入る情報なら、今は捨ててしまっても構わない。今の自分に理解できない情報は、今は諦める。などなど。

そして、絶対に残したい情報は「自分の考え」だ。それは一期一会だから大事に置いておこう。

ブログも自分的メモかも

思えば、このブログも自分にとっていいメモになっている……かもしれない。いや、きっとそうだ。時系列順に並んでるし、キーワードから検索もできるしね。自分にとって貴重なまとめになっております<(_ _)>

紙のノートは最近はとってなくて、コピー用紙にバーッと書いて、スキャンしてEvernoteに保存になっている。一応、ペーパーレスになろうとした名残がここに……。

あと、趣味で日記帳をつけてるのと、スケジュール帳に行動予定を付けてるくらいかな~って、全然一冊のノートに集約されてないなぁ(;’∀’)

情報は「整理」しないで捨てなさい “その他大勢”から一歩抜け出す「戦略的インプット術」

  • 奥野宣之
  • PHP研究所
  • 2010/1/5

目次情報

序章 大事なのは「情報の入口戦略」

「本当になんでも書くの?」
入口で選別すれば「整理」はいらない
あなたにとって本当に重要な情報は、案外少ない
四段階からなる「戦略的インプット」
インプット戦略があれば逆転できる

第1章 捨てる勇気を持とう――「普通じゃないアウトプット」のために

奥野宣之の一日
「できる人」との差は「捨てることができるか」で決まる
みんなと同じは泥の船
「違い」はインプットから始まる
その場で処理する「瞬間芸」が今の時代には必要
情報に流されていると「独自性を失う」
特別な情報なんていらない
情報に序列を付けることが重要
戦略的インプットは頭の中を「寄せ鍋」にする
戦略的インプットは「行動」のこと
四段階で情報を手なずける

第2章 情報を見逃さない力を身につける

目を作っておくとすべて取材現場になる
ゴールに「必要なもの」をリストアップ
リマンダーで意識にすり込む

第3章 捨ててはいけない情報にアクセスする技術

なんでもつまんでみる原則
ウェブでは「まとめサイト」を探す
情報に「いちいち引っかかる」技術
「辞書引き」を癖にする方法
横と縦の軸で散らす
情報のいちばん「おいしい」食べ方
理想は「触れると同時に捨てる」

第4章 「使える情報」「捨てる情報」を即決するルール

どんな情報も「ただの人間」が作っている
情報は小さなブロックに分解できる
判断基準①:新旧
  まず化石化した情報を探せ
  劣化するなら新鮮なうちに
判断基準②:正確性
  固まっていないセメントに乗るな
  ウラを取ってある情報には乗れる
判断基準③:加工度
  一次情報は圧倒的に強い
  二次情報からは他者の視点を得る
判断基準④:発信源
  権威には媚びずに利用する
  発言の動機、発言者のメリットを読む
判断基準⑤:希少性
  「また来る情報」は捨てる
  どこでも聞ける話はいらない
判断基準⑥:再現性
  原本以外はさっさと捨てる
  再入手が可能なら捨てる
  自分の考えは一期一会の情報
判断基準⑦:効率性
  知ってる情報に取り合わない
  広がる「メタ情報」を集めよう
  シンボル情報は確実に獲る
判断基準⑧:インパクト
  そのメディアの「名物」はとりあえず食べる
判断基準⑨:コスト
  自分に合わないならあきらめる
  処理コストが高いものはあきらめる
  扱いやすければ拾う

第5章 情報捨て方、拾い方

調べものは「辞書」から
フリーソフトでウィキペディアもオフライン化
「まとめ記事」で勉強する
何度も読む本はまとめておく
書類はコピー用紙の箱にどんどん捨てる
通信社のウェブサイトで速報チェック
月刊誌の「遅さ」を活用する
「政府」を情報ソースにする
プレスリリースを手に入れる
ウェブで「現場」に行く
数字と固有名詞から拾う
日系の名物情報は「企業ニュース」
一般紙の名物に情報は「わかりやすい説明」
辞書を引いたら「未知」だけメモ
書類に「×」を書く
「自分由来」は必ずメモする
酒の席の発言は隠れてメモする
夕刊に注目する
願望はメモして冷静になる
街の観察日記を書く
打ち合わせの雰囲気をメモに残す
偶然の出会いはメモる
会議情報は一元化しておく
捨てる資料はその場で廃棄封筒に
テレビは録画ベースで観る
映画を観たらメモを作る
説明用DVDはメモ化して捨てる
自分の考えを検閲しない
現物の保存には手書きがいい
イベントでは「現物」を採取
「複数購読」で情報を多様化
最後には自分で考えることが必要

おわりに

奥野 宣之(おくの・のぶゆき)

1981年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業後、業界紙記者を経て現在、フリーランスの著作家。会社員時代の2008年、独自の情報整理術をまとめたデビュー作『情報は1冊のノートにまとめなさい』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)がベストセラーとなり、一躍脚光を浴びるが、「本当に何でもノートに書くのですか?」との質問が読書からあいつぎ、そのアンサーとして本書の発表を決意。「戦略的インプット」のビジョンを持つことで、「捨てる勇気」を持つことができることを読みつたえようと執筆に取り組む。
他の著作に『読書は1冊のノートにまとめなさい』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、『だから、新書を読みなさい』(サンマーク出版)がある。

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