私は自分の服装や見た目にとっても無頓着でした。
今でもよく分かっていません。
オシャレなんて自分に縁のないことだと思っていたし、ファッションなんてお金がかかるだけで、流行を追いかけてもなんにもいいことがなくて、馬鹿げているとさえ思っていました。
しかし、若いころはそれで良かったのかもしれませんが、年齢とともにその場に「相応しい」「適切な」服装が必要なんだと気づき始めました。
10代の頃や、20代のはじめの内は、「若いから」「未熟だから」不相応な服装や言動も、周りの人たちが大目に見てくれているだけだったんだと気付いたのです。
服を着るって「人間らしい」とこかもしれない
考えてみると、「服」というのは、人間にとってとても特別で大切なことなのかもしれません。
だって、服を着ているのは人間だけだから。
服を着て生きている動物なんて、飼い主に服を着せられて散歩している小型犬くらいしか思い浮かびません。
その犬たちも、自分で服を着たわけではなく、飼い主が着せているだけです。
もしかしたら、服を着ることって、とっても「人間らしい」特別な行為なのかもしれません。
場所や立場に「相応しい」服装がある
服はただただ着れば良いものではありません。
その場や自分の立場に「相応しい」服装というものもありますし、例えば同じ制服を着ている相手は「仲間」だと分かります。
また、例えば「看護師さんは清潔な服装をしていて欲しい」など、他者へ求める服装もあります。
では、私は一体どんな服を着ていれば良いのでしょうか。
ファッションとは「流行」のこと
『ファッション・ライフのはじめ方』を読みました。
岩波ジュニア新書のもので、中高生のこれから服装やファッションやオシャレにて知りたい!という人向けの内容です。
特に、オシャレにこれまで興味のなかった男性へ向けて書かれています。
私は中高生ではありませんし、女性なのですが、それでも「初心者」にとっては知らないことばかりでした。
「ファッション」とは「流行」のことです。
流行の中でも、季節ごとにどんどん新しいトレンドが生まれる衣服ほど、流行がめまぐるしいものはありません。
ですので、服装のことをファッションと呼ぶことも多いですよね。
まずは「自分を知ること」から
とにもかくにも、オシャレ初心者には「自分にあった服」を知ることが大切だと書かれていました。
自分にあう服を知るには、自分のことをよく知らないといけません。
自分の身体的な「良いところ」「カッコいい・素敵なところ」も、「イマイチなところ」「隠したいところ」もよく知ることが、オシャレの道だそうです。
そして、服装は自分の考えや趣味、所属、立場をも表します。
ですから、自分自身の考えや趣味、所属、立場をよく知らなければなりません。
まずはその、最低限の服選びが出来るようになってから、オシャレや自分らしさ、ファッション=流行を取り入れてゆくと良さそうです。
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ファッション・ライフのはじめ方
ファッション・ライフのはじめ方
高村 是州
岩波書店
(2010)
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