『失敗を活かせば人生はうまくいく』|成功はどこにある?

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どんなに慎重でも、失敗することがある。

そのとき、へこたれる?諦める?それっきりにしますか?

『思考の整理学』に引き続き

外山滋比古さんの著書『思考の整理学』を以前に読みました。あさよるネットでも紹介しました。

『思考の整理学』は定番本のようで、あちこちで紹介されているのを見かけます。が、正直、あさよるにはどう読みこなせばいいのかわからない部分がありました。

それがずっと引っかかっていて、外山滋比古さんの本を、もっと読んでみて、考えてみようと思いました。

失敗の中にこそ、成功への道がある

人は、諦めずにチャレンジし続ける限り、失敗をします。失敗から逃れられないでしょう。

だからと言って、失敗を避け続けることは、何もチャレンジし続けること。失敗から逃れることは、成功をも手放すことです。

失敗の中にこそ、成功への道が潜んでいます。

誰しも失敗すればその中でもがき、努力します。失敗の中で「学ぶ」ことで、経験値が増え、次へ進む推進力も生まれてくるんです。

現在、「結果」が重視されるがあまりに、その課程で起こるはずの「失敗」を許さない/許せない空気感があるんじゃないかなぁと思います。その風潮へ一石を投じる存在です。

数々の「失敗談集」という成功体験

『失敗を活かせば人生はうまくいく』では、さまざまな成功体験が紹介されています。

成功体験とは、すなわり失敗談でもあります。どんな失敗をし、その中で何を学んだのか。

ですから、『失敗を活かせば人生はうまくいく』は、成功譚集でもあり、失敗談集でもあるという、面白い構成です。

もっと元気を出したい時に

『失敗を活かせば人生はうまくいく』は、今からチャレンジを始めよう!と意気込んでいるとき、もっと気合を入れたい時に手に取ると良い本です。

反対に、今まさに失敗の中で打ちひしがれたり、落ち込んでいる時に読むと、もっとシュンとなっちゃうと思います(あさよるの場合)。

また、節が細く設定されていますが、少しずつ読むより一気に読んじゃったほうがいいかも!?駆け抜けて読むことで、なんか「よし!やろう!」とガッツ入り直しました。

時代がね…羨ましいなぁとも

外山滋比古さんご自身や、ご友人の経験談もたくさん紹介されています。また、著名な経営陣のお話まで。

「みんな失敗して苦労したんだなぁ」と、共感や、仲間意識みたいなものを感じつつも、なんだか……羨ましいなぁとも思ってしまいます。

現在とは違う時代の話もたくさんあるので、そのまま自分に置き換えるのは難しい…(´ε`;)ウーン…

だからこそ、「失敗の中に成功がある」って普遍の事柄が際立っているとも言えます。

「大らかな気持ち」をインストールして

社会生活を送っていると、間違ってはいけない、失敗してはいけない場面の連続です。

反面、ゆる~く継続することや、細々と途切れつつも続けることが大事なものもあるでしょう。

「失敗してもいい」わけないけど、それでも失敗しちゃったとき、そこで終わり?潰れちゃう? タイトルの通り、『失敗を活かせば人生はうまくいく』の精神って、忘れてしまいがちだけれども、その通りだなぁと思いました。

ピリッと緊張しなきゃいけない場面もあるけれど、それでも失敗するときもある。失敗してもそのままじゃなくって、失敗の中で力をしっかりつけたいと思いました。

失敗を活かせば人生はうまくいく

目次情報

はじめに

第1章 心の持ち方

夢を追う
逆境を活かす
災難と幸運
ウサギとカメ、その後

第2章 体を強くする法

風邪の効用
階段の力
マラソン
自然の力

第3章 こどもは苦労を糧にする

イギリスの教育
母なき子
落ちるもまたよし
かけっこ

第4章 人生の再起力

ベストセラー
生まれ変わる
ビギナーズ・ラック
商才
運命の水車
苦しみの美しさ

転んだら起きる(あとがきに代えて)

外山 滋比古(とやま・しげひこ)

1923年、愛知県生まれ。東京文理科大学(現・筑波大学)英文科卒。雑誌「英語青年」編集、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授(5年間、同大学附属幼稚園園長を兼務)、昭和女子大学教授を経てお茶の水女子大学名誉教授。文学博士。英文学のほか、読者論、テクスト論、教育論などで論考を発表。『思考の生理学』(ちくま文庫)、『近代読者論』『古典論』『外山滋比古著作集』(以上、みすず書房)、『日本語の論理』(中公文庫)、『50代から始める知的生活術』『日本語の絶対語感』(以上、だいわ文庫)など多数の著書がある。

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