『ゼロからの陶芸入門 コツをつかんで上達しよう』を読んだよ

読書記録

親戚が陶芸の工房を持っていて、たまに遊びに行きます。更にたまに気が向いた時、土を触らせてもらうこともあります。

土の感触が気持ちがよくって面白いのです。

しかし、その土をこね「何か」を作ろうとすると、どうにも上手くいきません。お茶碗一つ、お皿一つ作るのも、練習と経験を積み重ねないといけないようです。

陶芸が気軽に楽しめる環境にありながら、あまり手を出す気になれません。

どうやら陶芸って、とてつもなく手間と暇がかかるものみたいなのです。

陶芸って……失敗のポイントが多すぎる……

土を捏ねて捏ねて、やっと形を作ろうとしても上手くできなくてやり直し。

上手く形ができると、次は何日もかけて乾かしますが、乾燥して割れてしまうものもあります。なんとか乾いても、素焼きで割れるかもしれません。

割れずに素焼きができても、冷やしたり取り出すときに割れるかもしれません。なんとか素焼きが終わっても、絵付けや釉薬を塗るのを失敗するかもしれません。

更に、それを乾かしている間に割れるかもしれず、なんとか乾いても、焼いている間にまた割れてしまうかも……

手間と暇と根気の集大成

陶芸って、ひたすら作って作って作りまくり続けないと、完成品が生まれないみたいなんですよね……。

ひたすら気長にチャレンジし続ける根気なんて、自分にはないので諦めてしまっています。

ヤル気がつづきません><

本で読んどくのがイチバン!?

お手本のように、器が完成するまでの道のりは遥か遠いです。

まずはイメトレに……と陶芸入門の本を手に取ったのですが、手順を見てるだけで気が遠くなりそうです。

自分で作るのは大変だから、本を読んで作った気分になるだけで十分かもしれませんね(^_^;)

「ゼロからの陶芸入門」を読んでみた

そんな私が、図書館で見かけたのがこの本です。

専門的な用語を、初心者でもわかるよう簡単な言葉で表現されています。

そして陶芸について一から十まですべての工程を紹介せずに、わかりやすさが優先されているなと感じました。

内容は、すでに菊練りが終わった粘土の、形作りと削りの工程がほとんどで、釉薬のかけ方や模様の描き方も触れられていますが、あまり細かなものではありません。

おすすめのポイント

タイトルに「入門」とあるように、初めて陶芸体験をするとき、目を通しておくと良いですね。そして体験した後に、復習としておさらいするのも楽しそうです。

陶芸スクールなどの一日レッスンや、旅行先などである陶芸体験など、カジュアルに陶芸に触れる際に、一読しておくととても役に立つと思います。

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ゼロからの陶芸入門―コツをつかで上達しよう
はる陶房、白金陶芸教室
誠文堂新光社
(2013)

コメント

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