『バカにならない読書術』|本を読まない!身体を使え!

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こんにちは。自分のインプット方法に不安を感じるあさよるです。

今、ブログもあるし、インプットがほとんど読書に偏っています。んで、最近はずっと「自分の知識には偏りがありすぎるのでは…」「圧倒的に“物語”がインストールされていない…」と感じます(-_-;)

本を読む、インプットするってことを考えたいなぁと思い、読書術に関する本を続けて読んでいます。

『本を読む人だけが手にするもの』|本を読む理由は……

『王様の勉強法』を読んだよ

読書と遊びと学習のはなし

養老孟司さんの読書術、初っ端から「本ばっかり読んでちゃダメ!」って話から始まります。

本からの情報って、とっても局所的な情報なんですね。人間は、体全身を使って情報を処理します。

いえ、人間だけではありませんね。あらゆる動物は体全身を使って“感じて”います。

部屋の中で、じっと座って読書をしていても、身体的な学習がなされないんですね。

二宮尊徳の像は、薪を背負って本を読んでいます。

あれこそが「学習」であると触れられています。彼は薪を背負い、転ばないように気をつけながら、道を急ぎつつ、本を読んでいるんです。“ながら読み”の達人ですね。

それだけ体も頭もフルに動かしている経験って、確かに現代の我々は遠ざかっているのかもしれません。

いわゆる“読書術”とは真反対!?

山や田んぼの中を走り回ることこそが「学び」であると紹介されます。

英才教育のつもりで、我が子にたくさんの本を与える親がいます。養老孟司さんは、そんな様子は逆効果だと指摘します。

大量に書物を与えるのではなく、むしろ文字情報が飢餓状態にある方が、貪るように処を読めると言います。確かに、「いつでも読める」「なんでも読める」となると、本を読む必然性がなくなってしまいます。

「足りない!」「もっと読みたい!」「なんでもいいから読みたい!」って状態が、子どもにとって英才教育になるのでしょう。

……と、これって巷でよく言われる“教育”とは違いますよね。むしろ真反対です。

大人の読書だって同じです。

見聞を広げるはずの読書が、視野を狭めていないだろうか?そんな疑問と、不安を感じました。

読書への取り組みに反省……

あさよるは幼いころ、両親から「よく遊びなさい」と言われ続けていました。あさよるは家の中でダラダラと本を読んだり図画工作をしているのが好きだったので、「もっと外で遊べ」と怒られていたんですねw

で、本書『バカにならない読書術』を読んで初めて、「あの頃の親の言葉はホントだったのかもなぁ」と気づきました。

そう、読書って知識は増えるし、頭も使っている気になります。が、所詮「他人が書いたこと」を読んでいるだけです。

で、読んでいるだけで「賢くなった気がする」という恐ろしい効能まであります(苦笑)。

ああ、自分、偏っているなぁ……と実感(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)

“ただの読書”より体験、経験へ

以前、テレビ番組かなんかで、お笑い芸人のロザン・宇治原さんが、「急に思い立って富士登山した」という話をしていました。

宇治原さんは、京都大学を卒業し、テレビでは高学歴芸人やクイズ王として活躍されています。

そんな“カシコ”の宇治原さんが、富士山に登頂した結果、「富士登山は、服装がムズカシイ」と感想を語っておられました。

富士山に登れるのは夏場だけです。しかし、富士山の山頂は寒い。防寒対策はしていたけれども「予想以上に寒かった」というお話。

んで、その話を聞きながら「宇治原ってホンマに賢いんや!」と思った記憶がありますw

宇治原さん、通常の半分くらいの時間で登頂し下山したそうで、身体能力も高いんですね~。

で、きちんと、経験から「服装がムズカシイ」と学んている。

身体能力 + 経験から学ぶ = めっちゃ賢いやないか!

ということですw

今回、養老孟司先生の話を読みながら、このエピソードを思い出しました。

身体を動かして学ぶ、になりたい……。

バカにならない読書術

バカにならない読書術 (朝日新書 72)

バカにならない読書術 (朝日新書 72)

  • 作者:養老 孟司,池田 清彦,吉岡 忍
  • 出版社:朝日新聞社
  • 発売日: 2007-10-12

目次情報

はじめに

第一部 「養老流」本の読み方

第一章 「読み聞かせ」と子どもの脳

「識字率」と外遊びの関係 「体育」はコミュニケーション 「ハイハイ」から見えること 地面の固さから学ぶ 脳を育てる「バリアンオンリー」の家 ほんとうに怖い脳の「格差」 「魚釣り」と「魚捕り」の優劣 二宮尊徳の「薪」の秘密 読み聞かせの効用とは 虫は関節で会話する 振動音で情報伝達 アリの巣は騒がしい ネズミとヒゲの秘密 三島由紀夫は「誤解」から生まれた 「背中を見て育つ」の意味 チャーチルは「読書嫌い」だった

第二章 「読書脳」の仕組み

日本語は脳を広く使う 漢字と仮名では使う「脳」は別 ブッシュは識字障害? 日本人に識字障害が少ないわけ 日本語は漫画言語である 「ニャーニャー」が多い利点 日本語を話すから独創性がない? バイリンガルは心配 脳は「全体主義」がいい 脳は一極集中で鍛えるな 連続殺人犯の前頭葉は正常 欧米型「押しつけ」親子関係

第三章 「唯我独尊」としての読書

本とは精神科の患者さん 読書はコミュニケーション くだらない本は存在しない ファンタジーと米国の暴力好き 自分の専門に近い本は読むな 子どものを言葉の飢餓状態に 「わかってくれる」世界の限界 紙とネットは何が違うか もし、私は「育ち直す」としたら 村上春樹の人気のヒミツ 環境問題の不気味 環境省は大政翼賛会 ゴアの欺瞞 社会の安定化装置としての読書 「ながら読書」しかない 昭和三〇年代に消えた叙景文 『山椒魚』は目に浮かぶ 引っかかるところを読む 文学賞の選び方

第四章 「バカの壁」超える読書

デカルト『方法序説』による啓示 人生すべてをかけて読む 「目は二つなのに」を解く姿勢 目からウロコの『引き裂かれた自己』 なぜ私はあいさつができなかったのか 突然、氷解した「父親の死」 私を「孤立」させる西洋的自我

第二部 鼎談 バカにならないための本選び 養老孟司・池田清彦・吉岡 忍

米国がわかる本
価値観変える本
科学を楽しむ本
ミステリーと言えば
鴎外 vs. 漱石
勝手にノーベル文学賞
旅行記を手に
京都でマンガ三昧
伝記は女が書く
太宰と安吾
居酒屋で哲学を
「時代小説」万歳
意外な詩人は
唸る写真集

養老 孟司(ようろう・たけし)

1937年生まれ。東大名誉教授。専門は解剖学。著書に『バカの壁』『ヒトの見方』『からだの見方』『逆立ち日本論』共著など多数。

池田 清彦(いけだ・きよひこ)

1947年生まれ。早稲田大教授。専門は生物学。著書に『環境問題のウソ』『他人と深く関わらずに生きるには』など多数。

吉岡 忍(よしおか・しのぶ)

1948年生まれ。作家。著書に『墜落の夏―日航123便事故前記録』

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