『思考の整理学』を読んだよ

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デジタル(Evernote)、アナログのノート術

デジタル(Evernote)、アナログのノート術

Evernote を使いこなすには、ノートブックの作成が重要ではないかと思います。
Evernoteとはメモやノートのクラウドサービスで、アカウントにログインすれば、webブラウザ上でも、パソコン、スマホのアプリでも使用できます。
テキストデータだけでなく、画像やpdfデータも保存できます。対応ブラウザ用のアプリをインストールすれば、閲覧しているwebページをClipしたり、スクリーンショットも簡単に撮れます。画像に書き込みをしたり、画像データ内の文字列を識別もしてくれる、一つで何役もこなせるアプリです。
しかし「なんでもできる」一方、自分でアレコレ工夫して使いこなさないといけない一面もあります。可能性が大きすぎることが難点なんですね。
無料会員でも十分すぎるサービスですが、更にプレミアム会員になるとpdf内の文字列を認識してくれたり、月のデータのアップロード要領が拡大したりと、更に使い勝手が良くなります。

Evernote上でメモ書きをいくらでも作成できるのでノートブックを作ってまとめてゆきます。「理科ノート」「さんすうノート」とノートをたくさん用意し、そこへメモをしてゆくイメージでしょうか。そのノートの作り方に頭を悩ますのです。
もともと私は、一冊のノートに順番にメモをとって、時系列で整理をしていました。たくさんノートを作るとノートの管理に気を揉んでしまっていたので、『情報は1冊のノートにまとめなさい』などで紹介されているような管理をしていました。ただただノートの前からどんどん使って行って、いっぱいになったら表紙に目次を作っておきます。

ノートは自分の頭の中?

現在はほぼペーパーレスに移行しているので、かつてのノートも必要な部分をスキャンして、あとは処分してしまいました。Evernoteのスマホ用アプリだと、写真を取るだけで勝手に画像データを編集して保存をしてくれます。手書きの日本語も、文字認識をしてくれるので驚きです(アルファベットに比べるとずっと精度が落ちますが…(^_^;)。
しかし、もともとノートを複数使ってメモを取る習慣がなかったせいか、Evernoteではノート作りに手間取っています。あらかじめたくさんのノートブックを作っておいても、なかなか上手くまとめられません。結局「とりあえず」のノートになにもかも突っ込んでいるので、ノート一冊にまとめているのと同じ状態です。

私のしている対策は、キーワード検索でヒットしやすいようにメモのタイトルにキーワードを並べているくらいでしょうか。タグ付けも上手に使えると有効だろうと思うのですがなかなか使いこなせていません。ノートの管理って、自分の頭の中をどう管理するか。あるいは、頭の中をどう再現できるか、ではないでしょうか。

思考の抽象度を自由自在に「考える」バリエーションは現在も必要

デジタルが主流になっても、気付きや思いつきをメモし、それを熟考し、選別することは、アナログ時代と変わりません。『思考の整理学』は1986年に初版が発行された書籍ですが、「考える」ことは今も昔も変わっておらず、内容は今も有益な部分が多いでしょう。完全デジタル、完全アナログと偏らず、どちらもいいとこどりをして思考の幅を広げてゆくのが望ましいでしょう。
私も、ペーパーレスを目指しているとは言え、“紙”はまだまだ我々にとって扱いやすいマテリアルです。サッと走り書きをしたり、グラフや絵を描いたりと、紙と鉛筆さえあれば自由自在に思考ができます。

『思考の整理学』では、思考の抽象度を上げたり下げたり、時に時間を置いてみたり、時に忘れてみたり、他人に話してみたりと、思考の「扱い方」のバリエーションが提示されています。

思考の整理学

  • 著者:外山滋比古
  • 発行所:筑摩書房
  • 1986年4月24日

目次情報

  • Ⅰ グライダー/不幸な逆説/朝飯前
  • Ⅱ 寝させる/カクテル/エディターシップ/触媒/アナロジー/セレンディピティ
  • Ⅲ 情熱の“メタ”化/スクラップ/カード・ノート/つんどく法/手帖とノート/メタ・ノート
  • Ⅳ 整理/忘却のさまざま/時の試練/すてる/とにかく書いてみる/テーマと題名/ホメテヤラネバ
  • Ⅴ しゃべる/談笑の間/垣根を越えて/三上・三中/知恵/ことわざの世界
  • Ⅵ 第一時的現実/既知・未知/拡散と収斂/コンピューター
  • あとがき
  • 文庫本のあとがきにかえて

著者略歴

外山 滋比古(とやま・しげひこ)

1923年生まれ。東京文理科大学英文科卒業。お茶の水女子大学名誉教授。専攻の英文学に始まり、テクスト、レトリック、読書、読書論、エディターシップ、思考、さらに日本語論の分野で、独創的な仕事を続けている。平明で論理的な日本語を開発したエッセイストとしての定評がある。

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コメント

  1. sutoku より:

    外山滋比古(とやましげひこ)ですよ。

    1. asayoru より:

      > sutoku さん
      ごしてきありがとうございます。
      修正しました(^^;

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