速さは全てを解決する—『ゼロ秒思考』の仕事術

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だらだら時間つぶしてない?

スピードアップをしてみませんか。

著者・赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考』がきかっけ

赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考』を読み、シンプルで力強く心強い「ゼロ秒思考」法に触れました。

「ゼロ秒思考」の核にあるのは、頭の中のものをどんどん書き出すことで考えを“見える化”し管理しようというものです。

ゼロ秒思考の方法自体はシンプルで簡単なものなのですが、これを続けることで確実に思考の変化があるはずだと感じ、ワクワクとともに、面白く思いました。

そこで、同著者のほかの本も読んでみたいと思い、『速さは全てを解決する』を手に取りました。

スピードが、「質」も「やる気」も連れてくる

↑このキャッチコピーは『速さは全てを解決する』のカバーの袖の部分に書かれていました。この一言で、この本の内容が詰まっているなぁと思います(^^)

まず、スピード感が大事です!……と言われても、実際にはだらだらと時間を浪費していることも多いんですよね……。

例えば、

  • 会議が多い、長い
  • 会議に参加しても発言もせず居るだけの人も多い
  • 打ち合わせが多い
  • 目標が不明瞭で、目標達成ポイントがわからず時間がかかる
  • 仕事を定時に終わらせる感覚が弱く、それまでに仕事を終わらせる意識が貧しい

……などなど(;’∀’)(;’∀’)

以上が日本の企業でよくある「仕事の遅い理由」だそうです。結構、ドキッとする項目もあるんではないでしょうか。時間をだらだらと消費し始めると、緊張感も薄れ、やる気までなくなってしまう……。負の連鎖が待っているんですね…(;’∀’)(;’∀’)

反対に言っちゃえば、緊張感を保ちつつスピーディーに仕事に取り組めば、テンションもハイなままでやる気も持続し続ける!

自己啓発系の本を読んだり、イベントに参加したり、自分なりに「やるぞ!」ってガッツがわいても持続しないってときは「スピード感」に注意してみましょう。

ビジネス書をこれから読みはじめる方に!

『速さは全てを解決する』で紹介される知識は、基礎的な初歩の初歩の部分からかなり細かく紹介されています。

ベーシックなだけに、ある程度ビジネス書を読んでこられた方にとっては既知の知識が多いかも?

と言っても、デキるライフハック“全部盛り”みたいな内容で、面白いんです。

そして、これからビジネス書を読みたいって人には、全部盛りだからこそピッタリじゃないかと思います(^^)v

本来ならば、書籍を何冊にも分けて語られるような内容が、ギュギュギューっと詰め込まれているので、かなり駆け足で目まぐるしくも感じるかも!?

「速さ」のための準備をしよう

『速さは全てを解決する』では「速さ」を手に入れるためのノウハウもたくさん紹介されています。

そのうちの一つは最初にも紹介した「ゼロ秒思考」です。A4用紙に頭の中をそのまま書き出し、自分の考えを「見える化」するメソッド。さらにそれを並べ、俯瞰し、組み合わせ、管理し、熟成させることもできます。

(『速さは全てを解決する』でも「ゼロ秒思考」は詳しく紹介されていますが、それを丸々一冊扱った『ゼロ秒思考』の方が詳しいデス)

さらに、時短のためのライフハックもたくさん。

一例として、パソコンの変換機能を最大限に利用する。単語登録を駆使し、自分の名前や住所、メールアドレスなど、よく使う文字列をひらがな一文字+スペースキーで表示しちゃうというもの。

facebookやTwitterなどSNSも積極的に利用しつくします。特にfacebookは小体制のクローズドなグループも作れて便利ですね。

あるいは通勤時間中にすべきこと。思わずスマホやタブレットでメールチェックやニュースのちぇっくなどしたくなっちゃいますが、読書か語学学習に時間を使うことが提案されています。

情報収集に当てる時間は、自宅にて。落ち着いて誰にも邪魔されない環境だからです。そして、朝晩30分…と、あらかじめ制限時間を決めて行います。時間を決めることで集中力も上がるので、効率もよくなります。

展示会や勉強会・セミナーも積極的に足を延ばします。また、懇親会まで参加することで、どのような人材が集まっているのかチェックすることで、その集まりの質もわかります。

また、自分自身もすすんで人の前で話す。発表や講演ををすることで、自分のもとに情報が集まるようになるんです。

などなどなどなど!全部挙げるとキリがないのでこの辺で(;´∀`)>

スピードアップは誰でもできる!?

『速さは全てを解決する』で紹介されているスピードアップのための秘訣。これら、誰でも今からでもできることばっかりなんです。

選ばれし職業や立場に就いた人だけが成就できるようなノウハウではなくって、特別な道具も、特別な環境も不要のノウハウです。

しかも、ちょっとした小さなチャレンジで変化することもたくさん!大きな行動の変化を起こすのって、勇気がいるし、無理って思ってしまいます(-_-;) ですが、『速さは全てを解決する』で紹介されている“やり方”は、今の生活のままで少しだけチャレンジできる。

とりあえず、単語登録からしてみます!(^^)/

速さは全てを解決する—『ゼロ秒思考』の仕事術

目次情報

はじめに

「メモ書き」以外スピードアップの工夫を全て公開
「速さ」と「早さ」、そして本書のタイトルについて

第1章 速さは全てを解決する

日本人の生産性はなぜ低いのか?

●日本人のホワイトカラーの生産性は本当に低いのか
●日本人の生産性を低下させる三大要因
●生産性の向上には「スピード」が鍵になる

あなたの仕事が遅い理由

●すぐ始めることができない
●やるべきことに集中できない
●段取りが悪く、後手後手になる
●優柔不断、迷う
●書類・資料作成が遅い
●メールに多くの時間を取られる
●会議が多い、時間が長い
●差し戻し、やり直しが多い

速さが解決する5つのこと

●速さが上がれば、やるべきことにすぐ着手できる
●速さが上がれば、頭がよりよく動く
●速さが上がれば、PDCAを何度も回すことができる
●速さが上がれば、やる気が出てくる
●速さが上がれば、実力を出せる

スピードは永遠に上がり続ける

●仕事の改善点は無限にある
●スピードアップは本質的に楽しいもの

第2章 スピードを上げるための8つの原則

【原則①】まず全体像を描く
【原則②】丁寧にやり過ぎない
【原則③】仕事のツボを押さえる
【原則④】好循環をつくる
【原則⑤】工夫の仕方を工夫する
【原則⑥】前倒しする
【原則⑦】一歩先んじる
【原則⑧】二度手間を全力で避ける

第3章 思考スピードを上げる具体的な方法

「メモ書き」でゼロ秒思考を目指す

●頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング
●「メモ書き」はコミュニケーション力を上げる
●「メモ書き」で不安ともやもやをなくる
●「メモ書き」で頭がよくなる

本当に仕事で使える問題把握力・解決力とは

異次元のスピードをもたらす仮説思考

●仮説思考とは
●仮説は検証して正確に近づける
●仮説思考は誰でもやっていること
●仮説思考に慣れる方法

ゼロベース思考にも取り込む

「深掘り」で真実を追求する

●全て疑い続ける
●自分の頭で考えない人は危険
●「深掘り」のポイント
●行為と尊敬の念を持って質問する
●深掘りのイメージ

フレームワーク作成トレーニング

●フレームワークは会議や議論で威力を発揮
●フレームワークは練習あるのみ

第4章 スピードと効率を極限まで上げるノウハウ

最も効率的な情報収集法

①毎朝・毎晩30分を情報収集に当てる
②通勤時間は英語か読書を
③ノートPC、大型ディスプレイ活用法
④キュレーションツール、Googleアラート、メルマガ
⑤Facebook と Twitter のタイムラインを活用
⑥記事は全て話半分で読み、必要に応じて裏取りを
⑦検索の表示件数を100にして、別ウィンドウも活用
⑧海外のカンファレンス動画を見る
⑨勉強会・セミナー、その後の懇親会に参加する
⑩展示会にはこまめに行く
⑪最も有益な相談相手の選び方
⑫進んで講演・発表をすることで情報が集まる
⑬半年で目処がつく超効率的英語勉強法

書類・資料作成の時間を最小化

①「メモ書き」を活用して最善最速で下げる
②全体像を上司に確認しつつ進める
③アウトプットイメージ作成アプローチ
④ブラインドタッチとショートカットキー
⑤再利用可能なファイルは、専門フォルダに保存する
⑥ファイルは頻繁に保存し、PCダウンにも備える
⑦ネットを切り、集中して書き上げる

会議はここまで効率化できる

①全ての会議の時間を半分にする
②会議の数、首席者を半減される
③会議での議論を素早く、効果的に進める
④ホワイトボードで会議の生産数は数倍になる

メールを制する者が時間を制す

①メールはすぐ返信する
②伝えにくいメールでも素早く書く方法
③込み入ったことは直接話す
④単語登録を200~300個する
⑤メールはカテゴリー別に日付順で一括保管
⑥メールも再利用フォルダに保存する
⑦メーリングリスト、SNSの機能の使い分ける

コミュニケーションのミスをなくす

①丁寧に話を聞くことで、むしろ仕事は速く進む
②伝えるべきことを3、4点メモしてから話す
③伝えるべきことを遠慮せず伝える
④合意した内容を書面で
⑤「上から目線」が諸悪の根源
⑥ポジティブフィードバックに徹する
⑦避けてよい人もいる

おわりに

赤羽 雄二(あかば・ゆうじ)

東京大学工学部を1978年に卒業後、小松製作所で建設現場用ダンプトラックの設計・開発に携わる。1983年よりスタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。1986年、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。1990年にはマッキンゼーソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となるとともに、韓国企業、特にLGグループの世界的な躍進を支えた。2002年、「日本発の世界的ベンチャー」を1社でも多く生み出すことを使命としてブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。最近は、大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、オープンイノベーションにも積極的に取り組んでいる。著書に『ゼロ秒思考』(ダイヤモンド社)、『7日で作る事業計画書』(明日香出版社)、『頭を前向きにする習慣』(幻冬舎)がある。

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