私は読書感想文を書くのが苦手でした。
理由の一つに、私の読書傾向があったのかもしれません。
小さい頃から本を読むのは好きでしたが、読んでいた本は図鑑や百科事典で、なかなか感想文と結びつかなかったのだと思います。
『読書感想文の書き方 中学年向き』を読んだよ
『読書感想文の書き方 中学年向き』を読みました。
読書嫌いのつよしくんは、これから読書感想文に取り組むよう先生の指示にショックを受けます。
本なんて読んだことないんですから、感想文なんて書けるわけありません。
慌てて親戚の読書好きのひろみ姉さんに助けを求めます。
ひろみ姉さんや先生、図書館の司書さんや、お友達にアドバイスをもらいながら、つよしくんが読書感想文に取り組みます。
本選びが大切なんだ
読書感想文を書くには、本選びがとても重要なんだと知りました。
お姉さんや先生、司書さん、お友達にオススメの本を聞いていたつよしくんは、大切なことをしていたんですね。
みんなに、複数のおすすめの本を教えてもらい、その中から、自分にぴったりな本を決めていました。
どうやら、読書感想文を書くことは、自分を見つめることでもあるようなのです。
「感動した」「面白かった」「悲しかった」「悔しかった」など、感情の変化や、自分自身を見つめられる内容の本を選んだほうが、感想文の書き甲斐もありそうです。
図鑑を読んで感想文は書けなくはないでしょうが、なかなか難しそうです。
苦手だったのは本選びだったのかも
読書感想文にずっと苦手意識がありましたが、私が苦手だったのは、読書感想文に合った本を探すことだったのだろうと思います。
これまでの読書経験の中で、読んでいて感動したりキュンキュンしたり、自分自身を振り返ったり様々な気持ちになる本にはいくつも出会いました。
それらの本の中から、選んでやれば良かったのかもしれませんね。
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読書かんそう文のかき方 中学年向き
依田 逸夫(著)、 長野 ヒデ子(絵)
ポプラ社
(2000)
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