毎日、自分の食事を用意するのが好きです。
お料理というほど凝ったことはしませんが、テキパキと一気に物を作るのは、適度に集中もできて、気分転換にぴったりです。
と言っても、私の「料理」は、材料をザクザクと適当に切って、炒めたり煮たりからめたりして、味付けもポン酢だけでおしまいです。
ポン酢は、お醤油と出汁が合わさっているので、少量からめるだけで何でも美味しく感じます
ただ、気をつけないと味が濃くなりすぎてしまって困ります。
味が濃いと美味しいですが、口の中がその味でいっぱいになってしまって、他の味がわからないし、その次の食事も濃口じゃないと気が済まなくなってしまいます。
薄味で、材料の味をたっぷり味わえる食事ができたらいいのになぁと思います。
図書館には料理や食に関する本がいっぱい
料理や食に関する本を読んでみようと、図書館で関連の書籍を探してみました。
図書館には料理のレシピや、食、食育に関する本もたくさんあるのですね。
これまでスルーしていた分野なので、驚きました。
それと同時に、自分はどのような分野の書籍を探しているのか分からず、結局どの本も手に取ることができませんでした。
少しずつ、時間をかけて開拓してゆきたい分野を見つけました。
料理愛好家の平野レミさん
私はいつもNHK「きょうの料理」を見るのが好きで、番組でも登場が楽しみな平野レミさんの本を手に取りました。
まず、レミさんはご自身のことを「料理研究家」ではなく「料理愛好家」だと名乗っておられます。
理由として、専門的に料理を学んでおらず、「研究科」とはおこがましく感じると書いておられました。
平野レミさんは確かに、料理の専門的な勉強はされていないのかもしれませんが、「楽しく料理をすること」や「美味しく食事すること」の研究は、生涯かけてされ続けている人じゃないかと思いました。
一日三回「楽しく」「美味しく」過ごせたら……
家族のために作る食事や、お客様をもてなす食事も、「楽しく」「美味しく」が優先されていて、そのために、時には時短や手抜きを編み出して、「みんなと囲む食卓」や「一緒に美味しいと言い合える」環境づくりをされているのではないでしょうか。
私は一人で食事を摂ることが多く「孤食」が基本なのですが、それでも「楽しく」「美味しく」は実現できるんじゃないかな。
一日に朝昼晩と、三回も訪れるイベントなのだから、充実した食卓を用意するのも良さそうですね。
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笑ってお料理
笑ってお料理
平野レミ
筑摩書房
(2007)
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