堀江貴文『多動力』|ホリエモン・夢中で没頭し続けるエネルギーを

こんにちは。あさよるです。今日読んだ『多動力』は、知人が紹介していたので気になっていました。いつものホリエモン節の本ですが、一貫して同じことを語り続けられるのは、嫌いではありません^^

1時間もかからずサクッと読める本ですので、通勤通学途中や、休憩中になんかにドゾ!

「誰もあなたには興味がない」、だから

「誰もあなたに興味がない」こんな言葉を投げかけられたら、多くの場合は「自分が否定された」と認識します。しかし、本書『多動力』での堀江貴文さんの言葉は違います。「誰もあなたに興味がない」、だから人の目を恐れずにチャレンジせよ。失敗したって誰も気にしていない、だからチャレンジし続けよ。そんな風な、前向きな言葉なんです。

堀江貴文さんは徹底して「電話に出ない」「時間を他人に奪われない」「集中を邪魔させない」ための行動を貫いています。それは、一秒たりとも無駄にしない。すべての時間を夢中に過ごす。そのための行動です。しかし、それは理想的な状態に思えますが、多くの人は「そんなことできない」「うちの会社じゃムリ」「ホリエモンだからできる」と思ってしまいます。だけど堀江さんは読者に語りかけ続けます。まるで「誰でもできる」「やればできる」「やれ」と、繰り返し繰り返し言い聞かせられているようです。

もしかして……過激な言葉で煽っているようでいて、実は「優しい」言葉なのかもな……と思った次第。だって、「夢中になりなさい」「没頭しなさい」「やりたいことをしなさい」なんて、誰も言ってくれないもんな。

子どもの頃のように没頭しよう

無用な しがらみやタスクを排除し、徹底的に時間を生み出します。この生み出した時間を何に使うのか? 本書では「3歳児のように夢中になれ!」と導いています。なにに夢中になるかって? それは自分が没頭することにです。だから恥も外聞もなく、失敗してもそれでもやる。他人の目なんて気にしなくていいから、やってみて飽きればすぐやめてればいい。それを繰り返せばいい。だから思い立ったら即行動します。

誰だって幼い頃はそうでした。自分の好きなことに夢中になり、時間を忘れて没頭する。そうやって遊んでいましたね。堀江さんは、大人も3歳児のように、無邪気に没頭し続けようと呼びかけています。

その時間を生み出すための秘訣が、電話を使わないことだったり、家事の時間を外注したり、他の人に頼めることは頼んでしまう。また、没頭するために、貪欲に学び続け、教養を貪り、アウトプットし続けるエネルギーも必要です。そのために、睡眠と食事のクオリティを維持するのも必要なこと。

「没頭する」。なんのために?なんて野暮なことを考えず、目的もなくのめり込んでもいいじゃない。

なんのために生きてるの?

本書『多動力』を読んで、ふと「自分は何をするために生きてるんだろうか」と考え込んでしまいました。「何のために」「誰のために」ではなく「何をするために」です。「与えられた役割」を果たすことではなく、「自分はなにをするのか」というのは、突き詰めて考えたことがなかったかもしれない。いいえ「考える」という過程を経ている時点で的外れなのかも。「すでに自分は何をしているのか」なのかもしれません。

あさよるも他人に時間を勝手に使われるのは嫌で、電話にはほぼ出ず、書面で手短に頼むタイプなのです。時間が貴重ですから。しかし! 時短して時間を生み出しても、その時間をどう使うのかって、考えたことなかったなぁ~。すでに何かに没頭してるならいいけど、YouTube見てダラッと時間を消費しているだけな気がする……orz

あさよるネットで紹介した堀江貴文さんの本

多動力

目次情報

はじめに

第1章 一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった

01 寿司屋の修行なんて意味がない
もはや「ノウハウ」に価値はない。

02 三つの肩書きをもてばあなたの価値は1万倍になる
あなたの代わりがいる限り、あなたの価値は上がらない。

第2章 バカ真面目の洗脳を解け

03 ベストセラーはコピペ本
「全部自分でらなければいけない」という思いこみを捨てよ。

04 手作り弁当より冷凍食品のほうがうまい
「手抜きをしてはいけない」という思いこみも捨てよ。

05 見切り発車は成功のもと
すぐに始めてしまって、走りながら考えよう。

第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ

06 まずは、一つのことにサルのようにハマれ
「ハマる」ことも才能だ。バランスなんて考えず、一つのことに熱狂しよう

07 飽きっぽい人ほど成長する
「飽きる」ということは、成長の証だ。どんどん飽きて新しいことを始めよう。

第4章 「自分の時間」を取り戻そう

08 経費精算を自分でやるサラリーマンは出世しない
人生において「やらないこと」を明確にしよう。

09 電話をかけてくる人間とは仕事をするな
技術の進化に逆行して「人の時間」を奪ってはならない。

10 大事な会議でスマホをいじる勇気をもて
他人の目を気にするのをやめないと、「自分の時間」は生きられない。

11 おかしなヤツとは距離を取る
「自分の時間」を生きるためには「付き合わない人」も明確にしよう。

12 仕事を選ぶ勇気
嫌な仕事を断る。大丈夫、仕事は逃げない。

13 『君の名は。』がヒットした理由
現代人は「無駄な時間」を我慢できない。

第5章 自分の分身に働かせる裏技

14 自分の分身に仕事をさせる技術
「原液」を作れば、寝てる間も分身が勝手に働いてくれる。

15 教養なき者は奴隷になる
太い幹となる「教養」があれば、枝葉は無限に伸びていく。

16 知らないことは「恥」ではない
専門外の情報や知識は聞けばいいだけだし、ネットで調べれば一瞬だ。

17 なぜ、デキる人は「質問力」が高いのか
いい質問ができなければ、いいアイデアや必要な情報は引き出せない。

18 99%の会議はいらない
会議は短く

第6章 世界最速仕事術

19 すべての仕事はスマホでできる
あなたが忙しいのは、仕事が多いからではない。

20 仕事の速さはリズムで決まる
大量の仕事をこなすために、必要なのは「速度」ではなく「リズム」だ。

21 ヒマな人ほど返信が遅く忙しい人ほど返信が速い
「一工夫」するだけで仕事の渋滞は解消する。

22 刑務所にいても一度もメルマガを遅らせなかった秘訣
どんな過酷な状況であれ、与えられた条件の中で最大限の効率化を図る。

23 1晩10軒以上をハシゴしろ
会議もディナーも猛烈な勢いでハシゴしよう。

24 仕事の質は睡眠で決まる
よく寝てこそ、超人的なスケジュールをこなすことができる。

25 さよならストレス
本音で生きればストレスは溜まらない。

第7章 最強メンタルの育て方

26 恥をかいた分だけ自由になれる
はっきり言おう。誰もあなたには興味がない。

27 小利口はバカに勝てない
リーダーはバカでいい。

第8章 人生に目的なんていらない

28 永遠の3歳児たれ
「多動力」は大人になるにつれ失われていく。

29 資産が人を駄目にする
もっているものを何とか生かそうとすることで、あなたの動きは遅くなる。

30 ハワイに別荘なんてもつな
予定調和の幸福を求める人生はつまらない。

31 人生に目的なんてない
今を楽しむことだけが、すべてなのだ。

おわりに

堀江 貴文(ほりえ・たかふみ)

1972年、福岡県生まれ。
SNS media&consulting株式会社ファウンダー。
現在は宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」「マンガ新聞」のプロデュースを手掛けるなど幅広く活動を展開。
有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は読者1万数千人の規模に。
2014年8月には会員制のコミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」(http://salon.horiemon.com)をスタートした。
近著に『すべての教育は「洗脳」である』『むだ時にしない技術』など。
Twitterアカウント:@takapon_jp

コメント

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