地図を見るのは楽しいですね。
自分の行ったことのある場所や、いつも歩いている道を地図でたどり直すのも楽しいひと時です。
以前は、学校の教科書として購入した地図帳を大切に持っていましたが、今や Google Map で検索すれば、地図だけでなく地形図やストリートビューまで見れちゃうんだから、すごいですね。
「地図」と呼ばれるものにもいろいろあって
少し前に流行った「偏愛マップ」や「マインドマップ」もマップという言葉が使われています。
確かに、他人の書いた「偏愛マップ」や「マインドマップ」を見せてもらうのも楽しかったですし、自分でも書いてみたい!と思わせる魅力がありました。
私たちは、大きすぎるものだったり、目に見えないものを扱うとき、目に見えるものに落とし込んで考えるのが好きなのかもしれません。
普段歩いている道や、以前に行った旅行先は、地球規模で考えなければなりませんから、手に取れるサイズの地図帳や、Google Map で扱うことで、頭のなかで整理しやすいのでしょうか。
偏愛マップやマインドマップも、目に見えないものを紙に書き出すことで、扱いやすくなるのでしょうか。
自分が認識している「地図」が重要?
『世界古地図コレクション』を読みました。
これまでに作られた世界地図が、カラーでたくさんまとめられています。
先程も書きましたが、地球は大きすぎて、私たちは地図がなければ自分がどこにいるのか分からず、迷子になってしまいます。
しかも、我々は「地球が丸い」ことを当然知っていますが、それが知られていない時代は、どんな世界だったのでしょうか。
生死観や、人生観、宗教観にも大きな変化があるのではないかと思います。
地図の描かれ方や変遷を知ることで、その時代時代に生きた人々の考え方や、見えていた世界を知れるきっかけになるかもしれません。
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[図説]世界古地図コレクション
[図説]世界古地図コレクション
三好 唯義/編
河出書房新社
(1999)
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