Books&Apps の安達裕哉さんの本を見つけたので読んでみた。内容はタイトルの通り。アウトプットの入門書。「アウトプットは大事」というけれども、アウトプットって具体的にどんなことよ? という問いに答えてくれる。
内容も、物語仕立てになっていて読みやすかった。
行動せよ。それがアウトプットだ
改めて「アウトプットとは」と問われると、なかなか答えるのは難しく感じてしまうかもしれない。
だけれども、本書によると、身だしなみに気を使ったり、机の上に本を積み上げて「本読んでるアピール」するのも一つのアウトプットの方法だと紹介されている。
そんなこと? と最初は戸惑いさえしたけれど、そんな小さな行動から何かが始まるものなのかもしれない。雑用をすすんで買って出るのも、ひとつのアウトプットだそうだ。
アウトプット、できているだろうか?
関連記事
- 『三色ボールペン情報活用術』|読書しながらアウトプット
- 『世界のエリートは10冊しか本を読まない』|大事なのは自分の意見!
- 『すごい読書術』|一冊を繰り返し読み込もう
- 『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』|ブログで一攫千金
- 『捨てる。』|物、人、過去…断捨離で今に集中する
人生がうまくいかないと感じている人のための 超アウトプット入門
- 安達裕哉
- 河出書房新社
- 2021/03/20
目次情報
はじめに
Chapter1 夢もない、やりたいこともない
・クライアントからクレーム
・上司は冷徹に評価する
・能力に差がない同期が出世しているのはなぜ?
・後輩の転職が羨ましい
・なぜ自分はダメなのか
・上司からの通告
・オレには夢もないし、やりたいこともない
・アウトプットで人生は劇的に変わる
! Chapter1のポイントChapter2 上司の信用、クライアントの信用
・すべての行動をアウトプット中心にせよ
・「どうすればいいですか?」をやめる
・上司のシビアな反応
・オレは「ダメ」であいつは「OK」な理由
・何が信用をつくるのか?
・困難な会議を自力で乗り越えるアウトプット
・行動変容と態度変容
! Chapter2のポイント
コラム アウトプットの道 虎の巻外伝1Chapter3 早く結果を出せ
・キャリア形成に必要な考え方
・クライアントを納得させる結果の出し方
・新しいコンサルタント
・仕事が辛いときほど、プライベートの予定を入れよ
! Chapter3のポイント
コラム アウトプット道 虎の巻外伝2Chapter4 情報発信の本質
・SNSで成功するためのアウトプット
・部下から相談がないと動かない上司は無能
・いい質問が、いい回答を引き出す
・信頼できるのは「勝たせてくれる指揮官」だ
・仕事仲間との理想的な関係
! Chapter4のポイント
コラム アウトプット道 虎の巻外伝3Chapter5 クライアントの成功、自らの成功
・段取り八分、仕事二分
・本物の知識はアウトプットから得られる
・優秀な同期が転職する理由
・意味のある勉強会と意味のない勉強会
・企業がSNSでやるべきアウトプット
・成果をあげれば人間関係はついてくる
・アウトプットが自分の人生を変えた
! Chapter5のポイントおわりに
安達 裕哉(あだち・ゆうや)
1975年東京生まれ。筑波大学環境科学研究科修了。世界4大会計事務所の1つである、Deloitteに入社し、12年間マネジメントコンサルティングに従事。2013年ティネクト株式会社設立。仕事、マネジメントに関するメディア「Books&Apps」(読者数月間300万人、月間PV数400万)を運営する一方、企業の現場でコンサルティング活動を行う。著書『「仕事ができるやつ」になる最短の道』(日本実業出版社刊)他多数。