『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』|人間100年の時代、求められるものは?

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こんにちは。YouTubeで音楽を聞き始めて、抜け出せない あさよるです。エレファントカシマシの『RAINBOW』って曲が超カッコよくてですねぇ。

エレカシのCDずっと聞いているのですが、今年はエレカシデビュー30周年で、日本全国回るライブも始まるようでして……あさよるも一回行きたいなぁと狙っています。

エレカシのメンバーはもう50歳と言うことで、いやぁ、あさよるも歳を取るはずだなぁなんて思いつつ、みなさんとても50歳には見えなくって、若々しくてかっこいいっす。

「年齢に見えない」ってのは特別な人だけではなく、街中のおっちゃんおばちゃんたちも若い人が多いですよね。とても「お年寄り」とは呼べないような風貌の方もたくさんいますし、みなさんオシャレだし、なにより気持ちがめっちゃ若い。もう三十代半ばに差し掛かろうかという あさよるでさえ「若者」な気になってしまうという不思議。

「いつまでも若くいたい」という願いだけでなく、「若くいなければ」という空気感が、「年老いてゆく自分」を受け入れられずに

『「若作りうつ」社会』|いつまでも「愛され」「モテ」でいたい

話は戻って、さっきのエレファントカシマシの『RAINBOW』は、光陰矢の如し。過ぎ去る時間は早く、気づけば足元が崩れ落ちそうな切迫感や、どうしようもなさにドキドキしてしまった。あさよるも以前、そんな世界で生きていた気がするけれども、すっかりのんびりダラーンと毎日を生きている・・・(・ω・`)

「人間100年」の時代を見すえて

前置きが長いですが、今回読んだ『LIFE SHIFT』は人生100年の時代が到来しようとしている今、考えておくべき事柄です。

「人間五十年」と「敦盛」を織田信長は愛したとかどうとか言いますが、敦盛の倍も生きることが、ポピュラーな時代になる?たしかに、団塊の世代はもう70代に差し掛かり、年齢的には「老人」かと思いきや、彼らはまだ自分たちを「老人」とは考えていないと言います。100まで生きると考えると、確かにまだ先は長い。

『LIFE SHIFT』では、人生100年の時代を見据え、ケーススタディを交えながら新しい時代の人生を考えます。

生き方、働き方、家族の形

寿命が伸びると、時間が増えます。時間が増えると、その分の生活費が必要になります。生活費を工面するためには、働かないといけません。

これまでの人生は、「教育→仕事→引退」と3つのステージしかありませんでしたが、今後は人生のステージが多様化が予想されます。単純に「仕事」のステージを長くなるでしょうし、また「教育」も卒業すれば終わりではなく、キャリアアップが重要にもなるでしょう。

また、大いなる時間をどうすごすのか。趣味の時間や、余暇の時間が増えると……何がこるのでしょうか。

そして、家族の形。一生同じパートナーと結婚生活を続ける人は今よりも少なくなるのかもしれません。30歳で結婚しても、100歳まで生きたら70年も連れ添うことになりますからね……途中で婚姻関係を破棄するカップルも増えるんじゃないのかなぁ。

人生が長くなると、子育ての様子も変わるのかもしれません。夫婦の形が変わるのですから、パートナーとの結びつきよりも、血縁の繋がりが強くなるのかも。この辺は『LIFE SHIFT』はアメリカの本ですから、そもそも日本の「家族」とは違うのではないか?と想像します。

モデルのいない最初の世代

我々は生まれ年が10年ごとに、2年ずつ寿命が伸びていると言います。あさよるよりも、10歳年下の人は2歳、20歳年下の人は4歳、30歳年下の人は6歳、長く生きられる可能性が高い。

これまで、100歳まで生きる人は稀でした。ですから、とてもめでたいものとして祝われてきました。しかし、生まれた人の半数が100年以上生きる時代が来れば、100歳は当たり前の時代になります。現在はまだ100歳の人は珍しいですね。しかし、80代90代で健康で活発な人はたくさんいますから、今後1世紀以上生きる人は増えるでしょう。

問題があるとすれば、今の私たちは「100歳の人がたくさんいる社会」を知らないことです。何が起こるのか。どんな価値観や思想の元、我々は生きるのでしょうか。

たぶん「寿命が延びている」というのは事実でしょう。それにより、これまでの人生のモデル、社会のモデルが通用しなくなっています。「高齢化社会」に伴う問題がまさにそうですね。

本来、多くの人が長生きできるのはヒジョーにヒジョーに喜ぶべきもので、人類登場以来の悲願で有り続けたことでしょう。その喜ぶべき事柄をきちんと喜びのままに成就できる用意、できていますか?

求められるモノも変わってゆく

人生100年時代は、求められるモノやサービスも変化するでしょう。今まで以上に求められる業種もあるでしょうし、全く新しいビジネスモデルも登場するでしょう。なんてたって「今までとは違う社会」がやって来ようとしているのです。

一体、自分は何歳まで生きるのか?そのためになにをすべきなのか?

そして、長寿の社会で、どんな仕事をすべきだろうか?何が求められているんだろうか?

ぼんやり考える材料に『LIFE SHIFT』はなりました。結構分厚目の本なんですよ。けども、読みやすい内容でした。

LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

  • 作者:リンダ グラットン,アンドリュー スコット
  • 出版社:東洋経済新報社
  • 発売日: 2016-10-21

目次情報

日本語版への序文

序章 100年ライフ

オンディーヌの呪い
100年ライフでなにが変わるか?
あなたの100年ライフをつくる本

第1章 長い生涯――長寿という贈り物

平均寿命は今後も延びる
健康な期間が延びる

第2章 過去の資金計画――教育・仕事・引退モデルの崩壊

ジャック――3ステージの人生の世代
ジミー――3ステージの人生が軋む
ジェーン――3ステージの人生が壊れる
3ステージ型仕事人に別れを

第3章 雇用の未来――機械化・AI後の働き方

新しい産業とエコシステム
雇用なき未来がやって来る?
仕事の未来はどうなるのか?
ジェーンへの助言

第4章 見えない「資産」――お金に換算できないもの

人生の資産を管理する

1 生産性資産

スキルと知識
仲間
評判

2 活力資産

健康――脳は鍛えられる
バランスの取れた生活
自己再生の友人関係
ジャックの無形資産
3ステージの人生で失われる

3 変身資産

自分についての知識
多様性に富んだネットワーク
新しい経験に対して開かれた姿勢

第5章 新しいシナリオ――可能性は広げる

ジミーが送ってきた人生
3.0シナリオ
3.5シナリオ
4.0シナリオ
ジェーンの人生のシナリオ
ジェーンの4.0シナリオ
5.0シナリオ
ジェーンとほかの世代の決定的な違い

第6章 新しいステージ――選択肢の多様化

若々しさ
エクスプローラー
インディペンデント・プロデューサー
ポートフォリオ・ワーカー
移行期間

第7章 新しいお金の考え方――必要な資金をどう得るか

数字のすじつまを合わせる
お金に関する自己効力感
お金に関する自己主体感

第8章 新しい時間の使い方――自分のリ・クリエーションへ

時間の使い方は社会が決める
100年ライフの時間配分
新しい余暇の過ごし方

第9章 未来の人間関係――私生活はこう変わる

家庭
仕事と家庭
多世代が一緒に暮らす時代へ

終章 変革への課題

自己意識
教育機関の課題
企業の課題
政府の課題

リンダ・グラットン[Lynda Gratton]

ロンドン・ビジネススクール教授。人材論、組織論の世界的権威。
2年に1度発表される世界で最も権威ある経営思想家ランキング「Thinkers50」では2003年以降、毎回ランキング入りを果たしている。
ファイナンシャルタイムズ紙「次の10年で最も大きな変化を生み出しうるビジネス思想家」などに選出。
邦訳されベストセラーとなった『ワーク・シフト』(2013年ビジネス書大賞受賞)などの著作があり、20を超える言語に翻訳されている。

アンドリュー・スコット[Andrew Scott]

ロンドン・ビジネススクール経済学教授、前副学長。オックスフォード大学を構成するオール・ソウルずカレッジのフェローであり、かつ欧州の主要な研究機関であるCEPRのフェローも務める。2005年より、モーリシャス大統領の経済アドバイザー。

池村 千秋(いけむら・ちあき)

翻訳者。リンダ・グラットンの前作『ワークシフト』のほか、ミンツバーグ『私たちは資本主義に従うのか』『MBAが会社を滅ぼす』、モンレッティ『年収は「住むところ」で決まる』、キーガンほか『なぜ人と組織は変われないのか』、ピンク『フリーエージェント社会の到来』、コーエン『大停滞』など、ビジネス・経済書の翻訳を数多く手がける。

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