こんにちは。あさよるです。あさよるは佐伯チズさんの本が好きでこれまでにも何冊も読んでいたんですが、今回手に取った『美肌塾』は佐伯式のスキンケアに特化した内容で、スキンケア法を模索してらっしゃる方におすすめです。また、ネットで「佐伯式ローションパック(コットンパック)」や「肌断食」が独り歩きして別の話になっていたりするので、本書はオリジナルのメソッドを確認できる本でもあります。
日々のスキンケア法やマッサージ、ニキビやシミ等のトラブルの対策など、スキンケアについて広く扱われています。見やすいイラストで解説されているので、本書を読みながら実践してください。また、イラストが多くて文章も少なめでかつ、読みやすい構成です。
あさよるは紙の本を持っていたのですが、kindle版が便利かもしれません。ただ、あさよる的には紙の本様にデーンと御鎮座ましましていただく方が、すごくテンション上がるので、今の状態でも気にってます。
で、本エントリーは、あさよるの思いが乗りすぎて、ほぼ自分語り、自分の思い出話ですw 先に謝っときますサーセンm(__)m だけど、思いを語りたくなるほど、佐伯チズさんの本に影響を受けたんだなぁと思っていただければ、本書のパワーを感じてもらえるのではないかと。
手入れをする
佐伯チズさんの本が好きで、当ブログでも何度も登場しております。鏡の前に『美肌革命』を飾ってテンションを上げるということもしていますw
あさよるは20代後半に差し掛かる頃までオシャレとか自分の容姿とか、他人からどう見られてるかとか、すごく無頓着で、何も気にせずにいました。しかし、25、6歳になる頃でしょうか。薄暗い洗面台の鏡に映る自分を見て、一瞬「お母さんがいる」と間違えてしまったことがきっかけで「ちょっと何か対策をした方がいいのかもしれない……」と思うようになりました。ちょうどそのころから、顔のお肉が痩せ始めて、顔つきが変わり始めました(;’∀’)
それまでお化粧とかオシャレとか全く興味もなかったので、手探りの中で手に取ったのが佐伯チズさんの本だったのです。チズさんのお話は、とにもかくにも「手をかける」ということが書かれており、お化粧にハマるより先に「化粧の落とし方」が大事であることを知れただけでもすごく良かったです。これはすごく良かった。
実は今はあまりスキンケアに手をかけていないんですが(;’∀’)、クレンジングにどれくらい時間をかけられるか逆算して朝のメイクに取り掛かるクセは続いています。つまり「1時間かけてお化粧したら、それを落とすのも1時間くらいかかる」という前提はキープしています。
ちなみに、なぜスキンケア手をかけていないかというと、今の感じがすごく肌の調子がいいからです。もともと敏感肌なので、よくマッサージして血行をよくすることと、日焼け対策だけは人一倍気を遣っていると思います<(_ _)> しっかりマッサージをして血行をよくすると肌の乾燥が和らぐのは実感しているのですが、ただあまりゴシゴシこするのもこれはこれで別のトラブルにつながるでしょうから、やっぱり佐伯式のスキンケアがベターなのかなと、今回『美肌塾』を読んで思いなおしました。
『美肌塾』は、『美肌革命』の進化版みたいな内容ですね。佐伯式スキンケアが再度丁寧にイラストつきで紹介されていて、一人歩きしがちな「肌断食」や「コットンパック」についても、再度念押しで、佐伯チズさんのお考えが解説なされています。ただなんとなく「肌断食」「コットンパック」をやってたら、それは多分やり方が違っているので、テキストで確認した方が良いでしょう(ネットで紹介されている記事も、佐伯チズさんの主張とは違った形で独り歩きしている印象です)。
「自分のスタイル」に辿り着けるのかな
あさよるが佐伯チズさんの本から影響されたのは、スキンケアやメイクアップ法はもちろんですが、それ以上にチズさんの「ステキな女性像」に共感したことです。これは佐伯チズさんの『新美肌革命』や『美肌カウンセリング』で触れられていました。
ステキな女性とは、容姿が整っているとか美容にお金をかけているとかそんなんじゃなく「自分のスタイルがある女性」とされていたのです。そして、佐伯チズさん流の「スタイル」が紹介されていました。自分の定番色を持ったり、自分の生き方をするのです。ここでは女性向けの美容の話なので「ステキな女性」としていますが、もちろん性別関係なく「ステキな男性」に当てはまることでもあるでしょう。
チズさんはチークと口紅はテラコッタとおしゃっていて、こういう自分の定番があるのっていいなぁと憧れました。あさよるはまだ自分の定番が見つかってなくて、フワフワしている状態なんですが、きっとこれから見つけるだろうと期待できるので、ワクワクしています。このワクワクのおかげで、実は「歳を取る」ということもネガティブに感じなくなりました。若いというのは「模索」であり、年齢を重ねるからこそ、どんどん自分のスタイルが明確になってくんだろうと思ったからです。自分はどこへたどり着くのでしょうか。
この辺はさらに、熊代亨さんの『「若返りうつ」社会』を読んでから余計に、「歳を取るのをネガティブに考えなくていい」と思いました。
今や「アンチエイジング」は女性だけの感心ごとではなく、多くの男性も意識なさっています。また「モテ」「愛され」も老若男女が意識しているのではないかとも思いす。昔のマンガに出てくるような頑固者のオジイサンになりたい人は減っているのではないか。それよりも、コミュニティの中で自分がそれなりに大切にされることを願っている人が増えているのではないかと思いました。
別に「モテ」「愛され」を否定をするわけではないですし、現代日本社会で生きている限りトレンドは意識して当然だとも思います。だけど、その上で「自分のスタイルがある」ってやっぱりカッコいいと思うのです。人の目を気にして媚びたり、他人から評価されるかどうかではなく、「自分のスタイル」です。カッコいいなぁ~。あさよるはその境地に辿り着けるのでしょうか。
自分、化粧濃いなw
さて、このエントリーを書くにあたって本書『美肌塾』を読み返しておりますと、そもそも「自分の化粧が濃い」というどうしようもない事実にぶち当たりましたw あさよる、かなり濃い色の口紅が好きで、一人でお出かけのときなんかは「真っ赤!」「真オレンジ!」「真ブラウン!」みたいなねw なぜ一人のときかというと、落ちにくい口紅を使っているとはいえ、食事には向いてないからです。食事の予定があるときは薄目の色を選びますが、あくまで「自分にとって薄目」であって、ナチュラルメイクな方からするとまだドギツイかも……。
ちなみに、今一番ハマってるのはエチュードハウスの「マットシックリップラッカー」RD302(スルギバーガンディー)です。これ、ネットで見かけたときからタイプすぎてすぐ店頭に見に行って、即買い。ものすごく好き!だけどめっちゃ濃い(;’∀’)
ちなみにこのマットリップは、多少なら飲み食いしても色が落ちずに感動しました。食事以外では、ほぼ塗りなおすこともありません。おすすめ! あと、発色がめっちゃいいので、朝忙しい時に失敗すると悲惨です(そしてクレンジング剤を使わないと落ちない)。リップペンシルで形をとってからの塗布がおすすめです。
んで、自分でメイクすると過剰になりがちですね……本書『美肌塾』はスキンケアに特化した本なのでメイクについてはほとんど触れられていないんですが、これだけしっかり時間と手間をかけたスキンケアに、あさよるの今のスタイルは合ってないかも……。まだまだ自分の好みにこだわってしまってますね。
ファンデーションも、以前はかなり厚塗りが大好きだったんですが、最近は軽めに。パウダーファンデーションで仕上げるようになりましたが、本書『美肌塾』ではリキッドファンデーションがおすすめされていました。久々にやり方を変えてみても良いですね。
たまに読むと昔を思い出す
あさよるは佐伯チズさんの本と20代後半のオシャレ模索時代に出会ったので、ときどきチズさんの本を読み返すと、その頃のことを思い出します。もう10年近く前ですが、気持ち的には今よりもずっと老け込んでいました。そして、オシャレを「したくないもの」「させられているもの」と受け身で、嫌なこととして捉えていたように思います。
だけど、あれから10年近くたってみると、不思議なことにメイクもオシャレも研究して実践するのは年々楽しくなってるし、以前より似合う服や、似合うメイクも増えた気がします。あと、外見的なコンプレックスがガシガシあったのですが、嘘みたいに、憑き物が落ちたみたいになくなりました。今のほうが気持ちも肉体的にも軽くて、若々しくある気がします。
だから、チズさんの本を読むと、塞いで鬱だった20代の頃から、自分がすごく「変わった」のがわかります。気持ち的には「生まれ変わった」ような気分。それくらい、過去の自分と今の自分に隔たりを感じます。
本書を久々に読み返してみて、遠い過去の自分を思い出すとともに、同じように遠くにある未来の自分がどこへ行きつくのか思いが巡ります。だけど、不安はなくて、楽しみが多い。元気が出る読書でした(`・ω・´)b
関連記事:佐伯チズさんの本
- 『美肌革命 お金をかけずにきれいになる』
- 新 美肌革命 -大人の女性の「素肌」と「心」の磨き方
- 『佐伯チズ メソッド 艶つやメイク』|素材から艶やかに
- 『35歳からの美肌カウンセリング』|アラフォー、どう向かえる?
美肌塾
目次情報
はじめに
第1章 メイク以前の美肌の常識
顔剃りはシミ・くすみを招く!
私がオイルクレンジングに反対するわけ
肌には「やさしく、やさしく」が基本
ダブル洗顔をやめると肌は甦る
「つけるのに30分、取るのに5分」はおやめなさい
「ドクターズコスメ信仰」にひとこと
塩害を防ぐとトラブルは消える
自分の脂で最適な化粧直しを
肌老化の原因の7割が紫外線!
トータルで自分を好きになるビューティ・コラム①顔がどんどん上がる「幸せのV字塗り」
第2章 「佐伯肌」の条件――「う・な・は・た・け」進化版
美肌の条件「う・な・は・た・け」
「うるおい肌」 うるおいのある肌って、どんな肌?
「うるおい」セルフチェック
「うるおい肌への道」「なめらか肌」 なめらか肌って、どんな肌?
「なめらかさ」セルフチェック
「なめらか肌への道」「ハリ肌」 ハリのある肌って、どんな肌?
「ハリ」セルフチェック
「ハリ肌への道」「だんりょく肌」 弾力のある肌って、どんな肌?
「だんりょく」セルフチェック
「だんりょく肌への道」「けっしょく肌」 血色のいい肌って、どんな肌?
「けっしょく」セルフチェック
「けっしょく肌への道」ビューティ・コラム②化粧品にも使用期限はあるの?
第3章 肌トラブル――「なぜ」出る?「どう」ケアする?
【シミ・くすみ・クマ】はなぜできる?
原因別シミに効く食材
シミのお手入れ法
シミ・くすみ肌チェック【ニキビ・吹き出物】はなぜできる?
原因別ニキビ・吹き出物に効く食材
ニキビ・吹き出物のお手入れ法
ニキビ・吹き出物肌チェック【シワ・たるみ】はなぜできる?
シワ・たるみのお手入れ法
シワ・たるみの予防方法
シワ・たるみ肌チェックビューティ・コラム③「アンチエイジング」という言葉が嫌い
第4章 「佐伯式」極上のスキンケア
もっとプルプルに!「ローションパック進化版」
被るだけで顔がホカホカ!「お手軽スチームパック」
「ウォーターマッサージ」で即効・肌体力アップ!
混ぜのテクニック スキンケア編「スクラブ剤+洗顔料」
混ぜのテクニック 「SPF+下地クリーム+リキッド・ファンデーション」
正しい「肌断食」でメリハリケア
からだのリズムとお手入れのルールビューティ・コラム④流行遅れの色は混ぜて甦らせる
[袋とじ企画] 初公開!佐伯式「超」スペシャル裏ワザ
裏ワザ①「かたゆで卵」の肌を○○○○でつくる!
裏ワザ②○○○○○○で光を放つ肌に!
裏ワザ③下腹も脚も引き締まる○○○第5章「佐伯式」きれいの総上げ
ボディを磨いてこそ、パーフェクト美人
美肌によく効く佐伯式「温冷入浴」
「自分の香り」をもちましょう
季節ごとのお手入れを!「春・夏」編
季節ごとのお手入れを!「秋・冬」編ビューティ・コラム⑤ マイ・ポケットフード
おわりに
[巻末付録] 佐伯チズ オリジナル「お風呂でお手入れ」シート
毎日のケア
●ローションパック&ラップパック
●リンパマッサージ週1回のケア
●ボディスクラブ
●ウォーターマッサージ
佐伯 チズ(さえき・ちず)
40年間にわたる美容業界での経験から編み出された「佐伯式」ケアとメイク・テクニックの数々。
それを実践して美肌と幸せを手に入れた女性は、16歳の高校生から82歳の女性まで、その数なんと全国で150万人を超えた。
「ローションパック」「ウォーターマッサージ」「肌断食」……。目からウロコのオリジナルテクニックを習得した「佐伯式」ケア“信者”たちの「もっときれいになりたい!」の声に応えるため、「美肌の伝道師」として全国で公演活動を実施中。
62歳を過ぎて、ますます若返る驚異の美肌の持ち主は、悩める女性に勇気と感動を与えるため、今日も奔走している。
コメント
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