『1週間で8割捨てる技術』|最小で最大の幸福を

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『1週間で8割捨てる技術』挿絵イラスト

こんにちは。季節の変わり目、部屋を片付けたい あさよるです。あさよるも以前、思い切って断捨離をしまして、45Lのゴミ袋30~40袋以上捨てた経験があります。驚くべきことは、そんなに捨てたのに「以前、なにを持っていたのかわからない」「一体何を捨てたのかわからない」ことです。大事にしまい込んでいて、一緒に引っ越しもした道具なのに……「大事」と思い込んでいたけど、手放してみると「思い出せない」だなんて……ショック!

んで、新しい今の生活にシフトして、必要なものをその都度買い足していく感じです。ちなみに今、春物のワンピースを1着買うのにひどく悩んでいる。

で、また部屋の中のものが増えて、散らかってきたので、そろそろ持ち物の整理をしたいなあと思いながら、面倒くさいので保留中ですw

この春「変わる」なら

本書『1週間で8割捨てる技術』は片付け・断捨離本で、ミニマリストの生き方を紹介するものです。著者の筆子さんは、モノに執着し捨てられず溜め込むタイプだったそうですが、ある時に自分の荷物の量に驚き、考えが変わります。また、海外留学を期に、カバン一つで留学し、モノを持たない暮らしにシフトしました。

本書を読んで励まされるのは、今まさに「変わろう」としている方でしょう。これまでの生活に一旦区切りをつけて、「これから」のために準備を始めるなら、「片付ける」というステップも待ち受けています。「モノを捨てる」のは精神的にも疲れる作業で、なかなか踏ん切りがつかないなら、断捨離や片付け本を手にしみてください。

筆子さんの本が特徴的なのは、まずは片付けに際し「気持ちをどこへ持っていくか」の話が続き、次に具体的に、7日間で7つのステップでモノを片づける段取りを提案されています。1日目・洋服、2日目・バッグ、3日目・食器、4日目・本、5日目・書類、6日目・雑貨、7日目・思い出の品、ってな具合。それぞれに、捨てるのに迷ったり、くじけそうになったときの励ましも添えて。

『1週間で8割捨てる技術』挿絵イラスト

そう「物を捨てる」ってほんと精神的にくるんですよね……。だから途中でメゲそうになっちゃう。それは「モノを大切にする」って呪文にかかっていることもあるけれども、人には「変わりたくない」という力が働いているからです。「ホメオスタシス」ってやつですね。生物は変化を嫌います。だから、「変わろう」とするには多大なエネルギーが必要なのです。「モノを処分する」というのも、エントロピーを減少させるのですから、力が要ります。

人に励まされたり、労われたり、自分に発破をかけながら取り組みましょう。

ミニマリストは、×捨てる、○選ぶ

本書『1週間で8割捨てる技術』で印象的だった箇所です。

ミニマリストの本質は、できるだけモノを捨てて、何もない部屋に住むことではないと私は思っています。
ミニマリストに共通するのは「レス・イズ・モア」のポリシーと自分らしく暮らそうとしていること。部屋を空っぽにすることではないのです。
(中略)
レス・イズ・モアは、自分が本当に必要なものだけを少しだけ持つ暮らし方です。ミニマリストは「最小限のもので最大限に生きよう」としています。
モノが少ないと、時間とスペースが生まれるので、自分の人生にとって大切なことを見つけやすくなります。モノを減らしながら、大事なものだけに意識を向ければ、節約もできるし、ストレスも減り、より健康になり、時間ができて、自分のやりたいことに集中できます。つまり、より幸せな人生を生きることができるのです。

p.190-191

「ミニマリスト」というとなにもないマンションの一室に一組の布団だけ置いてある図を想像してしまいます。しかし、「何もない部屋」がミニマリストの姿なのではなく、「最小限のもので最大限に生きる」という本質にフォーカスすべきです。だから、ミニマリストの部屋にモノが置いてあっても構わない、それが最小で最大の幸せにつながるものであれば。

ミニマリストは「モノを捨てる」のではなく「モノを選ぶ」生き方であることもわかりますね。あれものこれもと何でも家に持って帰るのではなくて、自分でよく考えて、自分の基準で、自分に必要なもの、ふさわしいものを。それが居心地の良い空間なハズ。

また、モノが少ないと単純に、管理が楽になります。これまで煩わしい雑用に時間を割かれていたのなら、モノが減ることで時間的余裕も生まれます。貴重な時間で、なにをしますか?

片付け本って、誰のための本だろう

ふと、この手の断捨離や片付け本って、一体誰のために書かれた本なんだろうと不思議に思いました。

本書を手にって、実際になにか行動する人は、きっと「すでに変わり始めている人」なんじゃないかと思います。参考にこのような本を手に取るのでしょうが、たとえ本を読まなくても「すでに変わり始めている人」は勝手に一人で変化してゆくでしょう。だって、本人がそれを望んでいるんだから。

「変わりたくない人」「片づけたくない人」は、別に変らなくてもいいし、片づけなくても構わないし、「そのままでいい」ハズです。すでに自分の望むように生きているんですから。

とすると、片付け本って、一体誰に語りかけているんでしょうか。

あさよる的には「すでに片づけた」「すでに変わった人」が読んで、自分のしてきた軌跡を確認するためなのかもな、なんて思いました。あるいは「すでに行動してる人」が、時折進行方向があっているのか現在地を確認するような。

いずれにせよ、この手の本を読んでも、行動する人は勝手にするし、行動しない人はそのままなんじゃなないだろうかと、邪推します。片付け・断捨離に関する本のレビューがパッカリと別れるのも、このせいじゃないのかしら( ̄ヘ ̄)フム

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生活を変えるための本

1週間で8割捨てる技術

1週間で8割捨てる技術

1週間で8割捨てる技術

  • 作者:筆子
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日: 2016-03-18

目次情報

はじめに 8割捨てて2割残す

・なぜ、捨てるべきなのか
・捨てたら人生が変わった!

第1章 今度こそ、捨てる!
――捨てたいのに、捨てられない本当の理由とは?--

30年間、モノを捨てたり増やしたり、を繰り返してきた
「ミニマリスト」にほど遠かった私
・出産と同時にモノが増え始めた!!
・捨てることは心の折り合いをつけること
捨てたいのに捨てられないモノの共通点
・「野望ガラクタ」は捨てにくい
捨てられない人が言いがちな「言い訳ベスト4」
結局、人は変化を恐れてしまう
・自分を変える第一歩としてモノを手放す
「決断離れ」していませんか?
本当に必要なものは2割だけ
・捨てる恐怖を楽しさに変える!

第2章 「捨て方」にも技術があった
――1週間で8割捨てるためのウォーミングアップ――

15分で27個捨ててみる
捨てるのが苦手な人でも必ず捨てられるモノとは?
捨てる行為には盲点があります
ミニマリストの最大の敵は家族かもしれません
・「自分に厳しく、他人に甘く」を心がけよう
・他人は変えられない
捨てる前に必要なのはゴミ袋より「決意表明」
経験者が語る、モノを捨ててよかった理由とは
「持たない生活」でお金が貯まる
・モノを捨てると身軽になる、自由になる

第3章 いよいよ開始!「1週間で8割捨てる」プラン
――「プライムゾーン」からはじめれば、どんな人でもモノは減らせる――

8割はムダなことを知るために
・1週間で「捨てる」経験値を高めよう
ガラクタ問題の根源「プライムゾーン」とは
一気に終わらせようと夢中になりすぎない
・片づけに使う時間は1セット
迷ったら捨てる!
1日目[たんすやクローゼット]洋服を捨てる
・着る服と着ない服を一緒にしてはいけない
・今すぐ捨てられる服、6つのタイプ
・洋服の数が少ないと洗濯が増える?
2日目[押し入れやクローゼット]バッグを捨てる
3日目[キッチン]食器を捨てる
・季節感は食材で演出できる
・すぐにでも捨てたほうがいいキッチンアイテム
4日目[本棚]本を捨てる
5日目[引き出し]書類を捨てる
・試行錯誤してわかった、捨てる書類と捨てない書類
・スクラップはどツボにハマる
6日目[リビングなど]雑貨を捨てる
・文房具は3年で使いきれる量だけ持つ
・キャラクターグッズは視覚的ノイズ
7日目[家全体]思い出の品を捨てる
モノを持たない生活を目指す人が今すぐ捨てるべきモノ

第4章 一生リバウンドしない方法
―モノが増える理由がわかれば、予防策も立てられる!―

捨てたはずが、気づけばモノが増えている!
ガラクタは引き寄せの力が強い
買い物するのは何のため?
・買い物にひそむ見えないコストとは?
・不用品のリメイクや二次利用はできない
食料品以外を買わない「30日チャレンジ」
・買い物が止まられない人の処方箋
「ワン・イン・ワン・アウト」の考え方
買ったら48時間以内に使う
ゴミはなぜか仲間のゴミを呼ぶ
・行為は「完了」させてこそ意味がある
1日15分で捨てグセが身につく
・「表面」はガラクタ退治のフロントライン
「もう捨てられない!」からが本番です
捨てるのがつらくなてきたら…
・困ったときは流しを磨く

第5章 ミニマリストの生きる知恵
――どんな時代も「小さな暮らし」で乗り切る!--

日本に住んでいると、モノ減らしはむずかしい
アメリカのミニマリストたち
好きな服を探す「333プロジェクト」
・大切なことは「自分らしさ」
ミニマリストはモノを減らす人ではない
・最小限のモノで最大限に生きよう
モノを持ちすぎると困るのは老後です
・親の家の片づけでわかったこと
超高齢社会は「ミニマリズム」で生き残る
・私たちを幸せにする「小さな暮らし」

おわりに 捨てることは、自分の未来をつくること

筆子(ふでこ)

カナダ在住、五十路主婦ミニマリスト。
ブログ「筆子ジャーナル」主宰。

1959年生まれ、愛知県出身。付録やおまけが捨てられないモノに執着するタイプだったが、20代後半のあるとき、溜め込んだモノの多さに気づき、愕然!! シンプルライフを志すように。その後、日本での社会人経験を経て、1996年単身カナダね。モノが増えたり、減らしたりを繰り返しながら、ついにシンプルライフを実現する。
現在は、一つ年下の夫、高校生の娘と3人暮らし。

2015年2月、ブログ「筆子ジャーナル」を開設。持たない暮らしや節約に励む日々、日本では得られない海外ミニマリストに関する情報を発信したところ、たちまち月間45万人が閲覧する人気ブログとなった。
本書はシンプルライフの基本ともいえる、「モノの捨て方」について語った初の著書である。

ブログ「筆子ジャーナル」
http://minimalist-fudeko.com/

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