『はじめての哲学』|西洋哲学の偉人くらい、知ってるよね?

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なにをするにも、まずは哲学。

ここから、どんな道へ進む?

イラストにひとめ惚れ(•ө•)♡

『はじめての哲学』との出会いは図書館でした。

何といっても、イラストがかわいい!イラストに惹かれて手に取りました。

西洋哲学の主要人物をマークせよ!

西洋哲学の主要な哲学者14名のプロフィールやエピソードを参照しつつ、それぞれが唱えた考えが紹介されています。

古代ギリシアの哲学者から始まり、「名前は聞いたことあるぞ」って哲学者たちのオンパレード。

中には「ダーウィンって哲学なの?」「デカルトってそういえば哲学者なのね」などなど、他の分野の賢人として知られている人もザックザック。

そして、なにより彼らのイラストがかわいい!

シンプルな線と、可愛らしくコミカルな雰囲気でありながら、やたら上手くって目の保養にもなりました。

「キカッケ」になる本です。「何か」の

はてさて、この本は一体どんな人を読者に想定しているのでしょうか。気がきいた中学生か、高校生以上向けかなぁと思います。

哲学や思想を知るというよりも、「こんな人がいましたよ」「こんなことが起こりましたよ」という“教養”を育む内容です。なんといっても、タイトルが『はじめての哲学』ですからね。

ここから、興味が湧いた分野や人物を調べはじめる、キッカケになる本です。

あらゆる分野へ道は続く

『はじめての哲学』には、たくさんのエッセンスが散りばめられています。

これを「歴史」として見てもいいし、経済や、法律や生物や、数学や物理や、医学や……。本書『はじめての哲学』から延びる道筋は、数限りなく存在します。

また、近代日本には“西洋思想”が大きな意味を持っています。ですが一方で、東洋思想的ものも残っていますし、日本独自の思想や信仰も根強く残っています。

西洋哲学について少し知るだけでも、自分の生活そのものの理由や、見え方に変化が起こる!?面白いですね。

またそれは、現在の国際社会を理解する手がかりにもなりますよ。ヨーロッパの思想、歴史を踏まえて、昨今のニュースを見てみても、発見があるかも。

難しいよ、ワケわかんないよ。だから

ぜひ、10代の人に読んでもらいたい。

ここに収録されているのはエッセンスです。きっと、「哲学」に初めて触れる人には難しく感じるでしょう。

『はじめての哲学』を読んでも、哲学について分かるようにはならないし、もっともっと、アレもコレも、知らないことを補うために、何十冊って、読むべき図書に行き当たるでしょう。

きっと、『はじめての哲学』をキッカケに、これまで全く知らなかった、興味もなかった、まさかそんな方向へ!?なんて分野が開けてくる。そういう可能性があると思います。

まぁ、そういうのは『はじめての哲学』に限らず、哲学の入門書はそういうもんなんでしょうが、なんといってもコレ、イラストがかわいいんです。

はじめての哲学

はじめての哲学

はじめての哲学

  • 作者:石井 郁男
  • 出版社:あすなろ書房
  • 発売日: 2016-02-17

目次情報

まえがき――孔子の人生論

第1章 古代ギリシアの哲学

タレス[哲学の祖]「万物の根源は水だ」
ソクラテス[無知の知]「自分の無知を知っている」
プラトン[イデア論]「善悪二頭立ての馬車」
アリストテレス[万学の祖]「世界最初の動植物園」

第2章 イギリス経験論と大陸合理論

ベーコン[帰納法の哲学]「学問は鷹に似ている」
デカルト[方法序説]「我思う、故に我あり」
カント[純粋理性批判]「認識のコペルニクス的転回」

第3章 ドイツ哲学の全盛期

ヘーゲル[弁証法]「否定なくして発展なし」
ショーペンハウエル[意志の哲学]「意思がすべての源泉だ」
ニーチェ[超人哲学]「小児の無垢の心」

第4章 現代世界への挑戦

ダーウィン[種の起源]「自分の好きなことに没頭する」
マルクス[史的唯物論]「哲学は解釈でなく変革だ」
デューイ[プラグマティズム]「多様性こそ進歩の原因である」
サルトル[実存主義]「自らを未来に向かって投げよ」

あとがき――人間は人間に興味を持つ

石井 郁夫(いしい・いくお)

1932年、北九州市小倉生まれ。1955年、九州大学教育学部(教育哲学)卒業。小・中・高等学校で40年間教鞭をとり、のち西南学院大学、九州国際大学で講師。現在、福岡県立大学、健和看護学院で哲学教師。北九州市森鴎外記念会理事。主な著書に、『驚きと発見の授業』『中学生の勉強法』『日本歴史Q&A』『森鴎外と「戦争論」――小倉左遷の真実――』など多数。

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