一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか? 仕事力を常に120%引き出す自己管理

一流のお金、時間、アクション。

一流は一流の習慣を持っている!

一流の習慣……印象的なタイトルが気になった

『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?』と、タイトルが印象的で、以前見かけてから頭の隅に残っていました。

実際に、「すごいなぁ」と思う人って、みなさん何かしらかの習慣を持っています。ルーチン化してるのかな?ゲン担ぎ的な?など、いろいろ勘ぐってはいましたが、あさよる自身は習慣が身につかない人なので、謎なままでした。

Amazonのランキングでも何度か目にし、たまたま訪れた図書館で見つけたので、読み始めました。

優先順位のつけ方が「一流」と「二流」を分ける

誰にでも、時間は平等。一日たったの24時間(^_^;)

『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?』では、「優先順位」のつけ方を考えさせられました。

都心部に住むと家賃がかさみます。だからと言って、郊外に住居を構えると、通勤時間が長くなります。

「時間を取るか、お金を取るか」という二択で考えてしまいがちですが、大切なのは、時間を節約する“理由”です。「家族との団らん」ですか?「自己研鑚の時間」でしょうか。通勤時間を短縮すると、その分の時間は他のことに割り当てられます。

どうやら、長時間の通勤時間にあまりメリットはないみたいです。あさよる自信、学生時代は片道2時間半使っていた時期もあれば、職場まで1時間半なんてこともザラでした。

自分の「優先順位」を考えた生活プランを

「移動時間に本を読もう」と試みていたのですが、本書『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか』を読んで、別に移動時間じゃなくても、読書の時間を作れるんだった…と気付かされました。

確かに、移動中でなければブログを書いたり絵を描いたり、勉強をしたりと他の使い方もできたハズ。そしてなにより、長時間の通勤or通学は体力的にもキツイのも事実……。

これからは、時間の使いみちを中心に、自分の住居や生活のスタイルを考えてみようと思いました。

睡眠時間を含めた一日の計画を!

明日一日の、朝起きてから寝る前の予定、きっちり決まっていますか?

あさよるは、寝る前に明日の予定を分刻みで計画するようにしていたのですが……いつの間にかその習慣を忘れてしまっていました。

ついつい、頭の中で予定管理をすると、睡眠時間がスッポリ抜け落ちてしまいます。あさよるは睡眠時間に8時間振り分けたいのですが、フワフワした計画だと、5時間、6時間しか眠れなかったり……。

睡眠の大切さは以前読んだ菅原洋平さんの『あなたの人生を変える睡眠の法則』『仕事力が上がる 睡眠の超技法』で知りました。

寝る前に明日の予定を立て、脳の負担を減らすことも、質の良い睡眠には重要です。もちろん、質の良い睡眠は、日中のパフォーマンスにつながります。

さらに、遠藤拓郎さんの『4時間半熟睡法』で、睡眠時間はある程度は変えられると知りました。もちろん、そのためには生活そのものの改善が必要です。

正しく行えば、睡眠時間の短縮も夢じゃないとは、嬉しいです。

お金の優先順位

お金の使い方も、時間の使い方とリンクしています。なぜなら、お金で買える時間もあるからです。

例えば「秘書」!……って、一般人には関係なさそうなワードも飛び出す『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?』です(^_^;) さすが「一流」を目指すだけあって、世界観も違いますね。「ああ、あさよるにも秘書の居る未来もあるのか」と、コンフォートゾーンが広がる思いでした。

お金の使い方と言えば、勉強や読書への投資も、必要なお金の使い方。

さらに、移動にタクシーを使うのか、電車移動も指定席を買うのか……と、お金と時間は切っても切れないもの。自分の行動指針を持っておく必要を感じました。

行動にも優先順位がある?

あさよるは、自分の行動、アクションへの優先度の低さを思い知りました。

メールの返信はいつも、「あとで」「明日に…」と時間を寝かせるのが常です。「反射的に変な返信しちゃいけない」と構えてしまっていたのです。

しかし、『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか』ではそれを一蹴します。

メールは即返信!保留している間中、ずっと頭の片隅で引っかかっているのも能率を下げますし、メールの相手だって、早く返信を受け取れば次の行動へ移せます。

もっとスピーディーな応対を心がけようと思いました。

一流ってなんだろう?

『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?』とタイトルにもあるように「一流」というのは、どういう状態なのかなぁと考えこんでしまいました。

あさよるが思うに、現代社会では「時間」を最も有効に使えることが、最高の贅沢ではないかと思うのです。

限られた時間の中で、なにを成し遂げ、なにをしないか。その指針を明確に持ち、自分の意志で行動するのか、なんとなく、他人に言われるがままに時間を使うのか。

一流と呼ばれる人は、自分の時間を、自分の意志で使うというのは、mast なのかなぁと、思ったのでした。

時間、お金、行動の自己管理は誰にでも当てはまる!

『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?』は、サラリーマンをターゲットとした書籍です。

業務の能率化や起業を促すような内容ではなく、素早い行動の大切さや、お金の使い方についてなど、抽象的な内容が大半です。

ですから、サラリーマン以外でも、自営業者や経営者、学生や主婦or主夫など、幅広い層に当てはまる内容です。

時間、お金、行動など、自己管理は、ブログを書くにもだって役立ちます。

「一流」はどんな分野にもいますからね。

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一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか? 仕事力を常に120%引き出す自己管理

  • 小川 晋平、俣野成敏
  • ‎クロスメディア・パブリッシング
  • 2015/4/14

目次情報

はじめに

第1章 一流と二流を分ける「朝の習慣」

①夜型人間が朝4時起きになれた理由
②やることがなければ早起きできないのは当たり前
③朝はテレビもスマホも新聞も見ない
④朝飯前こそ重要なことをする
⑤成果を出したいなら通勤時間を短く
⑥あえて「やり残し」から手を付ける
column 「指定席にお金を払う」は一流の習慣なのか?

第2章 仕事が最速で動く「昼の習慣」

①自分とアポを入れる
②ムダを見極め徹底的に排除する
③アタマを使わない努力をする
④迷いが出るまで5秒で決まる
⑤サボるときは本気でサボる
⑥昼休みを戦略的に使いこなす
⑦集中できる環境づくりにこだわる
⑧人の時間を使って最大の効果を上げる
⑨いかに早く帰るかを考える
column 「秘書を雇う」は一流の習慣なのか?

第3章 人脈と可能性を広げる「夜の習慣」

①ビジネス交流は趣味だとわきまえる
②夜の時間は人に渡す
③「今日のお酒控えます」は禁句
④家族サービスは量より質
⑤寝ている間も脳にひと働きしてもらう
⑥一日の設計は睡眠時間から立てる
column 「お中元・お歳暮を必ず贈る」は一流の習慣なのか?

第4章 脳と体のキレを上げる「毎日の習慣」

①アイデアを考えるときのコツとは
②判断するときは対局軸を考えるクセをつける
③認識のズレを知り習熟度を高める
④ガラケーユーザーよりスマホ中毒者の方がダサい
⑤情報に振り回されることが「情弱」
⑥感情は解釈次第でいくらでも変わる
⑦食事制限ではなく食生活改善をする
⑧ライフとワークを分けて考えない
⑨「体重」より「体脂肪率」を気にせよ
⑩自己管理は治療より予防を優先
column 「お礼状を手書きで送る」は一流の習慣なのか?

第5章 成長を加速させる「毎週・毎月の習慣」

①毎週、振り返りと課題の整理を行う
②週に1回、必ず会社の掃除をする
③必ず進捗させるプロジェクトを持つ
④支出配分は戦略的に決める
⑤月収23万年で15万円を自己投資に回した過去
⑥趣味でもパーソナルトレーナーを雇う
⑦起業するなら本を1000冊読む
⑧人生を変えた本を尋ねてみる
⑨つまらない映画は15分で帰る
column 「小物にこだわる」は一流の習慣なのか?

第6章 視座を高める「毎年の習慣」

①年始の抱負は「去年と同じ」がベスト
②20年先までカレンダーに予定を入れておく
③将棋の駒であり棋士でもある感覚を持つ
④毎年必ず「資産の棚卸し」をする
⑤自分の評価をコントロールする
⑥師匠を持って自分の常識を変えていく
column 「名刺を使い分ける」は一流の習慣なのか?

第7章 志を貫く「一生の習慣」

①勝負のときはリスク先行
②体験価値にお金を惜しまない
③親孝行と自分孝行をする
④ノーベル賞より社内で一番を目指せ
⑤安定とはいつでも稼ぐことができること
⑥「明日をどう良くするか」だけ考える
⑦人生の北極星はいらない

おわりに

小川 晋平(おがわ・しんぺい)

慶應義塾大学経済学部出身。17歳の時にオンライントレードを始め、大学進学時には億を動かすデイトレーダーになるも、ライブドアショックでご破産に。借金を背負う。
IT系ベンチャー企業でSEとして務めたのち、他企業のオフィスを間借りして初期投資ゼロのコールセンターを24歳で起業。26歳で六本木ヒルズにオフィス移転。28歳で社外取締役含め9社に関与する。自身も時価総額日本Top10企業を含む一部上場企業のコンサルタントとして活動。ライフワークとして起業家、起業志望者と「成果が出る習慣」を学ぶ『チーム100』を主催。

俣野 成敏(またの・なるとし)

1993年、シチズン時計株式会社入社。リストラ候補から一念発起。社内起業での功績が認められ、33歳でグループ約130社の現役最少年の役員に抜擢、さらには40歳で本社召還、史上最年少の上級顧問に就任する。この体験をもとにした『プロフェッショナルサラリーマン』(プレジデント社)を筆頭に、これまでの著作の累計は20万部を超える。2012年独立。複数の事業経営や、投資活動の傍ら、私塾『プロ研』を創設してプロフェッショナルサラリーマンの育成にも力を注いでいる。

コメント

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