『「お湯だけ洗い」であなたの肌がよみがえる!』|上手なお風呂の入り方

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『「お湯だけ洗い」であなたの肌がよみがえる!』挿絵イラスト

こんにちは。冬の乾燥に悩む あさよるです。お風呂上りにニベアのクリームを塗るようしてますが、やっぱ痒い! で、もうすぐ花粉の季節到来だし、気が重い……と、肌ケアを見返したいなあと『「お湯だけ洗い」であなたの肌がよみがえる!』を手に取りました。男性にもオススメです。

本書は医師による著書で、洗剤で洗わなくても、お湯だけでも十分汚れは落ちるんですよ、というお話です。また、医師として、洗剤で洗いすぎて乾燥から身体のトラブルを抱え来院する人の話にも触れておられます。なんと、日本で「毎日ボディーソープで体を洗う」という習慣が広まったのは昭和の頃で、その頃から目に見えて肌の乾燥からの患者の数が増えたそうです。

お湯だけでキレイになる

『「お湯だけ洗い」であなたの肌がよみがえる!』挿絵イラスト

この本の内容、タイトルがすべてです。洗剤を使わなくても、「お湯だけ洗い」で十分、日常の身体の汚れは落ちます。もちろん、職業柄、機械油などの特殊な汚れが身体につく人は専門の洗剤で洗うよう書かれています。あくまで「一般的な身体の汚れ」はお湯で十分、ってことです。

ちなみに、便や尿もお湯だけで洗い流せるそうです。確かに言われてみれば、有機化合物だからお湯で十分。言ってみれば、採れたての野菜についた土を水でザっと洗い流すだけで十分きれいになるのと同じですね。

皮脂汚れも、お湯で流すだけでもだいたい落ちる。で、別に完全に落とす必要もなくって、勝手に落ちるまで放っておいても心配いらないそうです。お化粧する人は、化粧はそれぞれクレンジング剤で落とすのですが、「メイク汚れも少し肌に残っててもいいのよ」という、美容系のコラムでは絶対書かれないことが! これも、別に肌に化粧品が少し残っていても、勝手に肌がターンオーバーして入れ替わってゆくからですね。念のため、「いっぱい残ってる」のはダメですよw クレンジング剤のいらない、お湯で洗い流せる程度の薄化粧にするのも手です。

×洗剤を使うな → ○使ってもいい

『「お湯だけ洗い」であなたの肌がよみがえる!』では、「お湯だけでも汚れは落ちるよ」という話であって、くれぐれも「洗剤を使ってはならない」という本ではありません。本書内でも、洗剤が使いたいなら使えばいいし、むしろ適材適所で洗剤を上手に使うべきなんですよね。

あくまでも、「毎日洗剤で洗わなければならない」と思い込まなくても良いということ。あと「その時々で変えればいい」ということ。どういうことかと言うと、例えば、シャンプーを使わずお湯だけで髪を洗う「湯シャン」というのを始めると「一生、湯シャンしかしてはいけない」わけじゃない。当たり前だけど。「今日は湯シャンにしよう」「今日はシリコン入りシャンプーを使おう」「今日はノンシリコンシャンプーで」てな風に、その都度使うものを変えればいいんですよね。

「お湯だけ洗い」も、お湯だけでも汚れは落ちるんだけど「洗剤でスッキリしたい」日もあるし、なんか肌がヌルヌルしてるなあと思ったら、洗剤を使えばよいのです。臨機応変にね。

気になる「臭い」について

例外もあります。例えば10代の若い人たちは、洗剤を使うことがおすすめされています。若いだけに分泌物が多いんですね。ただし、ニキビが気になるなら、逆に洗いすぎている可能性もあるから、洗剤の頻度を変えてみる。

あと、加齢臭についても。汗自体は臭くないのですが、お風呂に入ってから12時間くらい経つとシャツに汗や皮脂がつき、それを細菌が分解し酸化して「加齢臭」となります。この間の時間が12時間だそうです。夜8時にお風呂に入ったら、朝の8時には匂いを放ち始めるんですな。本書では朝シャン、できれば朝風呂推奨です。

体臭を気にするのはエチケットの範囲でしょうが、無暗にゴシゴシと洗剤で洗いまくると、かえってそれが体臭の原因になっていることもあるそうです。むしろ、科学的な知識を得ることで「必要なこと」「しなくていいこと」が明確になって、取り組みやすいですね。

男性にも!

本書『「お湯だけ洗い」であなたの肌がよみがえる!』は、健康管理や身だしなみのお話ですから、老若男女に当てはまる内容です。特に、男性も手に取ってみてください。というのは女性の場合、美容に興味のある人なら、本書にある肌のしくみや肌表面の細菌の話など、すでに知っている方もいるかもしれないからです。本書に書かれてることってめっちゃシンプルで「汚れはお湯で落ちる」「洗剤を使ってもいい」ってだけですから、物足りない人もいるかも!? それくらい、ど真ん中な内容なんです。

あさよる的に驚いたのは「え、みんな毎日、洗剤で身体洗ってんの!?」ということでしたw 先述した通り、あさよるは乾燥肌で体が痒くなるので、「洗剤で洗わずに済むなら洗わない」のが定番でした>< ちなみに、洗剤も数種類用意していて「今日は界面活性剤の洗剤を」「今日はアルカリ性の洗剤で」「今日は洗浄力が強力なのを」と使い分けにハマっていました。オタク乙w

本書を読んで、楽しく気持ちよく、自分のコンディションに合わせて選べばいいんだと再確認をしました。そのための知識が必要なことも。

関連本

「お湯だけ洗い」であなたの肌がよみがえる!

目次情報

はじめに

第1章
「お湯だけ洗い」で、ほとんどの汚れは洗い流せる

これまでの常識が非常識になる
肌のトラブルは「きれい好き」のせい?
もっと自分の体を信じてみよう
洗いすぎで良いことはありません
皮脂はどこから出てくるか
あの有名人も体を洗っていない
そもそも、体の「汚れ」ってなに?
汚れを「どう落とすか」が問題だった
汗や皮脂も、お湯で洗い落とせる
体も「つけ置き洗い」が基本
皮脂は、取れば取るほど出てくる
ニオイのウルトラマンタイム
積極的に湯船に浸かろう
お風呂の本当のメリット
「ヒートショックプロテイン」を知っていますか?
朝入浴・朝シャワーのススメ

第2章
こうやれば納得!「お湯だけ洗い」入浴法

基本は「つけ置き」と「お湯だけ洗い」
「お湯だけ洗い」はこんなにカンタン!
実践で大切なのは“良い加減”
「つけ置き&お湯だけ洗い」の8つのメリット
ちょっとした工夫でさらに保湿力UP!
どんな洗顔剤や保湿剤がいいの?
脱・全身ボディーローション!
何度のお風呂に浸かるのか?
あなたの“きれい常識”は大丈夫ですか?

第3章
人類が獲得した驚異の肌メカニズム

菌は人類やほかの動物の大先輩だった
私たちの体にはものすごい数の菌が棲んでいる
そして私たちは菌を味方につけた
皮膚の上で常在菌は、どう暮らしている?
清潔すぎがなぜ常在菌にとって脅威なのか
大切な常在菌にとって脅威なのか
大切な常在菌を撃退し、どう暮らしている?
清潔すぎがなぜ常在菌にとって脅威なのか
大切な常在菌を撃退し、悪い菌を歓迎する現代人
石けんやボディーソープの使いすぎで肌が中性やアルカリ性に?
私たちは極薄の“ラップ”に守られている
皮膚が「極薄」になった理由
わずか0.02mmが内なる海を守っている
細胞が生まれ変わるサイクルは4週間
死んでいる細胞(角質)が抗菌剤をつくっていた!
洗いすぎで肌のバリアが壊れる

第4章
自分の「体の声」に耳を傾けよう!

すごいぞ!皮脂・皮脂膜からはじまる保湿の妙
汗は体をどう変える?
汗はまったく汚くないのです
無色透明の汗がなぜ臭うのか?
足のニオイはやっかいです
皮膚の厚みは部位で違う
あなたの“きれい常識”を再確認!
自分の体の声を聞く
やりすぎない

おわりに

高橋 洋子(たかはし・ようこ)

1985年、東京女子医科大学学部卒業。医学博士。東京慈恵会医科大学眼科医、同講師、米国ハーバード大学留学、同志社大学アンチエイジングリサーチセンター准教授等を経て、現在は「みたにアイクリニック」を開業。同時に、アンチエイジングの専門医として抗加齢医学の研究、普及にも取り組む。単なる若返り法にとどまらず、女子がより美しく年齢を重ね、生涯にわたって魅力的に生きるためにはどうすればいいか、体と心、そして脳からのアプローチの可能性についても積極的に探究している。著書に『女医さんがすすめる「魅力が10倍アップ」の法則――あなたのキレイはここから始まる!』(知的生きかた文庫)がある。

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