『大人の語彙力ノート』|齋藤孝式・社会人らしい〈言い換え〉辞典

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こんにちは。あさよるです。タイトルを見て気になっていた本を手に取ると、齋藤孝さんの本である確率がとても高い気がしますw 『大人の語彙力ノート』、気になるじゃないですか。さすが。本書は、たった一言ポロっと使うだけで、印象がガラリと変わっちゃうような言葉を紹介する趣です。基本は、いつも使っている表現を別のものに〈言い換え〉るだけ。

そして、暗に「社会人ならこれくらい、使えるよね……?チラッ」みたいなノリもあるから恐ろしい。あさよるは、どの言葉も「知っている」けれども「使えないなあ~」というものばかりでした。反省。

語彙力、上げます(`・ω・´)b

スマートに〈言い換え〉辞典

本書『大人の語彙力ノート』は、より適切な言葉へ〈言い換え〉方を紹介する本です。たとえば、「なるほど」を「おっりゃる通りです」に言い換えましょう、ってな具合。確かに「なるほどなるほど」って言う人いますね。相手との関係性や話の内容によっては適切ではないので、言い換えましょう。

「すごい」「超」「かわいい」「ちょっと」を連発している時の自分、語彙力のなさを痛感します(苦笑)。また「思う」の連発もよく耳にします。「これから○○しようと思います。△△してもらえたらと思います」と話しの中で「思います思います」ってやつ。「これから○○いたします。△△なさってください」でええんちゃうか!?と内心ツッコんでします。はい、もちろん、あさよるも「思います思います」を連発してると思います。

スマートに話したいものです。丁寧に話しているつもりが、そのせいでおかしな言葉遣いになったり、逆に失礼な言い方をしてることもあります。あさよるの場合「取り繕わず素直な言葉を使おう」と心に決めてまいりましたが、しかしいい年して恥ずかしくないモノ言いもできるようになっていたい。

本書『大人の語彙力ノート』は、「大人ならこれくらいの語彙力あって当然でしょ」って最低ラインを示すものです。学生や新社会人の方はぜひ、ご自身の社会人としての語彙力レべルをチェックしてみてください。また、すでに社会人経験の長い方も、意外と間違った使い方してるから言葉は怖い。念のための確認を。

書き言葉・話し言葉の入門書

本書『大人の語彙力ノート』では、よく使う言い回しの〈言い換え〉が多数紹介されていますが、ざっと見ていると書き言葉と話し言葉が混在している印象です。声に出して言うと堅苦しすぎるかな?と思われるワードもちらほら。しかし、畏まったご挨拶も涼しい顔でこなすからこその社会人。これくらいの言葉が咄嗟に飛び出すものなのか!?

第7章の〈「訪問・宴会・手紙で使える」語彙力カード〉で初回されている言い換え例は、リアルで使ったことない言葉ばっかだぞ!? ちなみにこんな→「いただきだちで恐縮ですが」「おもたせで失礼ですが」「卒爾ながら」「ご厚情、痛み入ります「あらあらかしこ」

あさよるのことは置いといて……(;’∀’)> しかし、「社会人ならこれくらい使えるよね?」ってレベルなんだろうと想像しますので、社会人歴が長い人にとっては「レベルが低くて物足りない」というのが正直なところじゃないでしょうか。想定する読者としては、学生向けかな?

気のきいたブログエントリーをw

ブログを毎日書いていると、結構自分の語彙力にヘコみます。同じ言い回しばっか使ってたり、気の利いたこと書けませんからね……。んで、話し言葉はもっとめちゃめちゃです。喋りながら自分で何言ってるのかわからないなんてことザラだし……。凹むなあ。

本書『大人の語彙力ノート』は、ブロガーの強い味方になるでしょう。他の言葉への〈言い換え〉例が載っているし、〈言い換え〉た言葉のニュアンスや使うシーンも紹介されています。くれぐれも、他人の言葉遣いの揚げ足取りに使わないように(苦笑)。

これでちょっと、真面目っぽい、頭よさそうな記事が書けるようになるといいのになあ。

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大人の語彙力ノート 誰からも「できる!」と思われる

目次情報

はじめに

第1章 「普段の会話で品よく見せる」語彙力ノート

・なるほど→おっしゃる通りです
・大丈夫です→問題ございません
・今、お金がなくて…→今、持ち合わせがなくて…
・わかりません→勉強不足で申し訳ございません
・それでいいです→異存はございません
・楽しみにお待ちしております→首を長くしてお待ちしております
・やばい→大変だ!
・ぶっちゃけて言うと→ありていに言えば
・教えてください→ご教示ください
・上手ですね→お手の物ですね
・すみません、忘れておりました!→すみません、失念しておりました!
・つまらないものですが、お受け取りください→ご笑納ください
・忘れてください→ご放念ください
・伝言です→お言づけがございます
・確認してください→確認のほど、よろしくお願い申し上げあげます
・一緒に行きます→お供させていただきます
・いただく→賜る

第2章 「お願い」するときの語彙力のノート

・お願いして申し訳ございません→お使い立てして申し訳ありません お手を煩わせて申し訳ございません
・どうぞよろしくお願い申し上げます→何卒よろしくお願い申し上げます
・手伝ってください→お力をお貸しください/お手をお貸しください
・知っておいてください→お含みおきください
・見ておいてください→お目通しのほどお願いします
・自分のことを覚えておいてください→お見知りください

第3章 「言いづらいことを言い換える」語彙力ノート

・当日は都合がつきません→当日はあいにく都合がつきません
・残念ですが、おうかがいできません→よんどころない急用ができまして
・絶対無理です→私には荷が勝ちすぎます
・~できません→~しかねます
・苦手なので、勘弁してください→不調法なもので、勘弁してください
・(目下の自分から言いづらい…)→僭越ながら申し上げます
・それを責めるのは間違いでしょう→それはお門違いではないでしょうか
・私のミスです→私の不手際です
・反省しています→平にご容赦ください
・言い過ぎるよ→口が過ぎるよ
・あの人とどうも合わないんだよね→あの人とはしっくりこないんですよね
・一見立派に見えるけど、実際は違うよ→砂上の楼閣だね
・中止になりました→お蔵入りになりました
・あの人の言い方は不愉快だ ウザい→あの人の言い方は耳に当たる
・(こえを言うと自慢になってしまうな…)→手前味噌ですが

第4章 「気持ちを伝える」語彙力ノート

・うれしく思います→冥利に尽きます
・おめでとうございます→慶賀にたえません
・ありがたい言葉に感謝します→もったいないお言葉でございます
・助けていただき→ひとかたならぬご尽力をいただき
・来てくれてありがとうございます→ご足労おかけいいたします
・お送りくださいましてありがとうございます→ご恵贈(恵送)くださいまして、お礼申し上げます
・ごちそうになりました→思わぬ散在をさせていただきました
・(へりくだって)普通のものですが→月並みですが
・残念です→遺憾に思います
・やりたくないなあ→気が乗らないんですよね
・もやもやとしてすっきりしない→しこりが残る
・大変(つらい)ですね→ご心痛のほどお察しします
・ひどい→開いた口がふさがらない
・そのままにしておけない→看過できない
・納得できない→潔しとしない
・ラッキーだったよ→もっけの幸いでした

第5章 メール・口グセで自分を下げない「同じ言葉の繰り返しをなくす」語彙力ノート

・「考えます」を言い換える
・「思う」を言い換える
・「感じる」を言い換える
・「頑張ります」を言い換える
・「すごい」を言い換える
・「確かに」を言い換える
・「かわいい」「素敵」「きれい」を言い換える
・「おいしい」「うまい」を言い換える
・「本当に」を言い換える
・「超」を言い換える
・「多い」「たくさんある」を言い換える
・「少ない」「ちょっと」を言い換える
・順次 逐次 随時
・適宜 適切 適当

第6章 会議・打ち合わせで「できる!」と言われる語彙力ノート

・だいたいのお話の通りです→概ねおっしゃることに同意します
・とりあえずの日程です→暫定的な日程です
・OKです→かしこまりました
・一つにまとめます→一元化します
・いろいろ考えてみたところ→勘案してみたところ
・担当を任される→お役目をいただく
・うまくいくよう努力します→善処します
・主導権を握る→イニシアチブをとる
・定性的 適量的の違い
・他と比べてよい傾向です→相対的によい傾向です
・お客様のビジネスに役立てるため→お客様のビジネスに資するために
・代わりの案をお待ちしました→代替え案をお待ちしました
・朝いち→○時○分と適切に示そう
・コンセプト スキーム フェーズ
・マター タスク
・フィックス ブラッシュアップ ロジック
・アジェンダ レジュメ サマリー エビテンス オルタナティブ
・コミット アサイン アテンド アライアンス
・ボトルネック リソース リスク イノベーション
・インスパイア リスペクト メンター
・ステークホルダー クライアント

第7章 「訪問・宴会・手紙で使える」語彙力ノート

・ごちそうになって恐縮ですが、そろそろ帰ります→いただきだちで恐縮ですが、そろそろお暇させていただきます
・気楽にしてくださいね→心置きなくお過ごしくださいね
・いただきもので失礼ですが→おもたせで失礼ですが
・ご記帳をお願いします→ご芳名をお願いします
・自由にお話ください→ご臨席いただきますようお願い申し上げます
・ご清祥のこととお喜び申し上げます
・様 殿
・突然で恐縮ですが→卒爾ながら
・遅くなりましたが→遅ればせながら
・幸いです→幸甚です
・心よりお礼申し上げます→衷心よりお礼申し上げます
・ご厚誼を賜り、お礼申し上げます
・ご配慮をありがとうございます→ご厚情、痛み入ります
・いつもありがとうございます→いつもお引き立ていただき、ありがとうございます
・久しぶりです→久方ぶりでございます
・お元気ですか?→つつがなくお過ごしですか?
・直接お会いしてお礼申し上げるところ→拝眉の上御礼申し上げるところ
・お体を大切に→ご自愛ください
・敬具→かしこ あらあらかしこ
・寸志 厚志 芳志
・もう一度繰り返します→復唱いたします

第8章 センスが伝わる「季節の言葉」ノート

・春めいてきました
・桜狩り
・風薫る
・秋簾
・篠突く雨
・淡雪
・朝またぎ
・昼日中
・暮れなずむ
・暮夜 小夜

齋藤 孝(さいとう・たかし)

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大学大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。ベストセラー作家、文化人として多くのメディアに、登場。主な著書に『声を出して読みたい日本語』(草思社)をはじめ、『三色ボールペンで読む日本語』、『子どもの語彙力を伸ばすのは、親の務めです。』(KADOKAWA)、『質問力』(筑摩書房)、『1分で大切なことを伝える技術』(PHP新書)、『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)など多数。『語彙力こそが教養である』(KADOKAWA)は17万部を突破するベストセラーに。著書発行部数は1000万部を超える。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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